外国の新聞と雑誌 第384号-第387号(昭和12年9月~10月)
外国の新聞と雑誌 第384号
独逸に於ける資本主義の破壊(V氏)
1 独逸の経済革命
2 貿易管理とその影響
3 物価統制
4 投資統制
5 農業統制
6 貨幣及び信用政策
7 利潤制限
8 労働統制
9 変革の円滑に行われた理由
ロシアの北極地方開拓(H・P・スモルカ)
複雑な拓植計画
航運の系統化
算盤の採れる事業
野菜の栽培は可能
新しい航空路
シベリア土人の社会主義化
事変と蒋政権の将来(長野朗)
一 蒋政権と戦局
二 内包された危機
三 国際関係
四 将来の予想
土耳古の社会的変化(リーロ・リンケ女史)
カイセリ紡績工場
始末におへぬ労働者
職工の養成及び教育
女工の問題
新進技術家の悩み
ロシア勢力と共産主義
社会の変通性
軍隊と農民
政府の農民指導
国民的統一の新しい信条
英国の対外政策(ジャン・マシップ)
まへがき
英国の対属領政策
植民地会議の沿革
愛蘭の立場
1937年会議と国際問題
国際連盟と英国
英国と欧州大陸
ダニューブ流域の国際交流(ヘレン・フィッシア)
2つの協商群
ヒットラーとローマ議定書
独伊協同
伊太利とユーゴースラヴィア
独逸の圧迫に反発する墺地利(オーストリア)
ナチスのチェコ侵入
各国へのナチス宣伝
ポーランドの態度
中欧の鼎沸状態
国際商業会議所大会(「国際情報」誌)
1 国際貿易促進の急務
2 新オスロー協定について
3 新英米通商協定の必要
4 国際商業会議所9回会議の動向
駐日外国通信員の述懐(M・D・ケネデー)
新聞通信の傾向
日本に於ける体験
誇張の誤報
東郷元帥の薨去
国に対する誹譏罪
長岡将軍の髯
G・B・ショウ
参謀本部の手先
新聞の堕落
怪しげな「新聞の自由」
外報日誌(8月16日―同31日)
外国の新聞と雑誌 第385号
西班牙と列強(ウラジミル・ドルムッソン)
まへがき
西班牙内乱の発端
国際粉糾
干渉の禍害
不干渉政策
仏蘭西(フランス)に於ける左右の立場
フランス政府の任務
支那の新鉄道戦略(陳翰笙/ミリアム・S・ファーレ)
合衆国の登場
鉄道は南京政府を強化す
外国品の洪水
五箇年計画
南部及び西部の開拓
新資源を拓く
南京の庇護の下に
支那資本に重きを置く
不履行公債の始末
外国の貸手を誘引
英国との共同借款
英国材料使用
ドイツの資金融通及び現物交換
仏国資本の四川省進出
新しい敷設権争奪戦
条件は以前よりも有利
直接の投資は避ける
市場が第一の動機
英国と日本
日本は資本に欠乏
国際競争の反映
独逸は戦争を賭し得るであらうか
1 次ぎの欧洲戦争の予測
2 独逸の食料問題
3 独逸の鉄鉱と石油資源
4 独逸の財力
5 独逸の戦時経済
6 独逸の人的要素
7 独逸の開戦目標
濠洲の変化する東洋(R・L・カーソイズ)
1 通商
2 国防
3 移民政策
ゲーリング将軍(ルネ・ロオレ)
諸言
人となり
若き日のローマンス
ナチス在野時代
時の勝者
ゲーリングの立場
ゲーリングの未来
ロシアの新軍部首脳(倫敦(ロンドン)タイムス通信員)
ウォロシロフ長官
ブリューヘル元帥
要路の諸将
政府の態度
事変直前迄の対支英国政策(ケート・ミッチェル)
支那改造を援助す
英国の伝統的地位
日本の進出
根本的協定は前途遼遠
初期時代の巨利
香港の重要位置
鉄道借款の競争
支那資本との合弁
独逸との競争
対立せる英国の世論
中立的地位は不可能か?
外報日誌(9月1日―同15日)
外国の新聞と雑誌 第386号
支那の長期抵抗は可能か
一 軍需品の供給
二 支那の財力
三 経済方面
四 国民の思想的方面
五 結論
米国現下の危機と政党
1
民心混乱の原因
強制は伝染的
2
ニュー・ディールと政治的標語
政党の洗濯
悪魔祓いの必要
ニュー・ディール党の実力
共和党尚ほ衰えず
共和党の閲歴
民主党の内訌
新党組織案
共和党の看板塗換案
両派連立案
3
米国主義の特異性
予が信条
4
独逸の軍事資源(フリッツ・ステルンベルグ)
国際資本市場に於ける戦前独逸の地位
国際資本市場に於ける独逸の現状
大戦前及び大戦時の食糧補給
独逸現時の食糧問題
原料資源
世界大戦時の人的資源
独逸現下の人的資源
むすび
赤露粛軍工作の影響(ピュエル・フェルワク)
軍国主義のロシア
スターリンの警察網
ソ聯の「粛軍」と仏・ソ条約
ト元帥は果して間諜を働いたか
戦友トハチェフスキー元帥(J・F・コムペイロ)
まへがき
俘虜時代の元帥
脱走とボルシェビキ入党
内乱時代
革命の虜
運命の悲劇
仏蘭西労働組合の現趨勢(パウル・ヴォシエー)
1 労働総同盟(C・G・T)の方向転換
2 C・G・Tの新計画
3 C・G・T政治的進出とブルム内閣
4 C・G・Tの活動と業績
5 C・G・T並にその他の各種労働組合の主張
6 各種労働組合に於ける新傾向
メキシコの社会革命(チャールス・A・トムソン)
カルデナスの6年計画
現大統領の人物
父権的独裁者
政府の労働施設
挑発的同盟罷業
教育奨励
教会との葛藤
経済的快復
外報日誌(9月16日―30日)
外国の新聞と雑誌 第387号
瑞西(スイス)の防共運動(ルネ・ペイヨ)
ヒットラーと猶逸系瑞西人
仏蘭西系瑞西の動き
人民戦線の退潮
民主主義と共産主義
ブルジョア戦線の統一
戦線統一の効果
ポルトガル「新国家」の政治的構造(ウィリアム・C・アトキンスン)
「新国家」の10則
新国家と共産主義
「家族」への尊重
議会制度
農村会制度
大統領と議政府
一種の独裁政治
露支提携の経緯(長野朗)
はしがき
1 露支復交
2 抗日戦線の作成
3 国共合作
4 露支不可侵条約の締結
5 長期抗戦とロシア
英帝国内に於ける印度の地位(サー・ムハマッド・チャフルラ・カン)
印度の地理的位置
印度の本質的価値
印度の法律並びに其の他の文化
印度人の文化生活如何
印度人の宗教的信仰
英帝国と印度の政治的関係
印度の行政的機構
印度の防備
米国の農業政策(ワーレス農務長官)
土壌保存
農産物の供給及び価格の安定
農家収入の安定
農地保有権の安定
農村子女の給養及び訓育
ソヴィエートの教育事業(***)
新化学「児童実験学」
ポリトグラモタ
歴史教育
文盲の増加
眼の梁は取れず
実を結んだ教育
自国の言葉を知らぬ学生
怪し気な専門家
先生諸君
外報日誌(10月1日―同15日)