通商破壊戦 2
欧洲戦争海軍軍事調査資料 第三十一号
1 キーリング島
2 「アイシャ」
3 艦内生活
4 愉快なる艦内生活
5 不愉快なる艦内生活
6 パダング
7 「チヨイシング」との邂逅
8 「アイシャ」の最後
9 ペリムよりホデダーへ
10 サナーへ
11 難船
12 襲撃
13 鉄道まで
14 故国へ
タイトルなし
1 出航
「ウオルフ」艦長の受けたる命令
炭庫内の火災
金曜日の出航、海員の迷信
「ウオルフ」の出航
北海の濃霧
「ウオルフ」行動の秘密厳守
無線傍受
航海速力
満載重荷状態
天候の異変
封鎖線突破の夜の出来事
鎮火剤としての砂の利用
灯火の眩晦
艦内修理
太西洋に出づ
2 赤道直下にて
「ウオルフ」の要目
艦内の「クリスマス」
除夜、一九一六年十二月三十一日
「ウオルフ」艦上の赤道祭
3 機雷
南阿に接近して
英国輸送船隊との逢遇
機雷沈置
最初の犠牲
独帝誕辰紀念日
艦内修理、石炭搬出
演習訓練
モウリシアス附近航行
印度洋に於ける機雷沈置
「ウオルセスターシャイア」触雷沈没
頻々たる犠牲と対応策の緩漫
「ペルジユース」触雷大破
「モンゴリア」触雷沈没
4 懐かしき友
商船破壊戦
「チユリテラ」即「グーテン・フエルス」号との邂逅
「イルチス」即「チユリテラ」の乗員と其の行動
無線装置を施す
飛行機の活動
英艦「ニユーカツスル」
汽船「ジャムナ」よりの石炭補給
「ウオルフ」艦上の早発
無線傍受により「イルチス」の運命を予知して印度洋を去る
5 「ウオルフ」の商船狩更に続く
汽船「ウオーヅウオース」
機雷犠牲の価
日本の軍艦に対する捕虜の意嚮
濠洲海面に入る
帆船「デー」
捕虜の取扱
新西蘭方面の活動
日曜島に於て機関の手入
飛行機の活動に依り碇泊中汽船「ワイルナ」の捕獲
「ゼーアドラー」
6 船内爆発
汽船「カムバーランド」の遭難と無線電信
7 アニタ
フイジー島方面への進出―少女の悪戯
8 船長ドナルドセン
七月下旬ニユーギニア近海に達す―汽船「マチユンガ」撃沈
9 捕虜の脱船
10 安眠妨害
九月上旬新嘉坡方面に出現
11 常陸丸
12 本艦の小動物園
13 小「ウオルフ」
帝国軍艦対馬の無電を傍受す―飛行回数、気候の関係
14捕虜
南阿ダーバンに向ふ
西船「イゴツツ・メンデイ」を捕へ石炭を補充す
「チユリテラ」船長ミードス
艦内衛生
15 室内浸水
米帆船「ジヨン、エツチ、キルビイ」撃沈
仏帆船「マレシヤル、ダヴー」撃沈
トリニダツド島東方附近に迂廻
二度目の「クリスマス」
「ストロ、ブローレ」撃沈
浸水
16 帰国
北太西洋の荒天と寒気
外舷仮粧
富永船長
北海に入る
欧洲戦争海軍軍事調査資料 第二十二号
第1章 「モェーヴェ」の戦時任務
最後の準備
出動
大晦日
新年に鴎の産卵
日和待ち
第2章 通商破壊戦
初日の一挙両得
「アッパム」
「クラン、マクタヴイツシユ」との交戦
艦内の印度人
赤道祭と載炭作業
巡洋航海第二期
最初の新聞報道「アッバム」の運命
流言蜚語
封鎖突破と帰国