海軍兵学校第五十期級会回想録　第１号－第１４号（昭和３４年１２月～昭和３７年８月）

第１号　昭和三四、一二、一五発行
回想録前叙詩（中村健夫）
一　回想（前編）（前田多智馬）
まえがき
海軍生活の思い出
二　（一）海軍兵学校生活（寺崎隆治）
（二）練習艦隊の思い出
三　海軍兵学校時代を顧みて（中村健夫）
四　戦前編（安並正俊）
モッブクラスの回顧
五　満洲からソロモンまで（岡本忠雄）
五十期と鈴木貫太郎大将
第２号　昭和三五、三、一発行
江田島健児の歌（神代猛男君遺作）
六　ネープル（松林元哉）
七　江田島懐古（仙波繁雄）
八　回想（有本輝美智）
兵学校時代
九　兵学校時代・遠航の思い出（中川寿雄）
一〇　思い出すまゝ（小沢義雄）
（一）兵学校の頃
（二）遠洋航海
（三）尉官時代
一一　若い頃の書翰集（中川肇）
まえがき
（一）兵学校卒業前
（二）軍艦金剛乗組時代
一二　僕の場合（江藤敏行）
（一）磐手（遠航）
（二）北上（二水戦旗艦）
（三）砲校水校
（四）富士（運用航海練習艦）
（五）霞空
第３号昭和三五、五、一発行
一三　潜水艦勤務（揚田清猪）
戦前
一四　潜水艦勤務二年と級友の思い出（小山貞）
一五　回想（二）（有本輝美智）
前田多智馬の事
懲罰を喰うこと
一六　僕の場合（二）（江藤敏行）
（六）初雪（佐鎮十一掃）
（七）鬼怒（三戦隊禎艦）
（八）知床（佐鎮）
（九）霧島（呉鎮改装中）
（一〇）日向（一戦隊）
（一一）隠戸（呉鎮）
（一二）通校
一七　海軍余談（溝口権七）
（一）「第一水雷艇右、駆足」
（二）シーシック
（三）戦斗射撃の失敗
（四）レスから詑状をとる
一八　若い頃の書翰集（中川肇）
（三）水校時代
（四）鳳翔臨時乗組
（五）続．水校時代
（六）砲校普学生時代
一九　子孫に遺す（永石正孝）
（一）第二期候補生時代（大井乗組）
（二）大井の二年目（馬公警備）
（三）韋乗組（佐鎮警備艦）
第４号昭和三五、七、一、発行
二〇　練習艦隊時代の思い出（中村健夫）
二一　若き日の友情（中垣義幸）
二二　航海長回顧（石坂竹雄）
（一）特務艦青島
（二）測量艦大和
（三）敷設艦厳島
（四）特務艦神威
（五）航空母艦竜驤
二三　艦船勤務と陸上勤務（中川寿雄）
二四　海軍余談（二）（溝口権七）
（五）チンバの入国
（六）珍らしい総衛兵礼式
二五　回想（三）（有本輝美智）
勘察加警備と李ライン問題
二六　僕の場合（三）（江藤敏行）
（一三）長鯨
（一四）神通
（一五）名取
（一六）呉空
（一七）椎通
（一八）蒼竜
（一九）扶桑
二七　プラッグオフィサー（松林元哉）
二八　海軍時代回想（松永敬介）
（一）二、二六事件
（二）英国関係勤務
二九　封鎖作戦の一コマ（中俣勇）
三〇　対潜学校の思い出（今里義光）
第５号　昭和三五、九、一発行
（戦前航空篇）
三一　下駄ばき（渡辺薫雄）
（一）出雲艦長の訓示
（二）ゼンシヤリン
（三）一四式水偵遂に離水せず
（四）プラグ時代
（五）吉原機の太平洋横断
（六）幽霊ヒコーキ
（七）計器飛行
（八）夜間触接
むすび
三二　戦前航空勤務の思い出（佐多直大）
（一）一三式艦攻台湾に飛ぶ
（二）血盟国の拳銃空輸
（三）夜間着艦の思い出
（四）ヘルダイヴァーの実験
三三　航空威力研究会（木田達彦）
得猪治郎の功績を中心とする
全海軍航空関係者の努力空し
三四　子孫に遺す（二）（永石正孝）
（四）偵察学生
（五）弾着観測
（六）台湾海峡での思い出
（七）兵器術練習生
（八）各種飛行実験
（九）支那事変
（イ）初陣南昌夜間攻撃
（ロ）広東初空襲
（ハ）上海に進出　退隊
（一〇）航本補給部
第６号　昭和三五、一一、一、発行
（大戦初期）
三四　山本元帥と第二根拠地隊（今里義光）
三五　特種潜航艇（甲標的蛟竜）（小山貞）
（一）はしがき
（二）戦艦大和、武蔵と甲標的
（三）先駆者
（四）第二次試作及実験のこと
（五）千代田発進実験のこと
（六）兵器採用や基地施設のこと
（七）後日物語
（特種潜航艇の要目）
三六　魚雷の想出（竹大孝志）
（一）真珠湾攻撃の快事
（二）「スラバヤ」海戦の恨事
三七　潜水艦勤務（二）（揚田清猪）
戦時中
（一）特攻作戦
（イ）第一回特種潜航艇第一次攻撃
（ロ）第二回特種潜航艇第二次攻撃
（ハ）第三回回天第一次攻撃
（二）苦心談
（三）失敗談
（四）死没級友の思い出業績
三八　提督の涙（松林元哉）
三九　回想（四）（有本輝美智）
（一）戦歴
（二）戦争前期の感激
四〇　太平洋戦争スピード回想（緒方友兄）
（一）ハワイ作戦
（二）印度洋作戦
（三）ミッドウェイ作戦
四一　海軍時代回想（二）（松永敬介）
（三）ラバウル勤務
（四）ガダルカナル島
四二　作戦余聞（志柿謙吉）
（一）二十四特根にて
四三　僕の場合（江藤敏行）
（二〇）山城
第７号　昭和三六、一、一、発行
（支那事変続篇）
四四　江上作戦（寺崎隆治）
（一）南京攻略作戦
（二）漢口攻略作戦
（三）五十期精神
（大戦中期）
四五　回想（五）（有本輝美智）
（三）キスカに於ける不知火．霰．霞．三艦一挙被雷の真相
（四）ガ島行急行定期便
（五）ルンガ沖夜戦の失敗
高波の最後を見つつ
（六）第三次ソロモン海戦に於ける痛恨
（七）ムンダ輸送の失敗談
（八）コロンバンガラ輸送で乗艦遂に沈没
四六　太平洋戦争スピード回想（二）（緒方友兄）
（四）霰の最後
（五）ラボール勤務
（六）駆遂艦秋月
四七　ショートランドの盆踊り（松林元哉）
四八　老兵のたわごと（仙波繁雄）
戦争の回顧
四九壮年時の友情（中垣義幸）
五〇　山本長官の戦死（中俣勇）
五一　僕の場合（五）（江藤敏行）
（二一）沖鷹
五二　追想（室田勇次郎）
（一）前書き
（二）隼鷹の被雷
五三　子孫に遺す（三）（永石正孝）
（一一）飛竜飛行長
（一二）宇佐空飛行長
第８号　昭和三六、三、一、発行
（北方作戦）
五四　アリュウシャン方面に於ける戦斗（安並正俊）
（一）キスカ島に於ける対空戦斗と気象
（二）補給作戦
（三）アッツ島沖の海戦
（四）アッツ島の玉砕
（五）キスカ島の撤退作戦
むすび
五五　アッツ島沖海戦を観る（斉藤弥吉）
五六キスカ撤収作戦の奇蹟（斉藤弥吉）
五七　太平洋戦争スピード回想（三）（緒方友兄）
（七）キスカ撤収作戦
第９号　昭和三六、五、一、発行
（あ号捷号作戦）
五八　大東亜戦争の回想（寺崎隆治）
（一）マレー作戦
（二）あ号作戦（マリアナ沖海戦）
（三）東久迩宮防衛総司令官から感状を受く
五九　追想録第二（室田勇次郎）
あ号作戦前後に於ける瑞鶴艦内の状況
（一）赴任
（二）あ号作戦前の行動概要
（三）飛行機隊を艦に迎える
（四）塔乗士官銘々小伝
（五）あ号作戦　六月十九日
（六）六月二十日
（七）その後
（八）余録
六〇太平洋戦争スピード回想（四）（緒方友兄）
（八）あ号作戦秋月で参加
（九）レイテ沖海空戦秋月の最後
六一　作戦余聞（二）（志柿謙吉）
（二）あ号作戦
（三）レイテ作戦
レイテ来襲
第三十五軍の行動
海軍電信兵の活躍
竹下宜豊大佐の戦死
レイテ戦の終末
（四）特潜による作戦
（五）セブ島陸上戦斗
六二　予科練から特攻隊員の選抜について（飛田健二郎）
六三　特別攻撃隊事情（木田達彦）
第１０号　昭和三六、七、一、発行
（大戦末期）
六四　作戦余聞（三）（志柿謙吉）
（六）特種潜航艇作戦
（イ）哨戒
（ロ）前進基地
（ハ）ミンダナオ海作戦
（ニ）輸送
（ホ）作戦終結
（ヘ）作戦を顧みて
（ト）乗員のその後
六五　僕の場合（六）（江藤敏行）
（二二）舞鶴
（二三）五航艦
くくり
六六　御奉公最後の軍艦旗の下（中垣義幸）
一二三名の婦女子を救助す
六七　海軍時代回想（三）（松永敬介）
（五）海上交通保護担当課長
（六）終戦の詔勅拝承
六八　大東亜戦争の回想（二）（寺崎隆治）
（四）大本営参謀兼防衛総司令部参謀
（五）小生と陸軍との関係
六九　子孫に遺す（四）（永石正孝）
（一三）二二航戦参謀
（イ）一般経過
（ロ）館山基地で
（ハ）三沢基地で
（ニ）木更津基地で
（ホ）マーシャル群島
（ヘ）マーシャル空の護り
（ト）マーシャルの生活
（チ）級友の想い出
七〇　追想（中村健夫）
宇垣提督を憶う
第１１号　昭和三六、九、一、発行
（戦後篇）
七一　チャンギー獄中記（故日高震作君遺稿）
ことわり（斉藤弥吉）
故日高震作君遺稿
あとがき
七二　戦犯参考人（松永敬介）
七三　終戦処理の一端（吉田英三）
（一）海軍軍需品の放出
（二）占領軍の接収物件
（三）日本内地に於ける回収品
（四）占領地の押収品開発品等
（五）二十三号内火機械の特許権
（六）結び
七四　佐世保に於ける艦艇の引渡、終戦事務について（飛田健二郎）
七五　追想録第三（室田勇次郎）
（一）触雷後長時間人力操柁航行
（二）命懸けで国際通信書と取り組んだ話
（追記）
七六　回想（後編）（前田多智馬）
司令官への転身
戦時中及び戦後
七七　戦後（中俣勇）
医師への転進
七八　終戦後の事ども（中川寿雄）
七九　戦後（仙波繁雄）
八〇　遺家族のシベリア墓参に想う（隈部伝）
第１２号　昭和三六、一一、一、発行
（追悼篇）
八一　弟を憶う（森勝久）
森茂忠のこと（永石正孝）
八二　有近六次君の思出（阿部茂、寺崎隆治、竹大孝志、塚本朋一郎）
八三　田宮百之君を偲ぶ（寺崎隆治、増田正吾）
八四　岡村基春君を偲ぶ（安並正俊）
八五　横山喜一君を偲ぶ（寺崎隆治）
八六　日高震作君を偲ぶ（寺崎隆治、松永敬介）