画報近代百年史　第１６集（昭和２７年１０月）

画報近代百年史
第十六集
昭和２７年１０月発行
流民図＝蒋兆和画冊
一片に万感のせて＝切符制実施
第二次近衛内閣成立＝三国同盟めざして
近衛新体制の発足＝政党先を争つて解消す
ぜいたくは敵だ！＝奢侈品等製造販売制限規則
北部仏印進駐＝一つふさげば、また次の道
「平和の盟約」という＝日独伊三国軍事同盟
大政翼賛会の発会＝上意下達・下意上通
”紀元は二千六百年”＝神話すなわち国史なり
最後の重臣西園寺公望死す＝明治・大正・昭和三代の政治家
腹の切換え・米屋の切換え＝米穀通帳の誕生日
”映画は国策に沿わざるべからず”＝「映画法」の公布
てんやわんや＝戦陣訓・企画院事件・国民学校
日ソ中立条約の締結＝松岡をあやつつたものは誰か
軍国の母と靖国の遺児
独ソついに戦う＝新局面に入つた第二次大戦
ＡＢＣＤ包囲陣の脅威＝松岡外交の自爆と大西洋憲章
東条サーベル内閣出現す＝人間たまには清水の舞台から
”愛情は降る星の如く”＝ゾルゲ事件
来棲大使アメリカに飛ぶ＝最後の日米交渉
モスクワについ陥落せず＝冬将軍来
”天祐を保有し”＝その歴史的な朝
伝統のダマシ討ち＝ハワイ・マレー沖海戦
ＡＢＣＤ包囲陣崩る＝マレー・ホンコン・フィリッピン
戦う婦人会＝三〇〇〇万婦人の武装
シンガポール落つ＝”イエスかノーか”
南方の建設＝共栄圏の夢成るか
パターン「死の行進」＝日本軍比島占領
”宮城は御安泰なり”＝日本本土初空襲
今日はよくさんせんきよの日＝翼壮・翼政・翼賛選挙
”絶対矛盾的自己同一”＝諸学奉国
運命の分岐点＝ミッドウェー海戦
ソロモンの落日＝ガダルカナル争奪戦
ジャングルの死闘＝ガダルカナル・ニューギニア作戦
スターリングラード攻防戦＝”降伏なき民”
独ソ戦の漫画＝ククルィニクスィとクロコディール
戦時正月＝巷の表情
山本司令長官戦死＝転進そして玉砕はじまる
アメリカ総反攻を開始す＝リメムバー・ザ・パールハーバー
学徒動員＝「失われた青春」か？
ファッショ・イタリアの崩壊＝バドリオ出現
「共栄圏」の茶番劇＝大東亜会議始終
バケツ・みそぎの明け暮れ＝戦時国内風景
戦局日に非なり＝マキン・タラワ玉砕