朝日東亜年報　昭和１８年第２輯

新支那論
（一）支那革命の変遷
（二）支那革命と日支関係
（三）事変と日支関係の根本的是正
（四）南京還都と新支那建設
（五）国民政府参戦の意義
（六）我が新政策の反響
（七）新支那の試煉と玉成
南方建設論
（一）作戦の要求に基く超重点的開発
（二）大東亜共栄圏建設の要諦
（三）東亜民族としての自覚を促進せよ
（四）大東亜広域経済圏の建設の指導方針
第１部　支那戦時経済の分析
一　支那事変後の支那経済の変貌
（一）国府参戦による経済的矛盾の克服
（二）事変後における支那経済の分裂
（１）農村経済力の基礎に立つ重慶政権
（２）日満北支ブロツクの形成
（三）支那経済再編成の方向
（１）事変前における支那経済の半植民地性
（２）和平地区工業の進展と農業の衰退
（３）西南開発と西北建設の実相
（四）事変後における北中支の経済力
（１）北支経済の変貌
（２）中支経済の国際性喪失
（五）戦時インフレの特質
（１）聯銀券推進上の諸困難
（２）中支通貨対策の複雑性
（六）重慶戦時財政経済の再編成
（４）長期抗戦の経済的基礎
（２）外援による初期の抗戦力培養
（３）浙江財閥の抱合心中
（４）米国の重慶支配力強化
（５）インフレの進展と農村経済への依存
（七）農村対策の重要性
（１）中共の施策と発言権の増大
（２）わが方農村対策の根本方針
（３）和平地区農業経済の基礎
（４）農村問題に対する中共の示唆
二　新支那経済政策の課題
（一）対支新経済政策の客観的基礎
（二）新支那経済政策の内容
（１）経済政策の重点
（２）新旧敵産の移管及び返還
（３）収買配給機構の改革
（４）軍票の新規発行廃止
（５）儲備券体制の確立
（三）国民政府戦時経済政策の課題
（１）戦時経済政策綱領
（２）農村の復興
（３）上海経済の再編成
（４）物価問題の深刻性
（５）民族資本の動員
（６）国府財政の確立
（四）北中支経済の調整
第２部　躍進する国内決戦体制
一　内閣改造
（一）改造前の政情と首相の心境
（二）電光石火の改造
（三）内閣改造の意義
（１）内閣改造と外交陣営の刷新
（２）内閣改造と翼政会
（３）内閣改造と翼賛会
二　国家計画の前進
（一）わが国における国家計画の発展
（１）計画経済の萌芽期
（２）計画経済体制の整備期
（３）自給経済への転換期
（二）十八年度国家計画の分析
（１）輸送問題の重要性
（２）超重点主義の採用
（３）計画性の高度化
（４）機動性の重視
（三）国家計画に対する批判
（１）企業性格問題
（２）官庁の対立問題
（３）政治力の問題
三　企業再編成の積極的意義
（一）企業整備の新展開
（二）今次企業整備の特質
（三）整備計画実施上の諸問題
第３部　新生ビルマの建国
一　独立の政治的意義
（一）征戦目的の体得実践
（二）重慶抗戦理論の動揺
（三）印度民衆に対する福音
（四）新構想の道義国家
（五）歴史的独立式典
二　軍政一年の躍進
（一）車政の性格と基礎条件
（二）困難障碍の克服
（三）行政諸機構の整備
（四）交通の復旧開設
（五）増産諸計画の躍進
（六）教育の刷新と日語の普及
（七）防衛軍の編成
（八）国民の精神的更生
三　戦略資源の開発
（一）大東亜共栄圏の一大宝庫
（二）農業資源
（１）米
（２）棉花
（三）鉱産資源
（１）石油
（２）金属類
（四）林産資源
（五）印度経済への拘束力
四　仏教文化の特質
（一）仏教国ビルマ
（二）パゴダー仏教文化の象徴
（三）生活と文化
第４部　反枢軸陣営の諸矛盾
一　ソ聯独自の戦争目的
（一）ソ聯対外政策の本質と特徴
（二）ソ米英結合の矛盾性
（三）第二戦線問題の紛糾
（四）戦後問題と政治的対立
二　米英の基本的対立
（一）戦争目的の相剋
（二）米、世界政策を推進
（三）米国の対英圧迫
（四）米英紛争の諸問題
（１）戦略基地の要求
（２）大西洋憲章をめぐる対立
（五）英国の対米反撃準備
三　濠洲、重慶の忿懣
（一）反枢軸陣営内の被督戦国
（二）濠洲の孤立感愈々深刻
（三）米英の重慶利用価値低下
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