雑誌マル エキストラバン 100000764

丸 エキストラ版 第5集(昭和44年5月)

サブタイトル
あゝ零戦
著者名
出版者
潮書房
出版年月
1969年(昭和44年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
266p
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ma54/5
保管場所
閉架雑誌
内容注記
5月増刊号
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

ゴールデン特集/あゝ零戦栄光と悲劇のレポート
零戦回顧録-設計主任が描いた零戦一万機の内訳(元三菱航空機・零戦設計主任 堀越二郎)
母体となった政治的、社会的背景 “日本人の手になる名戦闘機を!”大戦争への危機はらむ昭和七年「栄光の
九試単戦で一挙に世界的水準へ 航空自立の晩鐘は乱打され軍民関係者狂喜のうちに「七試」「九試」が誕生、
設計試作いよいよ開始さる 幾多の困難を克服していよいよ「零戦」への構想は固まり独自の設計哲学は「十二
過酷な要求に応えて胎動つづく 昭和十五年長途して五百浬の重慶爆撃に耐えて敵機全機撃墜の初陣の凱歌あが
太平洋戦争を壮烈に戦い抜いた零戦 “母艦なき艦戦”の威力は行動半径を広げ真珠湾へと飛躍し、たちまち太
ゼロ戦改造の経過と各型の概要 「零戦」の初期・中期・後期への改造過程とメカニズム。回想をまじえて綴る
ゼロ戦の相手となった米・英機 緒戦いらい日本軍が南太平洋から退却するまで、零戦の相手となった英・米各
太平洋を舞台とした日米英海軍航空隊の比較 ミッドウエー、マレー沖海戦などエンジニアの目に映じた日米英
米専門家の脳裏に深く刻まれている零戦TFXの選定に際しアメリカ国防省でいまだにその性能の優秀さが引合
“ゼロファイター”に関するエピソード “あの女はZiroより手ごわい”-遠く海外に鳴り渡ったZERO
再び七試より零戦に至る飛行機設計の回顧 七試から零戦へ次から次へと打ち出される“計画要求”にこたえて
零戦グアム島より還る 「名もあり、悲しく美しく-二十年ぶりに相見えたときの堀越二郎の心に去来した想い
零戦はこういう飛行機だった 零戦特有のあのよく調教された駿馬の風格!諸外国から寄せられた賛辞を技術史
零戦に献じられた生きた言葉 航空史に一時代を画した名機「零戦」にすばらしさとなつかしさをこめて語りつ
第二次大戦世界傑作戦闘機一覧
闇に葬られた味方機撃墜事件(元空母「翔鶴」暗号員・上等水平 桧差進治)
特別フォト・ライブラリィ 日本の戦闘機
華やかなる輸入機時代
長かった零戦誕生への道
零戦の母体となった九六艦戦
羽ばたいた永遠の名戦闘機
“ゼロ”の伝統をついだ海軍機
零戦と戦ったライバル戦闘機列伝
あゝ陸軍戦闘機隊のエースたち
こぼればなし
耐難生活
頭と尻
敵空母誤着事件
三単位か四単位か
世紀の観艦式
大東亜戦怪顧録
大空の友情
甲板洗い
予定通りの大損害
方向オンチ対策
初期の基地航空戦・中仙道67宿 真珠湾奇襲に呼応して、マニラからケンダリーへ破竹の進撃を続けたわが日
零戦奮闘の幾星霜 空の王者「零戦」に凋落のかげの兆むしたとき、それが戦局の岐路だった。栄光と凋落の士
カラー・セクション
武運拙し二〇一ラバウル航空隊 あかね色に燃える南ゝの空に幾多僚友を亡くし死地ラバウルにたたかった若き
海軍二〇一航空隊始末記 特攻最後の一機が飛び去るや基地全員をあげて特攻斬込隊と化したセブ島海軍航空隊
富永軍司令官比島脱出の真相 “老元帥は深く貴官を信頼しあり”この暗号電報を受け取った将軍派こつ然とマ
不死身の零戦 不世出の名戦闘機として海外にまで駆れた「零戦」の優秀性と優れた搭乗員達の往時の活躍を語
ソロモンに死闘する零戦隊 鉄壁を誇ったラバウル制空隊最後の日、制空権なきソロモンの空に展開した翼なき
零戦は老いず、本土邀撃戦 ようやく老いたかつての駿馬「零戦」を駆っての空の要塞を相手に本土上空に展開
東京湾上飛行艇撃墜記 終戦近い八月、不時着したB29搭乗員救助のため不適にも東京湾に着水した米飛行艇
ラバウル航空隊 はなばなしき栄光時代からその最後の日まで、歴戦の三猛鷲がつづった勝利と苦闘の記録決定