水交社記事 第33巻第1号-第33巻第6号 = 第278号-第283号(昭和10年2月~12月)
水交社記事 第三十三巻 第一号
口絵
一、故元帥海軍大将有栖川宮威仁親王殿下と故海軍大将吉松茂太郎閣下
二、軍令部総長殿下凱旋小林前駐満海軍部司令官御召午餐会
三、水交神社新築落成遷座祭
四、西班牙候補生練習艦々長「モレーノ」中佐海軍大臣訪問
五、東京水交社ニ於ケル社員年始会
六、米海軍硬式航空船「メーコン」号と関西地方大暴風雨大阪港被害状況写真
彙報
在庫書籍調
水交社役員、東京水交社役員、並職員
記事
有棲川宮の御事蹟(海軍中将 千坂智次郎)
我が海軍と威仁親王殿下(海軍中将子爵 小笠原長生)
沈勇吉松艦長 吉松海軍大将追悼(海軍大将 野村吉三郎)
帝国海軍の発達-古代より近代に至る海事梗概(海軍中将 有馬寛)
水交社と七の因縁(海軍造兵中将 沢鑑之丞)
副長虎の巻(海軍大佐 土田斉)
航空船に就て(海軍機関大佐庄司健吉)
日本学生航空聯盟海洋部の使命(海軍大佐 松原雅太)
戦闘力自乗比の法則と人的、物的要素(海軍中佐 小島正)
散布界及散布状況に就て(海軍中佐 磯恵)
大阪地方船舶港湾風水害状況及救難復旧状況(佐世保海軍港務部)
五分間講話資料 「テレヴイジヨンの話」(海軍機関大佐 大西三郎)
文苑
まさを空(海軍主計少将 夏雲子)
池辺の鶴(海軍大佐 中村虎之助)
機上片々(海軍少佐 高橋俊策)
海上賦(主事 天ケ瀬行雄)
雑録
西班牙練習艦来航
華府条約廃止通告(外務省告示一二六号)
高橋(達和)特務少尉の美挙(「国の御柱」日訓柱かけの配布)
国の御柱掲揚運動に就て(海軍特務少尉 高橋達和)
国防資金、恤兵金品献納高
童心報国
丹心報国
第三十二巻第四号、「英海軍濫觴の地緑威」誤字訂正表
「エチオピア」外相著「大日本」に就て
前号印刷正誤
編輯後記
社員住所異動調
水交社記事 第三十三巻 第二号
口絵
一、上海事変当時第三艦隊司令長官海軍大将野村吉三郎閣下
二、虹口「クリーク」進出の上海海軍特別陸戦隊第三大隊第七中隊
三、宝山路敵陣地攻撃の同第二大隊野砲隊
四、大場鎮の敵の逃穴-三義里附近の戦跡-捕縛小盗と「盗人如斯」の貼紙-大井陸戦隊中隊本部と三義里陣地-三階迄野砲引上げ砲撃の光景
五、占領後の呉淞砲台-三義里敵弾の跡-灰燼に帰した商武図書館屋上
六、宝興路進出の上海海軍特別陸戦隊第三大隊第七中隊第一陣地
七、宝山路宝興路交叉点の敵陣地(商務図書館と商務印書館)
八、呉淞橋の敵陣地(写生)
九、三月七日呉淞攻撃の光景(写生)
一〇、天覧に供し奉りたる呉淞要塞攻略見取図(木幡大佐写)
彙報
在庫書籍調
水交社役員、東京水交社役員、並職員
記事
一、陸戦より見たる上海事変の雑観(海軍中佐 武田勇)
二、上海事変に於ける医務隊の追想(海軍軍医中佐 今田以武生)
三、上海事変より得たる教訓と回想(海軍少佐 市川重)
四、上海事変回想(海軍機関少佐増岡増造)
五、本部医務隊実戦気分の追想(海軍軍医少佐 宮原国雄)
六、陣中雑感(海軍主計少佐 大和田勉)
七、事変直前の上海の一瞥(海軍大尉 土山広端)
八、改装工事余話(海軍造船大尉 山口宗夫)
九、大和魂の権化(海軍地雷三勇士)(海軍特務中尉 鈴木仲助)
一〇、上海事変体験記(海軍特務中尉 仲地幸二)
一一、焼打隊指揮官としての所感(海軍特務中尉 中瀬庄七)
一二、上海事変の事に就て(海軍機関特務中尉 山縣栄)
一三、特別陸戦隊戦闘体験談(海軍特務少尉 宮崎直蔵)
一五、植松指揮官の部下思ひ其他(海軍特務少尉 山内亀六)
一六、陣中より得たる教訓及び衛生隊に就て(海軍看護特務少尉 佐藤数馬)
一七、終生忘れ難き生きた教訓(海軍主計特務少尉 遊佐栄)
一八、戦闘体験談と陣中美談及び宣伝に就て(海軍兵曹長 吉永岩次)
一九、上海事変に於ける通信隊(海軍兵曹長 石川英憲)
文苑
一、上海事件を偲ぶ(短歌)(海軍中佐 TK生)
二、第三艦隊警備の歌(軍歌)(海軍少佐 酒井慶三)
ラヂオ・ドラマ 風雲の上海(海軍少佐 酒井慶三)
戯曲(中井泰孝脚色)
塩崎兵曹長(海軍少佐 酒井慶三)
編輯後記
次号予告
別冊部外秘(現役社員に限る)
一、補給戦のうたかた(海軍大佐 土田斉)
二、上海事変の回顧(海軍中佐 友貞操一)
三、便衣隊(海軍少佐 多田野佐七郎)
四、上海事変中の天候と之が彼我飛行機の行動に及したる影響(海軍少佐 石原英雄)
五、上海事変街頭所感(海軍主計少佐 前田仁三郎)
六、上海を爆撃する迄の苦心と戦闘状況(海軍大尉 今川福雄)
七、上海事変追憶断片秘録(海軍大尉 坂井倉一)
水交社記事 第三十三巻 第三号
口絵
一、上海事変当時第二艦隊司令長官 海軍大将未次信正閣下
二、当時上海海軍特別陸戦隊司令官 海軍少将植松練磨閣下
三、二月二十三日敵飛行機来襲に待機せる第六大隊第五中隊第二小隊
四、二月四日虬江路より進出宝山路敵陣地砲撃中の第二大隊野砲隊
五、二月三日天通庵駅陣地に於て進撃直前の第二大隊の一部
六、大場鎮第一大隊外線陣地の「カモフラージユ」-虹口警備区にて我歩哨に捕へられし敵陣中隊長-我陸戦隊閘北古據の布告に見入る中華国人-三義里中隊本部にて銃剣を磨く兵員-二月始めの虬江路陣地
七、大場鎮に於ける我爆弾威力の跡-敵軍の壁書宣伝文字-北停車場附近の敵屋上陣地
八、敵便衣隊を射撃中の我陸戦隊兵員
九、後方警備区域内に於ける街頭検索
一〇、閘北掃蕩戦後の荒涼たる虬江路の警戒(坂口繁太郎特務中尉画)
彙報
在庫書籍調
水交社役員、東京水交社役員、並職員
記事
一、上海事変補給の思ひ出を語る(海軍大佐 土田斉)
二、上海事変の回顧並に感想(海軍機関大佐 玉井三之助)
三、戦傷者に発生したる瓦斯壊疽に就て(海軍軍医大佐医学博士 柴田敏夫)
四、上海事変所感(海軍中佐 三塚俊男)
五、上海事変の回顧並に体験談(海軍中佐 太田実)
六、戦場談片(海軍少佐 鈴木光信)
七、上海事変雑感(海軍機関少佐 萩原勘一)
八、上海事変の回顧(海軍大尉 二神延三)
九、陣中雑感(海軍大尉 内田信雄)
一〇、上海事変瑣談(海軍軍医大尉 武藤経世)
一一、上海事変の回顧(海軍主計大将 大芝英次)
一二、上海事変陣中日誌(海軍特務大尉 梅下甚五郎)
一三、我海軍陸戦隊員と支那人(海軍特務中尉 竹山 安次)
一四、特別陸戦隊戦闘体験(海軍特務中尉 寺坂伊之吉)
一五、昭和七年二月九日の追想(海軍特務中尉 海老原豊次)
一六、隠れたる美談(海軍特務少尉 上田精一)
一七、上海特志学院付近の敵情偵察(海軍特務少尉 川崎渉)
一八、軍服と靴(海軍特務少尉 萩岡秀一)
一九、上海事変に於ける便衣隊に就て(海軍看護特務少尉 俵藤市)
二〇、上海事変給与の思ひ出(海軍主計特務少尉 高木栄三郎)
二一、実戦に対する体験(海軍兵曹長 後藤梅吉)
二二、上海事変の回顧(海軍兵曹長 村上森一)
二三、上海戦より得たる吾人の体験並に述懐(海軍機関兵曹長 磯田三治)
二四、第七大隊主計隊戦闘体験談(海軍主計兵曹長 佐藤芳雄)
文苑
一、上海航空戦(軍歌)(海軍少佐 酒井慶三)
二、上海事変海軍戦死者忠魂碑の歌(海軍少佐 酒井慶三)
三、軍艦平戸にて(短歌)(海軍軍医少佐 長置盛保)
四、陣中吟(短歌)(海軍主計兵曹長 井村守衛)
ラヂオ・ドラマ 江南に散る花(海軍少佐 酒井慶三)
編輯後記
別冊部外秘(現役社員に限る)
一、上海事変後方警備司令部の活動(海軍大佐 別府明朋)
二、七了口揚陸戦闘手記其他(海軍中佐 大杉守一)
三、駆逐艦弥生記念軍艦旗経歴(海軍中佐 西岡茂泰)
四、空襲第一陣(海軍中佐小山茂)
五、上海事変の回顧(海軍少佐 瀬戸山安秀)
六、閘北の敵はどんな戦闘をしたか(海軍少佐 山田達也)
七、上海事変の後方連絡任務に従事して(海軍大尉 加茂喜代之)
八、三義里占拠まで並に所感(海軍大尉 岡村武男)
九、空襲実験記(海軍大尉 田中一)
一〇、断片(海軍大尉 中山定義)
一一、上海事変の我機銃に就て(海軍大尉 工藤兼男)
一二、上海事変の衛生隊に就て(海軍軍医大尉 池上保雄)
一三、市街戦砲に就て(海軍兵曹長 西村政五郎)
水交社記事 第三十三巻 第四号
口絵
一、第三十周年海軍記念日体技御観覧の 大元帥陛下
二、第三十周年海軍記念日体技優勝者横綱武蔵山
三、東京水交社新築本館落成式社長式辞
四、新装成れる東京水交社新築本館
五、庭前より見たる東京水交社新築本館
六、暹羅国軍令局長歓迎晩餐会
彙報
在庫書籍調
水交社役員、東京水交社役員、並職員
記事
日本海々戦三十周年記念日を迎ふるに際し所感(海軍大臣)
名画「マルチノ」筆扶桑航海図御下賜経緯(海軍大将 鈴木貫太郎)
「マルチノ」筆名画御下賜に関し当時を偲ぶ(海軍大将 竹下勇)
「マルチノ」筆名画御下賜に関し当時を偲ぶ(海軍大将 野間口兼雄)
新説「キツチナー」元帥の死に関する史実(海軍少将 市来崎慶一)
「芝罘事件の真相」に就て(海軍中佐 寺島宇瑳美)
裏南洋雑話(海軍少佐 高橋俊策)
千島列島に就て(海軍大尉 石井汞)
「カーペツト」調査報告(海軍主計大尉 上杉直松)
完全転輪(Gyro)に依る航跡自画器の考察(海軍中尉 河村同人)
日露戦役に於ける艦隊軍用金調達に絡まる一苦心談と記念の金箱に就て(佐世保海軍経理部)
各水交社海軍記念日概況
-東京水交社-横須賀水交社-呉水交社-佐世保水交社-舞鶴水交社-大湊要港部-旅順要港部-佐伯航空隊-新原採炭部-平壌鉱業部-霞ヶ浦航空隊集会所-其他
伯林に於ける海軍記念日行事
東京水交社新築本館落成に就て
-東京水交社社屋改築の件-改築計画及準備-移築工事-本館新築工事-経費-工事関係者-工事施工者-東京水交社工事要目及解説-東京水交社の沿革概要-室使用料及宿泊料-東京水交社新築本館落成式-祝辞-建築工事報告
御下賜油絵に関して
文苑
海軍記念日の歌(軍歌)(海軍々事普及部)
征空行(軍歌)(海軍少佐 高橋俊策)
伊勢大和巡排(短歌)(海軍主計少将 夏雲子)
其の折々(短歌)(海軍大佐 中村虎之助)
八丈島詠懐(短歌)(海軍少佐 高橋俊策)
雑録-水交社服地に就て-元帥島村速雄伝正誤-マルチノ筆扶桑航海図予約募集
編輯後記
水交社記事 第三十三巻第五号
口絵
一、昭和十年海軍大演習に於ける比叡艦上の統監殿下
二、昭和十年海軍大演習参加艦隊乗員の宮城拝礼
三、中小学校生徒に拝観を差許されたる芝浦岸壁横付中の木曾、名取、神通
四、昭和十年海軍大演習に於ける某地碇泊中の主力艦隊
彙報
在庫書籍調
水交社役員、東京水交社役員、並職員
記事
明治天皇御製に就て(海軍中将子爵 小笠原長生)
艦内管理(上)(海軍少将 太田質平)
海軍燃料廠採炭部に於ける重複鉱区侵掘損害賠償請求控訴事件の顛末(上)(海軍主計少将 大束健夫)
大戦中米海軍に於ける味方打(米国海軍少佐 ダウテイ述/海軍大佐 雪下勝美訳)
海洋発展と農村問題(海軍中佐 梅崎卯之助)
日本の目醒め(訳)(上)(仏国陸軍大佐 ロゼー・ラボンヌ述)
小型巡洋艦(訳)(米国海軍大尉 パーシヴアル述)
文苑
軍隊諷詠の記(俳句俳文)(山口青邨)
精鋭なる我が海軍(軍歌)(海軍協会作詞・海軍々楽隊作曲)
我等が館山航空隊(軍歌)(海軍少佐 高橋俊策作歌・海軍々楽隊作曲)
弔第四艦隊殉難烈士(軍歌)(海軍少佐 酒井慶三)
ひとり居(短歌)(海軍主計少将 武井大助)
卯月の朝(短歌)(海軍主計少将 夏雲子)
北海所感(短歌)(海軍大尉 西郡靖治)
雑録
編輯後記
水交社員名簿中訂正及社員住所移動調
水交社記事 第三十三巻 第六号
口絵
一、十一月一日本殿遷座祭執行、新装成れる熱田神宮
二、五月二十五日鎮座祭執行、創建せられたる広瀬神社
三、十一月五日海軍大臣官邸に於ける軍縮全権招待
四、十月十六日仏国極東艦隊司令長官歓迎晩餐会
彙報
在庫書籍調
水交社役員、東京水交社役員、並職員
記事
明治節と明治天皇御聖徳について(蘇峰 徳富猪一郎)
日清戦争黄海々戦歴戦者座談会記事
一、開会の辞(海軍中将子爵 小笠原長生)
二、遊撃隊「高千穂」の奮戦(海軍中将 森山慶三郎)
三、旗艦「松島」の苦戦(一)(海軍中将 石橋甫)
四、旗艦「松島」の苦戦(二)(海軍中将 中島資朋)
五、「比叡」の突撃(海軍中将 竹内重利)
六、「西京丸」の行動(海軍中将 佐藤皐蔵)
七、結辞(海軍中将子爵 小笠原長生)
艦内管理(下)(海軍少将 太田質平)
海軍燃料廠採炭部に於ける重複鉱区侵掘損害 賠償請求控訴事件の顛末(下)(海軍主計少将 大束健夫)
欧洲の国際問題と海軍々縮問題の推移(海軍大佐 関根郡平)
日本の目醒め(訳)(下)(仏国陸軍大佐 ロゼー・ラボンヌ述)
文苑
阿蘇遠見が鼻(短歌)(海軍主計少将 武井大助)
大和魂(短歌)(海軍主計少将 夏雲子)
その折々(短歌)(海軍大佐 中村虎之助)
桃山陵(短歌)(海軍少佐 高橋俊策)
雑録
編輯後記