雑誌マル エキストラバン 100000771

丸 エキストラ版 第52集(昭和52年4月)

サブタイトル
海戦-七つの海を朱に染めた悽烈の航跡
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1977年(昭和52年)4月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
272p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/52
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

ゴールデン特集/海戦
“栄光の戦艦”長門鎮魂の賦 数々の輝かしい戦歴を残し、戦後原爆実験に供されて沈むまでの波らんに満ちた
マレー沖に泣いた裸のプリンス いかなる部隊も戦後プリンス・オブ・ウェルズを撃滅することはできぬと信じ
されどビスマルクよ恥ずることなかれ ビスマルク追撃戦の貴重な戦訓を生かして不沈艦に生まれ変わった英国
伊26潜、米空母サラトガを屠れ 刻々と迫る敵駆逐艦のスクリュー音と爆雷に肝を冷やしながら無念無想の境
武器なき“栄口丸”死の海域よりの脱出 たった二門の機関砲をもって玉砕島サイパンをめざして出帆した一商
グラビア
南米に覇を競った“ABC”海軍の全貌
連載グラフィック・世界の重巡洋艦発達史(一)
独占発表/陸爆「銀河」・特攻「春風」
「あゝ橘花、大空への夢断たれた日
【カラー口絵】米空母ホーネット
あゝ刈萱うらみは深しルソン沖 暮れなずむリンガエン湾を血に染めた小冠者カルカヤに涙するひとり海軍士官
魔のサイパン航路に雷鳴はやまず 無力の貨客船泰安丸にしのびよる敵潜水艦の魔手は、ようしゃなく罪なき人
“伊一六八”ヨークタウンを追撃せよ 来日した米人ドキュメント作家が直接伊一六八潜艦長田辺弥八中佐に聞
三川艦隊ソロモン海に長蛇を逸せり 敵を目前にしながら遂に突入する事のなかった栗田艦隊にも比すべきソロ
われ最強の空母“信濃”を撃沈せり 日本近海で獲物をねらう米潜の前に出現した日本海軍のほこるね七万トン
空母レキシントン珊瑚海に消ゆ 精強日本航空隊のエジキとなって珊瑚海の海底深く姿を消した米空母乗組員が
悲壮マリアナ沖、回天隊奮戦記 日本防衛の外堀-ウルシーに大挙来襲した米機動部隊に捨て身の特攻戦法にで
水中の軽業師“チャリオット”道中記巨大戦艦に敢然といどんだ魚雷に乗った英海軍のエリートたちが地中海で
ナチス製秘密豆潜かく戦えり 第三帝国粉砕を策して続々と大西洋を渡航してくる大船団を向こうに回して大暴
カラーセクション
海軍よもやま話/最終回-海鷲無情戦場は苛酷だった。卑怯者も勇敢な者も、決して勝ち得ぬ運命との戦いに身
まぼろしの名軍用機列伝〔第十回〕 よく速く、より高く飛ぶ、より強力な軍用機をめざして現われては消えた
特別企画 日本軽巡五大奮戦記
ある誇り高き水夫の静かなる苦言 酷使に耐え、祖国の勝利のために敢然と敵に立ちむかった“狩り出された水
“日の丸船団”かくて東シナ海に消ゆ 密命を受けた日本最強の船団に便乗した一人の“海の男”が綴る、波静
人間家族“特設砲艦”太平洋に乗り出す これで女房でもいればまさに天国だったという、小艦艇ならでは味わ
ルンガ沖に展開された水雷戦史上最大の戦い 闇のルンガ沖をつっ走る第二水雷戦隊は、長年月きたえあげた夜
海底に展開された隠密作戦の極意 期待された日本潜水艦は以外に不振を極めたが、米空母ワスプの撃沈は雷撃
日本海軍巡洋艦物語“名巡洋艦”の秘密を斬る 完成そうそうから内外の絶賛をあびた不世出の名巡洋艦古鷹ク
私の見た昭和動乱史-第十二回-さまよう青年将校の亡霊 二・二六事件の幕はおりた。だが、銃殺された青年
巻末特別企画 名将軍・名提督列伝
山下奉文の人間性(沖修二)
猛将が玉砕島に消ゆるとき(草鹿竜之介)
地上最大の攻防戦と人情将軍の涙(島田勝巳)
帝国海軍と国政にささげた六十年(柏木浩)
悲劇の島兵三千応答なし(伊藤桂一)
沖縄に墓碑銘をかざった最後の豪将(大谷信義)