画報近代百年史 第1集(昭和26年7月)
画報近代百年史
第一集
昭和26年7月発行
口絵 アメリカ軍艦サスケハナ号(色刷)
一八五〇年=東亜に警鐘は響く
砲火に開かれた中国=アヘン戦争
タイクンの国=太平の世相
天保の世相=混乱の世の中
新しい学問の芽生え=先駆者たち
長崎出島のオランダ屋敷=鎖国の窓
革命の嵐と黄金の潮=一八四八年のヨーロッパとアメリカ
ペリー艦隊の航跡=ノーフォークから沖縄まで
沖縄と小笠原=この時も沖縄が根拠地となつた
太平のねむりをさます蒸汽船=黒船来る
ペリー再び来る=黒船は江戸湾にまで入つてきた
日米交歓(1)=国粋の精華をを見せはしたものの
日米交歓(2)
米国大統領のプレゼント=西洋文明に圧倒される日本人
神奈川条約=ペリー去る
華南の一角からあがつた反満ののろし=太平天国の乱
ロシアの使節=オロシャの船で長崎港は大さわぎ
京阪地方も大さわぎ=大阪湾に現われたロシア軍艦
日本製外国船第一号=つなみで沈んで日本で造船
安政の世相(1)=地震・雷・火事・コレラ
安政の世相(2)
ハリス来る=翻る最初の領事館旗
ハリスの江戸登城=中国の情勢を利用して通商条約を結ぶ
アロー号事件=ふみつけられたユニオン・ジャック
そのころのインド=ガンジス河を赤く染めたインド人の血
尊攘志士に示されたもの=いわゆる安政仮条約
ヨコハマの開港=先ず遊郭の設置から
ヨコハマの繁栄(色刷)
井伊直弼の登場=赤鬼が現われて大いに独裁者ぶりを発揮した
安政の大獄=赤鬼大いに弾圧す
桜田門外の変=雛の節句に雪が降り
はじめて外国に使した人々=遣米使節
まかり通る遣米使節
咸臨丸の試練=太平洋横断に成功
プロシヤ使節の見た日本と中国
プロシヤ使節の見た日本=「プロシヤの東方アジア遠征記」より(色刷)
やぶにらみはごめん=遣欧使節
嫌々ながらのお輿入=和宮降嫁
首はあるなどと供方自慢をし=坂下事件
足軽・仲間の失業=幕政改革
異国情調=開港場の夷人風俗
物価は上る=国民を窮乏させた外国貿易
外人殺傷事件(1)=犯人地下にもぐつてつかまらず
外人殺傷事件(2)
生麦事件=大名行列をおかす「夷狄」は
激派粛正の上意打ち=寺田屋事件
天誅=荒れくるうテロリズム
将軍上洛=前代未聞!将軍天皇の許に出向く
攘夷祈願=これまた前代未聞!天皇が御所の外に出る
年表