歴史と人物 第11年第2号 = 第115号(1981年2月)
歴史と人物 第11年第2号 第115号
古語拾遺 文学が饒舌になれバ歴史は沈黙に還る 綱淵謙錠
◆ぷろふぃーる◆ 歴史を凝視する(綱淵謙錠氏) 磯貝勝太郎
史壇散策 吉田光栄寺(相豆古寺散歩の2) (中村真一郎)
大平文庫 (森田一)
曾祖父のことども (佐野正巳)
則天武后と“無字の碑” (松浦正隆)
ジャガタラ文の発信地 (古川薫)
特集 証言二・二六事件
蹶起軍将士と軍法会議判士が語る そのとき私は <座談会> 池田俊彦 今泉義道 佐々木喜市 杉田一次
暁の伝令使となる 伊藤常男
こめかみに残る弾痕 片倉衷 聞き手・秦郁彦
内閣官房総務課長 事件4日間のスリル 横溝光暉
海軍首脳の決意と行動 野村実
ドキュメント 二・二六事件の全貌(100枚) 土門周平 <小目次> 1前奏曲 2前駆事件 3爆発直前
その日の朝日新聞社 師岡永造
その日の海軍省 小島秀雄
もう1つの昭和維新運動 常岡滝雄
『陸軍大臣要望』にみる軍人像 高橋正衛
未発表資料 二、二六事件日誌 小松光彦
特集グラビア 奇跡の生存―首相岡田啓介の生涯
特設軍法会議傍聴の記 金子桂
渦中の人物 真崎大将を弁護する 田崎末松
処刑された人々の怨念 河野司
合戦屏風覚書 成瀬正俊
神功皇后説話について(3) 古代史の迷路を歩く 黒岩重吾
愚管抄 史書を読む 坂本太郎
武士は侍か 大江戸の常識 大石慎三郎
清正公敬慕の異色の気風 民謡のふるさと 伊藤桂一
■カラー口絵■ おてもやん(熊本県) 撮影 伊藤桂一
人物食物誌・こんにゃく談義 荻昌弘
江戸幕府秘蔵絵図散歩・新島襄旧宅など児玉幸多
姓氏千一夜・坊さんの苗字 丹羽基二
漢法管見・誇大広告を見抜いた大田南畝 伊沢凡人
ノルマントン号事件の陰に 読者の綴る郷土の話題 橋田残丘
み仏の里・国東 グラビア・歴史の跡を訪ねる 撮影 グループSYS 文 吉岡一生
れきしサロン <今月の教訓> 兵戦は好むなかれ忘るるなかれ 桑田忠親
<横綱紙碑>横綱より強い大関たち 小島貞二
<博物館案内> 紙の博物館(東京都) 西遊馬
<特産品の歴史> 練馬大根 筑波常治
<こわいこわい咄> 青衣の女人 牧田茂
<王朝の女流歌人> 近江朝の才女額田王 岡野弘彦
好評連載 氷(ひょうりん)輪(20) 永井路子
三井物産初代社長 益田孝(2) 小島直記
華麗なる地平線史詩・浅井長政(2) 笹沢左保
グラビア・<伝統にいどむ>永橋和雄
今月の話題
私の戦記・岩崎金彦
新刊紹介
ハガキ通信