日露戦争実記 第6編(明治37年4月)
日露戦争実記
第六編
明治三七年四月
口絵
伏見宮第一師団長殿下
韓国派遣大使伊藤博文侯
旅順口西港と老虎尾半島の砲台
同港内海岸通りの市街
陸軍少将藤井茂太君、陸軍少将伊地知幸介君
来朝中の清国皇族溥倫貝勅殿下、同韓国前内蔵院卿李容翊
遣韓大使随行員枢密員書記官長都築馨六君、陸軍少将宇佐川一正君、海軍少将坂本俊篤君、侍従子爵東園基愛君
常備艦隊参謀長海軍大佐島村速雄君、敷島艦副長海軍中佐吉見乾海君、富士艦副長海軍中佐臼井乾蔵君
磐手艦副長海軍中佐今井兼胤君、吾妻艦副長海軍中佐松村竜雄君、千代田艦長海軍大佐村上格一君、
浪速艦長海軍大佐和田賢助君、須摩艦長海軍大佐土屋保君、吉野艦長海軍大佐佐伯〓君
工兵第二大隊活動前の整列
在韓帝国軍隊の進発
露国負傷兵仁川出発日本へ護送の光景
日露戦争実記
紀念すべき先鋒隊の活動
第五回旅順攻撃の詳報
驚くべき我弾丸の威力
旅順勇戦負傷者の消息
敵国誣妾の第二弁駁
敗報に接せる敵国民の激昂
痛快なる軍国議会の開会
益々深厚を加ふ日韓の交情
旅順攻撃富士艦の奮戦
浦港砲撃の実〓談
日韓議定書成立の由来
捲土〓来の夢想
驚天動地旅順口第二回の閉塞
世界の反響
露国新聞の負惜み
日露海軍の優劣
墺伊両国の意向
露国作戦の無能
日韓議定書に対する米国の感情
博覧会に於ける日本
欧州列強と露国
其他数件
戦時評論
戦争留守居談(三)(石黒忠悳)
露国の軍隊輸送談(子爵 曾我祐準)
戦局の話(伯爵 大隈重信)
私船と捕獲(法学士 広中佐兵衛)
露西亜
露西亜人気質(露国新帰朝者 西海枝静)
露国陸軍の組織(陸軍大尉 須永友四郎)
露国軍隊輜重の新編制(陸軍大尉 三界居士)
露国赤十字社(厳南生)
韓半島
京城案内(在京城 金沢庄三郎)
日本魂
当時の駐韓公使小村と露公使ウエバー(青木大明)
長谷川近衛師団長
駆逐隊猛将の面影
負傷せる島少尉
伊藤少尉候補生
機関兵の惨死
敵弾に〓れし五勇士
陸戦の第一戦死者
浦港海上の悲壮
戦争文学
詩
和歌
俳句 新体詩
軍歌
進軍曲(田山花袋)
征露笑報(江口岳東)
戦時通信
韓京通信(第一、二、三信)(在京城 長谷川金次郎)
鎮南浦通信(第一信)(特置通信員)
第五信(在広島 片山春帆)
奉公美談
今度の金鵄無論私さ
涙を垂れて従軍を願う
必ずや天晴の働きせん
一仕事するのを見て居て下さい
昼夜徒歩して入営す
さても奇特なる心掛哉
義侠の夫婦
流石は昔気質の一徹
多年蓄積の婚嫁料を献す
博進社事務員及職工の献金
其他九件
外交公文
日露外交文書
軍国時事
雲の上近き御消息
伏見宮妃殿下の御消息
難有御覚悟
御手製の繃帯御下賜
溥倫貝勅参内と勲章御贈進
故石黒水兵へ位記追賜
平壌小衝突の斥候兵
駆逐隊の決戦員
国庫債券応募の成蹟
其他