一億人の昭和史 第7巻第4号 = 第39号(1981年8月)
特別企画 ビッグマン群像
1 溶鉱炉とともに72年(田中熊吉)
2 財界の太陽(渋沢栄一)
3 「社長独裁」で繁栄(岩崎四代)
4 海外進出の先駆(大倉喜八郎)
5 ソロバンと芸術二代(益田孝、太郎)
6 天皇家のコック長(秋山徳蔵)
特集(1) 働く男の現場
士族サマも月給取り
郵便もスピード・アップ
腕が頼りの職人たち
鉄路を切り開く
豪農と小作
はしご車の火消したち
警察官ハ企足スベシ
丁稚どんは五等員の百貨店員
反魂丹の訪問販売
女性に人気の少年車掌
カラー特集
文明開化のメッセンジャー
“神様”の足跡
明治看板大全集
「先用後利」の行商街道
特集(2) ホワイトカラーの進出
エリート銀行員の人生航路
サラリーマンの“メッカ”丸の内
実業振興の金融マン
転職・転業実に23回
特集(3) 転換期の労働者
「職人」から「職工」へ
船台に取り組む
地底に生きる
粗食に耐えた製糸工
徒弟制度の醸造業
労働者の権利を求めて
“赤い国”よりの使者
機械掘りのジャンボ油田
棟梁も技術者に
特別読物
草創期の経済人脈(小島直記)
一途の男たち(羽間乙彦)
友愛会とその役割(松尾洋)
明治・大正月給史(孫田良平)
秀才か人物本位か〈入社試験集〉
ハイカラ男の恨み・嘆き節
特集(4) 商魂商才最前線
商売も“ご一新”
北陸のブック・センター
“もうかりまっか……”
特集(5) 庶民のレジャー
乏しくも楽しく遊ぶ
生活崩壊―関東大震災
《一億人の証言》
高炉の火は消えず(山岡武)
米検査の“神様”(鎌形勲)
道徳と経済の合一説(渋沢栄一)
「朝が早い」と破談(近藤英雄)
牛乳店のはじめ(石井研堂)
軍用雑貨屋(仲田定之助)
押売りとまちがえられた(玉川しんめい)
旺盛な美術愛好家(正木直彦)
銀行の服務規程
男一匹“為替人間”(新井真次)
“潜行艇”と呼ばれた銘酒屋(田面勝太郎)
組織づくりのコツ(加藤勘十)
献立を盗む(秋山徳蔵)
〈データ〉労働争議と労働者の生活
働く男の年表
一億人の広場
編集後記
予告