雑誌ジンブツ オウライ 100000693

人物往来 第14巻第5号(昭和40年5月)

サブタイトル
近代百年の真実を追う
著者名
出版者
人物往来社
出版年月
1965年(昭和40年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
208p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/J52/14-5
保管場所
閉架雑誌
内容注記
創業15周年記念号 内容:特集 日本の軍閥
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

人物往来 昭和四十年五月号(第十四巻第五号)
ずいひつ
某月某日
さかさまの世のなか(元陸軍大将 今村均)
ニュースと情勢判断(元陸軍中将 土居明夫)
日露戦争60年に想う(元海軍大将 長谷川清)
日暮れてなお道遠し(元陸軍中将 有末精三)
机上の空論・政経分離(元陸軍中将 田中新一)
“自由”と不偏不党(元海軍少将 黒木剛一)
特集 日本の軍閥
三代軍閥論 明治維新の後、藩閥は新軍制の中に永らえて大正・昭和の軍閥形成のエネルギーとなった(工学院
元帥上原勇作と大正政変 日本海海軍で逆転した陸海軍の地位。これに抵抗する陸軍ストは、大正政変をひきお
田中メモは果して偽物か “メモ”がえがいた大陸侵略政策青写真の真偽はともかく、それは正鵠を射ていたの
私は関東軍を告発する 王道楽土の建設と満洲事変-夢と現実の間で覇道へ暴走した関東軍の罪は今も消えない
三月事件の黒幕・宇垣一成 クーデターの黒幕と“平和主義者”-双面の怪物・宇垣一成の政治的野望を検証す
昭和軍閥の病理をつく 昭和軍閥の分子構造は、思想、階級、郷土、遺恨を同じくする仲間で複雑な紋様を描い
信号無視した軍閥の暴走 一兵士の信号無視事件から天皇の軍隊と天皇の警察が激突、事件は政界中央部まで及
内乱寸前!陸海軍抗争劇 あわや内乱!?陸海軍が真二つに分かれて演ずる抗争劇は、ついに今次大戦の終幕へ
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近代史を歩く 富岡製糸所殖産興業のパイオニア 三百人の女工を集めて、外国製機械が生糸をつむぎはじめた
グラビア/三代目・カメラリバイバル・近代史を歩く
しんぶん史料室
近代史重要事件年表
三代目
観覧席
本棚
共同研究 日本の百年 最終回 軍国の終焉・太平洋戦争(昭和15年~昭和20年)太平洋戦争のプロローグ
本朝洋服ことはじめ 明治四年夏に開かれた服装改革の閣議では、洋服採用の可否をめぐってカンカンガクガク
ナチ崩壊・恐怖の二日間 欧米の文献を求めて戦時下のベルリンへ飛びナチス帝国壊滅を目撃した恐怖の駐独記
未公開資料 五・一五事件 海軍中尉三上卓の公判記録なぜあんなことが起こったのか。公判廷は寂として被告
郷土部隊の記録 高知歩兵第四四連隊物語(下)南海・鯨部隊の悲しき戦記 中国大陸の鯨部隊、南洋で戦った
新連載 私の昭和外史 珍優・藤原鎌足の発掘(評論家 秋月俊一郎)
〈演歌太平記〉可愛い兵士のしゃれこうべ(添田知道)
〈三代新語辞典〉青踏・民本主義・プロレタリア(すぎもとつとむ)
〈漫画近代史〉ビゴーの見た「モダン日本」(浜田義一郎)
〈雑学コーナー〉天気予報・百科事典・メーデー・西洋料理
人物資本主義講座(10)トヨタ自動車 豊田喜一郎 道楽が生んだトヨタ王国自から王座につくことなく世を
新連載 維新の激流 “明治維新”の激流に生きた風雪の人々。その人脈の消長をさぐる。(江崎誠致)