旬刊読売　第１０巻第１７号（昭和２７年６月）

旬刊読売
第十巻第十七号
昭和二十七年六月
第一章
戦争は起るか
一　判断は確かなものか
二　起るとすればいつか
三　冷たい戦争について
Ａ　発端（協力から抗争へ）
Ｂ　ソ連の攻勢とアメリカの焦燥
Ｃ　トルーマン・ドクトリンから北大西洋同盟へ
Ｄ　舞台はアジアへ
四　一九五二年について
五　一九五三年からの数年について
六　一九六〇年前後について
第二章　米ソの戦略
一　米ソの基本的戦略
二　米ソの軍事戦略思想
Ａ　アメリカの戦略思想
Ｂ　ソ連の戦略思想
第三章　開戦と日本
一　日本の立場
二　極東ソ連の戦力
三アジアの作戦
四　北海道作戦
五　九州、山陰作戦
六　日本通商破壊戦
（潜水艦対策について
生存限度を守る護衛艦艇
太平洋護衛のためどれだけ不足か）第四章　日共第五列
一　軍事委員会の組織
二　革命の尖兵「中核自衛隊」三　自衛隊の中核は青年と北鮮人
四　革命勢力としての朝鮮人
五　バルチザン戦術
六　革命へどう動くか
七　破壊工作のねらいはどこか
第五章　開戦と欧州
一　原爆戦
二　ソ連軍怒涛の地上作戦
三　戦術原爆戦
四　アメリカの反攻
Ａ　生産力の増大
Ｂ　アメリカの反攻
第六章　旧軍人の動き
一　再軍備への系譜
Ａ　新軍編成を叫ぶ旧軍人
Ｂ　作戦家は各研究所ごとに割拠
二　旧軍人の動き
Ａ　どんな軍隊をつくりたいのか
Ｂ　大同団結をはかる
Ｃ　「東亜連盟論」再び脚光をあびる
Ｄ　秋の総選挙をねらう