外交時報 第３８巻第１号－第５号 ＝ 第４４８号－第４５２号（大正１２年７月～９月）
外交時報 第３８巻第１号・第４４８号 大正１２年７月
時論 芳沢駐支公使を送る 半沢玉城
論説 後藤案を評す（日露会商の必要） 法学博士 末広重雄
モンロー主義と日本 法学博士 米田実
支那の土匪兵士に対する基礎知識 文学士 後藤朝太郎
記事 新に暴露せられたる欧洲の秘密外交（完結） ドクトル 長瀬鳳輔
フウゴー・ステインネス（４） 法学士 沢田謙
支那財政整理問題に就て（下） 本社調査部
呉佩孚氏訪問記 石川安次郎
日露予備交渉を開く迄 一消息通
時報 【欧米】 英露交渉終結
伊太利首相の演説
米土通商条約交渉
外語教授禁止法無効
【支那】 北京政変の真相―張内閣の総辞職
黎総統の退位
黎総統退位後の北京政局
臨城事件の一段落
日支経済断交の実現乎
民国１１年度支那対外貿易概要
外交時報 第３８巻第２号・第４４９号大正１２年７月
論説 支那時局観（結局国際威力を加ふるの外無し） 佐藤安之助
開催せられんとする英帝国会議法学士 有川治助
経済封鎖の法律的概念（完） 塚本毅
仏国の通級選挙と議会 文学士 広瀬哲士
末広博士の「後藤案評」を評す 恵美孝三
記事 古代日露接触の回顧 播磨楢吉
ザイオニズム（４） 法学士 三浦武美
西伯利の研究（完） 東大助教授 今井時郎
墺太利の現在及将来（４） 法学士 円地与四松
時報 【欧米】新軍縮会議の議―英国空軍拡張
船舶禁酒法の励行―米国の領海拡張条約案
羅チ同盟条約更新―勃国革命と小協商
波蘭新内閣成立
【支那】 混沌たる支那政局―総統選挙問題と国会
虚々実々たる各派の対策
臨城事件善後問題
クリスプ借款交渉再燃
対支文化事業法の運用
対支借款団巴里会議の決議―対支投資一般方針
外交時報第４５０号
論説 協調より孤立へ（我対外政策の基調） エー・ビーエー・エム 稲原勝治
「租借地と世の謬見」を読みて 法学博士 山本美越乃
国際通商機関としての外務行政 法学士 蝋山政道
支那排日に対する基礎知識 文学士 後藤朝太郎
世界の石油戦と我国策 庵崎貞俊
記事 非律賓独立可否 本社調査部
英国議会の質問（「英国の衆議院」の（５）） 伊藤亀雄
張作霖将軍訪問記 石川半山
時報 【欧米】 仏国海軍条約―両院討議経過
四国条約も可決
英国首相の演説―賠償方針声明
埃及戒厳令撤廃
国際聯盟協会総会
【支那】 暗雲低迷せる支那政局―南北両国会の対立
排日運動より排外へ
支那共管及び鉄道警備問題
英支威海衛還附交渉終了
西原借款問題の一段落
期待さるゝ芳沢公使
日露会商を覗きて 恵美東台
外交時報 第４５１号
渋沢さんの涙巻頭言
時論 日露交渉の一転機に際して 半沢玉城
論説 新式潜水艦及び毒瓦斯に関する五国条約 海軍中将貴族院議員 男爵 坂本俊篤
三国干渉から露西亜の旅大租借まで（再び） 文学博士 矢野仁一
支那及び露西亜の司法制度 法学博士 稲田周之助
佐藤氏の支那時局観を読む 稲葉君山
民国動乱の本源 文学士 清水泰次
記事 墺太利の現在及び将来 「５」 法学士 円地与四松
対支文化事業に就て 山口昇
時報 【欧米】 近東会議終了―平和条約其他調印
米国務卿対露方針
英国イラーク議定書
濠洲と英帝国会議―ブルース首相の演説
米国大統領逝去
【支那】 国書問題解決の顛末
政機漸く動く―直隷派の作戦成る
東支鉄道附属地帯回収問題の紛糾
注目せらるゝ釐金裁撤令
支那政府内外債総額
雑彙 半沢氏の芳沢公使を送る辞を読みて 岡本剛
暹羅外相の逝去 山口武
日露交渉議事摘要録
内政一瞥 三木喬太郎
外交時報 第４５２号
彼等の予定計画 巻頭言
時論 内田外交の転換機 半沢玉城
論叢 一日本人の弁明 安岡秀夫
賠償問題の根本点（１） 帝大教授神川彦松
支那排日対策如何 佐藤安之助
永代借地権問題と外人土地所有権 法学博士 三瀦信三
帝政の露西亜とサヴィエトの露西亜 帝大助教授 斉藤清太郎
日本海軍の二重脅威 庵崎貞俊
再び仏のルーア占領を論ず ドクトル 宇都宮鼎
国防の根本方針策立の好機 成田篤
英国新内閣成立事情 法学博士 占部百太郎
日支実業聯合機関創設に就て 文学士 後藤朝太郎
対露問題の過現来 エフ・アールエス・エー 高木信威
ハーディングとクーリツヂ 法学博士 米田実
研究 全露同盟の新憲法 播磨楢吉
支那学徒の謬想 朝鮮総督府編纂委員 稲葉岩吉
加奈陀の国際的地位 マスター・オブ・アーツ 小山精一郎
東支鉄道の帰結 細谷清
支那鉄道共管及警備問題本社調査部
時報 【欧米】 最近の賠償問題―英対聯合国折衝
英国首相の声明―賠償経過発送
独逸内閣更迭
華府条約効力発生
【支那】 臨城事件善後交渉開始―支那鉄道警備問題
政局の転機近し
北京政府の財政整理計画―財政整理会の組織
排日運動の緩和
東支鉄道附属地回収問題
双橋無線電信台の完成
最近の露支関係
後継内閣は 一消息通