有終 第27巻第1号 = 第314号-第27巻第6号 = 第319号(昭和15年1月~6月)
有終 昭和十五年 一月号(第三百十四号)
題字 故東郷元帥
口絵
橿原神宮
宮城を仰ぐ
冴寒中の海上行動を偲ぶ
横須賀海軍工廠創設功労者小栗上野介とその筆蹟
海軍創設当時和蘭に留学せる人々
函館戦争当時の関係者筆蹟
論説 欧州動乱と東亜(海軍大将 中村良三)
研究資料
戦時下に於ける特許発明に就て(特許局機械部長 三根繁太)
英国の東洋侵略の跡(慶応大学教授 前原光雄)
海の護り空の護り(海軍中佐 高橋俊策)
北氷洋に航跡をとどめた日本船(農林省技師 武富栄一)
海波のひびき
大戦後の米国海軍液体燃料史(海軍少将武村耕太郎)
小栗上野介小伝(阿部道山)
故伊地知(彦治郎)海軍中将の面影(海軍中将 岩村俊武)
もしほ艸明治二十三年頃の海軍拡張論(故海軍主計総監 本宿宅命)
特別寄稿 献上品に就て一、二の思いでを述ぶ(海軍造兵中将 沢鑑之丞)
詞苑 漢詩・和歌・俳句・有終文芸・海洋文学
本会録事
人事消息
支部便り
法規と通報
支那事変記事
欧州動乱記事
有終小話
内外重要彙聞
附録 北洲新話(未完)(樵峰丸毛恒)
列国軍事要報
(米国)
建艦計画の促進と商船隊の強化
米国海軍新空軍基地
米国海軍は何故に飛行船を必要とするか
米国中立法の修正
(英国)
倫敦海軍条約並に対蘇・波海軍条約の無期限停止
巡洋艦オーストラリヤ改装完了
(仏蘭西)
仏海軍士官の進級停年資格
仏海軍航空兵力の拡充計画
(伊太利)
一九三九-一九四〇年伊国軍事予算内容
伊太利海軍雑爼
(独逸)
戦時下に於ける建艦状況
(蘇連邦)
蘇連海軍雑爼
(西班牙)
西班牙の海軍大拡張計画
有終 昭和十五年 二月号(第三百十五号)
題字 故東郷元帥
口絵
我が海軍空襲直後の重慶
故子爵榎本武揚氏肖像
故榎本武揚子爵筆蹟
伊太利新戦艦イムペロの進水光景
論説
最近の国際情勢に就て(未完)(元駐独全権大使 本多熊太郎)
列国戦時統制状態を比較し我が国民の一層の自重と緊張を要望す(外務省情報部長 須磨弥吉郎)
紀元二千六百年の回顧と海洋問題(大本営海軍報道部長海軍省軍事普及部長 金沢正夫)
海戦に関する国際法慣例の適用(未完)(海軍教授兼海軍省書記官 榎本重治)
紀元二千六百年特集 日本肇国の大精神(京都帝大助教授文学博士 中村直勝)
研究資料
欧州大戦と潜水艦(海軍省軍事普及部員海軍中佐高瀬五郎)
英国の南太平洋防備(英国 ドナルド・コーウイ述・南拓生訳)
英国の防空(某権威者訳)
米国海軍液体燃料史(承前)(武村耕太郎)
海波のひびき 海軍中将男爵赤松則良氏等のことども(編者)
もしほ艸海陸軍記念日の各趣意書
大絃小絃
話術に就て(H・N生)
土佐藩の志士箕浦猪之吉の死(海軍大佐 大島良之助)
時局と高山彦九郎・富田大鵬(柏木質)
詞苑 漢詩・和歌・俳句・有終文芸・海洋文学
本会録事
人事消息
支部便り
法規と通報
支那事変記事
欧州動乱記事
新刊紹介
有終小話
内外重要彙聞
附録 北洲新話(承前)(樵峰丸毛恒)
列国軍事要報
(米国)
米海軍追加拡張三年計画
超々弩級戦艦の建造に就て
超巡洋艦(二万頓級)の建造決定
米海軍建艦現状一覧
太平洋に於ける空軍基地の建設
米国飛行機生産能力月産一二五〇機に達す
(英国)
航空母艦の建造状況
新特設巡洋艦
英国派遣空軍決定
豪州新国防計画
南太平洋の航空基地
新西蘭の国防費
(仏蘭西)
仏海軍建艦状況
一九三九年七月一日に於ける仏国就役艦艇
(伊太利)
伊太利戦艦リットリオ公試運転
一九三九年七月一日に於ける伊国就役艦艇
(独逸)
独海軍新型重巡洋艦の威力
四万五千頓級主力艦の進水
(蘇連邦)
蘇連邦海軍基地に就て
蘇連邦海軍の新建艦内容
有終 昭和十五年 三月号(第三百十六号)
題字 故東郷元帥
口絵
神武天皇美々津御出発の図
明治十七年四月二日隅田川に於ける天覧水雷発火演習の光景
中支方面(無錫)の水上警備
論説
紀元二千六百年と東亜の制海(海軍大将 安保清種)
欧米視察談(海軍大佐 小島秀雄)
海戦に関する国際法規慣例の適用(承前)(海軍教授兼海軍省書記官 榎本重治)
最近に於ける国際情勢(承前)(元駐独全権大使 本多熊太郎)
研究資料
海上権の見地より見たる欧州戦乱(大本営報道部員海軍省軍事普及部員海軍少佐 田代格)
英国液体燃料の供給(武村生)
英国を中心とする船舶の情況(某権威者編)
海波のひびき
故棚町(五十吉)海軍主計少将を偲ぶ(海軍大佐 西川速水)
日露戦役従軍故邨田丹陵、東城鉦太郎両画伯を憶ふ(海軍中将 岩村俊武)
もしほ艸 隅田川水雷発火演習口絵の由来(海軍中将 有馬寛)
大絃小絃
言葉は国の手形なりと云いたる事(沢鑑之丞)
つまらぬ思い出噺二つ(浅野正恭)
江田島に巣食った図南窟(退役海軍少佐 金子忠吉)
農村より(海軍大佐 山口権平)
詞苑 漢詩・和歌・俳句・海洋文学
本会録事
人事消息
支部便り
法規と通報
支那事変記事
欧州動乱記事
有終小話
内外重要彙聞
附録 北洲新話(承前)(樵峰丸毛恒)
列国軍事要報
(一般)
戦艦に対する爆撃の効果
第一次世界大戦中の船舶被害
(日本)
特務艦大泊の北方行動
(米国)
米国海軍次官の年次報告抄
米海軍拡張費可決
米国下院海軍委員会承認の代案二箇年計画拡張案
西太平洋に及ぶ米国海軍大演習
リチャードソン海軍大将略歴
米国作戦部長スターク提督の人物評
米国海軍と高圧高温蒸気
(英国)
英海軍の新戦艦に就て
戦時軍艦内常人の地位
英海軍雑爼
(仏蘭西)
軍艦建造費の単価昂騰
(独逸)
西部戦線に於ける独逸の防空地帯
飛行機による機雷戦
(伊太利)
伊太利海軍主力艦ヴィツトリオ・ヴェネトーの就役
有終 昭和十五年 四月号(第三百十七号)
題字 故東郷元帥
口絵
虎門砲台附近(広東)
ウルグワイ沖の海戦に就て
論説
紀元二千六百年所感(海軍大将 高橋三吉)
時局下に於ける農村の現況(財団法人農村更生協会理事 杉野忠夫)
最近の国際情勢に就て(承前)(元駐独全権大使 本多熊太郎)
研究資料
海眼に映ずる大陸政策(海軍中将 浜田吉治郎)
神経戦争に就て(大本営海軍報道部員海軍大佐 大熊譲)
フランス戦線の作戦(仏国 ブロッセ将軍述・タイムス出版社訳)
戦時下英国産業界の諸相(武村耕太郎)
海波のひびき
造兵依託学生当時その他に於ける昔話(海軍造兵中将 有坂〓蔵)
加藤大将追憶の一(海軍大佐 安藤栄城)
もしほ艸 仏人の見たる横須賀海軍工廠創立の由来(未完)(仏国 ジャン・ラルー述・井出徳夫訳)
大絃小絃
ヤマトとは何を意味するか(海軍中将 浅野正恭)
体用論(海軍少将 本田親民)
講演実施上の注意(Y・S生)
詞苑 漢詩・和歌・海洋文学
本会録事
人事消息
支部便り
法規と通報
支那事変記事
欧州動乱記事
内外重要彙聞
有終小話
列国軍事要報
(日本)
新建造艦に命名
(米国)
米艦二隻建造開始
軍用機の大改造
ステレスコープに依る空中物体の距離測定
米国より重慶政府へ飛行機積出
米人の見たる支那事変と一九四〇年
(英国)
三万五千頓型戦艦五隻の新造
英国海軍の予備役将官召集
航海・碇泊灯令
音響統制令
軍需品製造の英仏協力
(仏蘭西)
物資供給に就て仏本国と植民地との関係
(伊太利)
伊太利海軍造艦の近況
軍事費大増額
欧州最大の船渠構築
(独逸)
戦時潜水艦建造計画能力
職工の増加趨勢
(和蘭)
新潜水艦進水
(蘇連)
極東軍の充実
新艦建造活発
運河による国防
有終 昭和十五年 五月号(第三百十八号)
題字 故東郷元帥
口絵
日露戦役中海軍に御勤務の四殿下
東郷神社の鳥瞰図
太平洋を圧する我海軍主力部隊
米国主力艦隊の威容
論説
紀元二千六百年に海軍記念日を迎えて(海軍大臣 吉田善吾)
第三十五回海軍記念日を迎えて(海軍省海軍軍事普及部委員長 金沢正夫)
新支那政府の成立と第三国(外務省情報部長 須磨弥吉郎)
日本水軍史(海軍少将 中島権吉)
紀元二千六百年と大和民族の海洋性(京城帝大教授 奥平武彦)
研究資料
極東戦争の新側面(米国 ナサニエル・ペッファー述・竹内泰訳)
太平洋の拠点としての布哇防備(米国 ロン・ジャックソン述・広瀬生訳)
モンテビデオ海戦と其の教訓(仏国海軍造船部長 カミュ・ルージュロン述・半沢正三郎訳)
軍艦推進機関の計画要綱(武村耕太郎)
海戦記念特集
日露戦争の回顧講和談判に就ての竹下大将談(N理事)
日本海海戦(故海軍中将 秋山真之述)
マハン提督の日本海海戦観(石井孝一訳)
露国水兵の日本海海戦記
海波のひびき
日露戦役に於ける英雄の俤(海軍少将志津田定一郎)
日露戦争の回顧鈴木(重道)海軍軍医中将を偲びて(海軍大佐 西川速水)
もしほ艸 仏人の見たる横須賀海軍工廠創立の由来(承前)(仏国 ジャン・ラルー述・井出徳夫訳)
大絃小絃
船印帆印のおはなし(沢鑑之丞)
皇国日本の国体(海軍主計少将 太田一郎)
つまらぬ思い出噺(その二)(海軍中尉 浅野正恭)
詞苑 漢詩・和歌・俳句・俳句・有終文芸・海洋文学
本会録事
人事消息
支部便り
法規と通報
支那事変記事
欧州動乱記事
新刊紹介
内外重要彙聞
有終小話
列国軍事要報
(日本)
最近建造された艦艇
(中華民国)
新砲艇竣工
(米国)
米海軍大演習開始
米国の政策の行くべき途
米海軍雑爼
米海軍超大飛行艇建造
(英国)
英海軍新戦艦主砲に就て
海軍の造船管理
英空軍雑報
豪州空軍飛行士養成状況
英国の対独海上作戦目標
英国の戦時与論調査
英海軍戦時人員補充計画
(仏蘭西)
仏蘭西艦隊訪問記
譲渡された予算
仏新艦艇建造
(独逸)
独逸又白書発表
独の「欧州征服案」
(伊太利)
伊太利封鎖強化に反対
(蘇連)
蘇連燃料資源を極東に求む
コンンドルスキー諸島要塞化
蘇連と大戦
(ブラジル)
ブラジル駆逐艦建造
主要国際日誌
有終 昭和十五年 六月号(第三百十九号)
題字 故東郷元帥
口絵
我が水雷戦隊の威容
本会総会晩餐会の光景
独逸の磁気機雷
英国の各種弾丸
論説
聖戦の意義(内閣情報部)
米国の国内選挙が外交に及ぼす影響(内務政務次官 鶴見祐輔)
北欧の海戦に就て(海軍省海軍軍事普及部々員 海軍中佐 高瀬五郎)
北欧作戦の意義(大本営報道部々員 海軍大佐 大熊譲)
研究資料
米国の被むる脅威と其の機会(未完)(米国海軍大尉フランク・G・パーシヴァル述・海軍大佐 広瀬彦太訳)
独逸海軍の攻勢原理(仏国 エドモン・ドラージュ述・井出徳夫訳)
一九三九年英国軍事回顧(ロンドン・タイムス社編集部)
船舶と機械工学(武村耕太郎)
海波のひびき 明治十七年米国に於ける汽車衝突の遭難実験談(海軍少将 関重忠)
もしほ艸 仏人の見たる横須賀海軍工廠創立の由来(完)(仏国 ジャン・ラルー述・井出徳夫訳)
大絃小絃
日本海軍の猛訓練を語る(海軍省海軍軍事普及部々員 海軍少佐 田代格)
「話術に就て」を読みて(退役海軍少佐 金子忠吉)
詞苑 漢詩・和歌・俳句・有終文芸・海洋文学
本会録事
人事消息
支部便り
法規と通報
重宝記
支那事変記事
欧州動乱記事
内外重要彙聞
有終小話
列国軍事要報
(日本)
大本営海軍部の光栄
海軍の首脳部移動
二地方軍事部開設
特別叙勲
(米国)
米海軍拡張計画
米建艦計画変更
米国の「鯨背型」新戦艦計画その他
米極東艦隊夏期移動
米太平洋艦隊布哇常駐
主力艦進水
新鋭駆逐艦進水
布哇へ浮船渠曳航
米国航空雑報
米国三月の武器輸出
(英国)
英蘭間に通商協定成立
英軍事費二十億磅
英戦時増税
英国援護戦闘機に就て
(仏蘭西)
新建艦計画
(独逸)
軍需省新設
(伊太利)
新潜水艦進水
伊国艦隊の軽艦艇
(蘇連邦)
新戦艦建造
(西班牙)
新潜水艦建造
(和蘭)
蘭印建艦案参議会可決
英機蘭印を侵犯
(瑞典)
軍艦四隻購入
(一般)
第一次欧州大戦に於ける連合国及び中立国船舶の被害並に今次大戦五箇月間に於ける被害状況
主要国際日誌(昭和十五年二月・昭和十五年三月)