有終 第20巻第7号 = 第236号-第20巻第12号 = 第241号(昭和8年7月~12月)
有終 昭和八年 七月号 第二百三十六号
有終会支部設置に就て
口絵
一、旧軍艦 千代田
二、旧軍艦 大島
三、ヒロに於ける米国機雷戦隊
四、ヒロ防波堤内の水上飛行艇群
巻頭言
論説
現時に於ける我が国財政経済事情(衆議院議員 大口喜六)
海軍の現状に就て(海軍省軍務局長 寺島健)
研究資料
上海事変に於ける海軍医務隊の行動(海軍省・医務局員 今田以武生)
米国民の伝統的国是と其の進路(米国海軍・作戦部長・海軍大佐プラット大佐述 広瀬彦太訳)
日支問題の史的背景(シー・ラバール述)
米国海軍日本と戦う能わず-米海軍は第三流-(海軍造船少佐 マックヒュー述・田路坦訳)
大絃小絃
猶太人の世界革命陰謀(海軍中佐 犬塚惟重)
フォークランド海戦秘話(海軍教授 井出徳夫)
欧洲大戦中独逸艦隊最後の突撃(英海軍少佐 D・Dマーサー述 広瀬生訳)
海波ひゞき
竹内(重利)海軍中将談(致孝生)
運用漫談(十)(船堂生)
軍艦千代田回航員の昔話(木村浩吉)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
本会録事
人事消息
法規と通報
有終笑話
通振りの誤発揮
手が長い
重宝記
武器研究に就いて御援助を仰き度
新刊紹介
附録
満支時局(宇治田直義)
マイヤース戦略論(承前)(海軍大佐 関根群平)(別冊)
列国軍事要報
日本
海軍関係官制の変革及び一部改正
艦隊の編成一部変更
掃海艇進水
仏艦レギュルス来航予定
米国亜細亜艦隊旗艦ヒューストン来航
米国
真珠港艦隊航空隊の第二回French Frigate Shoals大飛行演習
米国海軍主脳部交迭と其の経歴
米国の経費節減と同国海軍の処置
一九三四年度米国海軍予算
海軍航空雑報
英国
日本は委任統治諸島に根拠地を建設せず
英国海軍は倫敦条約の大改訂を主張せん
英国空軍予算に就て
航空雑報
仏国
海軍兵学校生徒採用数
新造駆潜艇の進水
一九三二年度計画巡洋艦の起工
敷設網艦Gladiateurの進水
飛行船E9号の遭難
蘇連邦
蘇連邦に於ける国民軍事教育の状況
拉米
パラグワイ対ボリヴィア宣戦
在秘露の米海軍ミッション帰国
有終昭和八年 八月号 第二百三十七号
題字 東郷元帥
口絵
一、軍艦三笠の大檣破孔
二、露艦ツェザレウィッチ
三、米国サンニーヴェールに新設せる飛行船格納庫
四、英国海軍にて実験中の総金属潜水衣
巻頭辞
論説
米国の対日感情(農学博士・法学博士 新渡戸稲三)
日本民族の優秀性に就て(海軍中将 大谷幸四郎)
国士防衛上空軍拡張を急務とする所以(海軍少佐 杉本丑衛)
日露戦役(八月)海戦回顧録
蔚山沖海戦の思い出(海軍大将吉松茂太郎)
黄海海戦(八月十日)の追憶(海軍少将 筑土次郎)
セバストポール艦長 エッセン大佐の八月十日海戦談(海軍大佐 飯倉克己訳)
研究資料
米国民の伝統国是と其の進路(承前)(米国海軍・作戦部長・海軍大佐 プラット大将述・広瀬彦太訳)
爆撃機の性能(一記者)
戦闘機の任務と其の性能(米国海軍大尉 H・ゴットウイン・広瀬生訳)
英国海軍と水管缶(海軍少将 武村耕太郎)
英国海軍で目下研究中の総金属製の潜水衣(一記者)
切子硝子の話(H・K生)
大絃小絃
ジャットランド海戦の考察(英国軍事評論家 バイウォーター・海軍少佐 中島武訳)
三浦按針の事跡に就て(海軍少将 平岡貞一)
満洲国不承認主義を駁す(米国ハーバート大学教授 ローウェル)
海波ひゞき
千代田回航員の昔話(二)(海軍少将 木村浩吉)
運用漫談(十一)(船堂生)
帆走より汽走に至る過渡期回顧(海軍少将 平岡貞一)新刊紹介
日本刀の近代的研究
詞苑
詩壇
俳壇
川柳
本会録事
人事消息
法規と通報
有終笑話
ラムネよりも赤葡萄が好き
キードルセーはフランスの霞ケ関
附録
満支時局(宇治田直義)
マイヤー戦略論(海軍大佐 関根郡平)(別冊)
列国軍事要報
日本
津田元第二遺外艦隊司令官の凱旋
堪察加に於ける駆逐隊太刀風の行動
特務艦佐多の遭難
潜水艦及び水雷艇の進水
英艦来航予定
米国
新海軍航空局長キング少将の任命と其の略歴
レーク・ハースト航空隊近く閉鎖されん
戦闘部隊の演習に於ける飛行機の活躍
陸軍航空兵団の計器著陸教程設定
米国主力艦改装費等の支出要求
米国貿易参考資料
南北両米間無線電話の発達
英国
海軍将官移動
宣伝省の設置に就て
艦船雑報
英海相の発表せる列国海軍人員数
日本の潜水艦根拠地と南洋群島
仏国
海外宣伝に就て
伊太利
伊国に於ける帝国軍縮提案に対する一批判
四国条約仮調印
蘇連邦
三十二人乗大型飛行艇の建造
遭難客船救助洋飛行艇の建造
拉米
伊太利にて建造せる亜国清水艦三隻帰亜-其の要目
有終 昭和八年 九月号 第二百三十八号
題字 東郷元帥
勅語
口絵
一、御召艦比叡
二、旧軍艦松島
三、公試中の米国一万噸巡洋艦インデァナポリス
四、前檣楼より見たる米国一万噸巡洋艦シカゴ
巻頭言
論説
印度人の国民性と日印通商条約破棄 日印協会理事副島八十六
黄海々戦記念録
黄海々戦講話(M・M生)
日清戦争の追憶(主計特務少将 井原釟太郎)
黄海大海戦(海軍中将 小笠原長生)
黄戦々の思出(海軍中将 佐藤鉄太郎)
黄海々戦の回顧
(海軍中将 竹内重利)
黄海々戦に於ける余の体験(機関大佐 松沢敬譲)
研究資料
米国海軍政策の改訂と其の影響(海軍大佐 関根郡平)
米国民の伝統的国是と其の進路(承前)(米国 プラット大将述・海軍大佐 広瀬彦太訳)
水素機関の将来(海軍少将 武村耕太郎)
支那に於ける汎米飛行会社の航空路(H・N生訳)
大絃小絃
水交神社の縁起に就て(海軍造兵中将沢鑑之亟)
海波ひゞき
軍艦千代田回航員の昔話(承前)(海軍少将 木村浩吉)
運用漫談(其の十二)(船堂生)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
本会録事
人事消息
法規と通報
支部長会議概要
新刊紹介
黎明期の帝国海軍
附録
マイヤー戦略論(承前)(海軍大佐 関根郡平)
列国軍事要報
日本
特別海軍大演習御統裁其の他に就て
特別大演習に就て
報国号兵器献納
米国
米海軍の人員削減案其の他に対する軍務局長ウッパム少将の反対意見
米海軍極東方面人事移動
飛行船ァクロン(Akron)代船建造勧告
海軍航空雑報
始めて飛んだメーコン号に就て
一九三四年度(一九三三-七-一至一九三四-六-三○)米国海軍予算並に産業復興(三三億弗)より支出する
英国
造艦現状
新嘉坡にDepot Ship新設
濠洲海軍近況
仏国
機雷敷設巡洋艦エミル・ベルタン(Emile-Bertin)の進水
仏国海軍の旧艦除籍
航空学校の新設
伊太利
伊国第二回大西洋横断編隊飛行出発
蘇連邦
白海並爾的海運河の開通
有終 昭和八年 十月号 第二百三十九号
題字 東郷元帥
勅語
口絵
一、トラファルガー海戦
二、旧軍艦吉野
三、米国戦艦オクラホマ
巻頭言 五・一五事件に就て
論説
国際経済会議に就て(外務省通商局長 来棲三郎)
支那及満洲に於ける最近の時事問題に就て(高岩勘次郎)
日清戦役黄海々戦座談会記録
研究資料
改訂発表されたる米国海軍政策(海軍大佐 広瀬彦太訳)将来の封鎖戦論(F・プラット述・広瀬生訳)
英国海軍と重油燃料(武村生抄訳)
海波のひゞき
千代田回航員の昔話(四)(海軍少将 木村浩吉)
運用漫談(十三)(船堂生)
瑞祥無比の望遠鏡(海軍中佐 大井光高)大絃小絃
南支那海群島探検に就て(海軍中佐 小倉卯之助)
ヘリゴランドの回顧(H・Gバイオーター述・多賀高秀訳)
欧洲大戦時に於ける英独海軍砲術(H・Gバイオーター述・海軍少佐 中島武訳)
蘭館に於ける戦勝記念祭(松尾矗明)
三十年前軍艦満州捕獲事情(工学博士 塩田泰助)
雑纂
海軍特別大演習観艦式陪観記(H・N生)
海軍特別大演習中の殉職者(海軍省公表)
噫々大和魂の発露(一記者)
自昭和七年四月至昭和八年八月 本会議演会演題及講演者一覧
詞苑
詩壇
俳壇
川柳
本会録事
人事消息
法規と通報
支部便り
有終笑話
重宝記
満支政局(宇治田直義)
マイヤース戦略論(承前)(海軍大佐 関根郡平)
列国軍事要報
日本
帝国海軍来年度予算
海軍大臣の日米海軍に関する意見
昭和八年度練習艦隊
最後を飾る旧軍艦満州と駆逐艦松、駆逐艦柏
軍令部令其の他の海軍官制改正
米国
米国艦隊の太平洋集中と我が委任統治問題
大角海軍大臣の声明に対する反響
英国
本国艦隊演習雑件
世界最大の乾船渠
英濠連絡飛行実現近し
ロンドンタイムス紙宋子文を激賞す
英国海軍の弱点
支那
独支航空路開通
福州情報
支那愛国献納飛行機命名式
葡萄牙
葡国海軍建艦進捗状況
有終 昭和八年 十一月号 第二百四十号
題字 東郷元帥
有終会創立二十周年を祝して(海軍大将山屋他人)
祝有終会創立二十周年(聴涛生)
二十周年記念に臨みて(副理事長・海軍中将 大谷幸四郎)
口絵
一、二、三、十周年記念筆跡四、有終会事務所の昔の姿
五、本会支部長及海軍省嘱託在郷海軍士官
六、呉有終会支部の創立祝賀会
七、幕府の軍艦長鯨
四、米国重巡洋艦オーガスタ
巻頭言
論説
若槻民政党総裁の蒙を啓く
維新の原理(文学博士 平泉澄)
軍備縮小と帝国海軍(海軍大佐 関根郡平)
キューバの政変と米国の態度(法学博士 大山卯次郎)
昭和八年 練習艦隊遠洋航海に就て(八雲艦長・海軍大佐 新見政一)
研究資料
米国の海軍予算はどうして出来るか(米国海軍大佐 D・ボッター述・海軍大佐 広瀬彦太訳)
日本のモンロー主義(米国哲学博士 O・ハーディー述)
浅吃水の推進法(武村生抄訳)
微粉炭と膠質燃料(武村生訳)
世界動力会議スカンヂネヴィア部会(武村生抄訳)
我工業国策の革新と造船家(未完)(造兵少佐 田路坦)
海波のひゞき
軍艦千代田回航員の昔話(五)(海軍少将 木村浩吉)
運用漫談(十四)(船堂生)
故上村大将の指導振(広瀬生)
大絃小絃
英米両海軍共同論(船堂生)
横井貫一郎時庸の事跡(海軍大佐 今泉周逸)
温古堂軍楽考(松尾矗明)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
本会録事
人事消息
法規と通報-支部便り
有終笑話
鬆の這入った大根は喰わぬ
雑款
広瀬神社創建
葛城神社御造営に就て
重宝記
附録
満支政局(宇治田直義)
マイヤース戦略論(承前完)(海軍大佐 関根郡平)
列国軍事要報
日本
横須賀、羅津浦間海軍飛行計画に就て
水雷艇進水
航空隊設置
満洲
満洲国艦隊の国境警備
米国
電送写真を偵察及び射撃に応用説
米国行政整理の実施と船舶院の廃止
英国
艦船雑報
伊太利
伊国空軍大将及び空軍元帥の新設
蘇連邦
「ソ」伊不可侵条約の調印と「ソ」紙論評
「ソ」西国交成立と「ソ」紙論評
「ソ」烏国交成立
支那
支那航空会の進歩
有終 昭和八年十二月号 第二百四十一号
題字 東郷元帥
口絵
一、無線電信の回顧-海軍無線電信調査委員、最初の国産無線電信機
二、旧軍艦秋津洲
三、小海軍国の軍艦-中華民国軍艦寧海、蘇聡邦巡洋艦プロフィンテルン-四、伊国商船コンテ・デ・サボイー
巻頭言
論説
東京帝国大学の全貌(大倉精神文化研究所長 大倉邦彦)
海上殖民(元貴族院書記官長・朝日新聞顧問 柳田国男)
研究資料
海上権力の真価(米国海軍大佐 C・Cギル述・海軍大佐 広瀬彦太訳)
仏人の見たる日本(船堂生訳)
我が工業国策の革新と造船家(承前)(海軍造船少佐 田路坦)
倫敦海軍博覧会出品の内から(武村生訳)
米人の見たる支那の横顔(海軍大佐 西川速水訳)
海波のひゞき
千代田回航員の昔話(六)(海軍少将 木村浩吉)
運用漫談(十五)(船堂生)
減軸運転物語(太平洋司)
大絃小絃
横井貫一郎時庸の事跡(承前)(海軍大佐 今泉周逸)
温古堂軍楽考(承前)(松尾矗明)
再び軍刀尊重に就て(海軍大佐 津田威彦)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
本会録事
人事消息
法規と通報
支部便り
重宝記
有終笑話
蓮根の孔は人工!?
附録
満支時局(宇治田直義)
列国軍事要報
日本
昭和九年度の艦隊新編制
米国艦隊の大西洋回航
駆逐艦進水
軍艦大鯨の進水
仏国軍艦来航予定
練習艦隊行動予定
米国
合衆国艦隊西岸集中に関する米当局の意図
英国
英国の海軍拡張熱
艦船雑報
独逸
独亜連絡商業航空路開設計画
独伊二国間の航空協定
独逸国鉄会社の航空計画
独国の軍縮会議並に連盟脱退に対する各国の与論