憲政公論　第６巻第３号（大正１５年３月）

憲政公論
第六巻第三号
大正十五年三月
加藤伯爵肖像
加藤伯未亡人と其の筆跡
各大臣の題字
題言
故総裁を繞る政府者の追憶
国務に殉じたる故加藤総裁（若槻首相）
万事夢の如し（浜口蔵相）
近代日本の生める模範的政治家（片岡商相）
正義の権化加藤伯を憶ふ（早速農相）
鳴呼加藤伯爵（江木法相）
気骨稜々たる加藤高明伯（仙石鉄相）
政治家にして理想家（鈴置倉次郎）
冷然所信に赴く大度量（本田恒之）
趣味の故首相（小山松寿）
新時代の要求せる政界の巨星（山道嚢一）
偉大なる政治家（三木武吉）
出処進退の公明（永井柳太郎）
感激に次ぐ感激（八並武治）
為政家及学者の見たる加藤伯
故加藤高明伯を憶ふ（大隅信常）
加藤伯爵を憶ふ（徳川家達）
予の見たる加藤高明伯（田健次郎）
最近の加藤高明伯（添田寿一）
公正にして私曲なき信念（川上親晴）
深謀遠慮の人（高橋是清）
故加藤高明伯を憶ふ（田中義一）
日本国家の一大損失（床次竹二郎）
加藤伯を惜む所以（寺島誠一郎）加藤伯爵を惜しむ（上山満之進）
条約改正の功労者（犬養毅）
死期を早めた責任観念（尾崎行雄）
英国流の好紳士（山本達雄）
故加藤高明伯を憶ふ（木村清四郎）
元老にも強かつた加藤伯（大石正己）
偉大なる損失（八条隆正）
帝大が生んだ最初の首相（高田早苗）
立憲政治家の典型（田中穂積）
策略を用ゐぬ人（嘉納治五郎）
法諱に因みて（清水竜山）
加藤伯と英外国グクー（広田弘毅）
剃刀陸奥伯の陳謝（市島謙吉）
加藤伯八面観
民衆政治家としての加藤伯（町田忠治）
先覚者としての加藤伯（小泉又次郎）
新日本の救世主（田中善立）
嗚呼普選の祖神（横山勝太郎）
正を踏で懼れざる故伯（望月小太郎）
一月二十二日の一刹那（田中万逸）
大正維新の劃線を描きたる故総裁（栗山博）
外観即内観（建部遯吾）
無常の世に恩愛の父（中原徳太郎）
故総裁の思出で（内ケ崎作三郎）
坐して言ひ起つて行ふの人（土生彰）
余の感じた事ども（河野正義）
私の思ひ出（神田正雄）
我が礼讃の標的（山桝儀重）
加藤総裁を憶ふ（岡本実太郎）
歴代宰相中の第一人者（生方大吉）
予の加藤高明観（加藤十四郎）
栃木県と加藤伯（高橋元四郎）
感銘せる片々（松位郡治）
慈父の如き故総裁を偲びて（関矢孫一）
噫加藤高明伯（一柳仲次郎）
加藤高明伯を憶ふ（神部為蔵）
輓歌（菊地松堂）
故総裁の人間味（真鍋儀十）
我観加藤剛堂伯（小川兼四郎）
外観が示す故総裁の全面（三木麟）
飾りなき人格の表現（吉瀬才一郎）
余の見たる加藤高明伯（須藤喜三郎）
其の先見其の節操（森原嘉逸）
全国新聞代表者の加藤高明観
加藤首相を悼む（徳富蘇峰）
熾烈なる愛国心（大谷誠夫）
私の見た加藤高明伯（中尾竜夫）
細心にして放瞻なりし故総裁（山田毅一）
印象の深い加藤伯の満足顔（小野謙一）
今日蓮の如き性格及信念（小林橘川）
政界の明星（田中虎登）
加藤伯を憶ふ（内藤隆）
失意泰然得意平然（天野敬太郎）
加藤伯に対する噂さ（川村朴人）
超世的政治家（風見章）
其の名の人格的表現（中島喜平）
故総裁と故加藤恒忠氏（武知勇記）
二十三年前の加藤伯（東清次郎）
故伯と同車して（関魚川）
東洋流政治家の範を超脱せる加藤伯（安東和風）
逝去の翌日に現はれた都下各新聞の論調
加藤首相の死を悼む（東京朝日新聞社）
首相逝く（東京日々新聞社）
加藤首相の死と後継内閣（報知新聞社）
依然憲政会内閣たるべし（時事新報社）
加藤首相の薨去（万朝報社）
加藤首相薨去（都新聞社）
首相長逝後の政局（国民新聞社）
首相加藤伯逝く（やまと新聞社）
支那紙に映じたる加藤伯
将来に期待の多かつた加藤伯（上海タイムス社）
日本の政党政治の為に惜む（上海商報社）
極東政治史上の光輝（益世報社）
外交方針の変更は無用（晨報社）
国際新聞の見たる加藤伯
回顧深き日英同盟（モーニングポスト）
偉大なる外交家の死を悼む（ベルリン夕刊）
錬達せる水先案内（ル、ジユルナル）
輓近日本政治の中心的人物（ニユークタイムス）
加藤伯爵の閲歴
発病より長逝まで
涙と礼讃に彩られた弔詞の数々
全国各地に行はれた遥弔式
葬儀委員