有終 第19巻第7号 = 第224号-第19巻第12号 = 第229号(昭和7年7月~12月)
有終 昭和七年 七月号 第二百二十四号
巻頭言
軍事振粛問題
口絵
献納飛行機報告第二号
巴運河通航中の独逸巡洋艦カールスルーへ
海防艦海門
初代の天竜
論説
欧米の与論と国際連盟の態度(東京高等師範学校教授中島信虎)
日米関係に対する所感(海軍少将 匝瑳胤次)
研究資料
満州に対する日本の企図は夢想に終らん(ヒュー・バイアス)
列国環視中の比島独立論(H・Aギッボンス)
海波の響
斎藤大将逸事(海軍少将 平岡貞一)
大絃小絃
米誌に現れた対日第二次世界戦争の予想(ブルース・ブライヴン)
第六十二帝国議会貴族員に於ける軍記問題と政界廓清に関する論議
英国に於ける尾崎行雄氏の演説
北支那縦走漫談(原道太)
幕末の偉人中島三郎助の逸事(平岡貞一)
独逸海軍末期の真相(中島資朋)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
枯野の下萌
承天録
有終笑話
走る(Ranning)という海軍伝統語の由来
告別式にゆき家を間違える
重宝記
貸家紹介
本会録事
人事消息
法規と通報
新刊紹介
附録
支那政局
軍事要報
日本
海軍への献納飛行機
海軍思想普及の一法
伏見宮殿下元帥府に列せらる
海軍大臣更迭
第三艦隊司令長官凱旋
英国
艦船役務推退建造修理月報
軍艦への飛行機登り台着想
米国
標的艦Utahの行動予定
上院海軍委員長Hale氏の軍縮に対する意見
Hell-diverの事故
米海軍艦船の定期検査修理
海軍予備員の練習航海中止
大巡Portlandの進水予定
陸軍産業大学校学生本年四月中研究科目
Hale十年計画建艦案
Los Angelsの除籍
米艦隊の食糧
英米の新式魚雷
米海軍戦時商船徴傭案
改装中の戦艦の機関
海軍予備士官の指導中心機関の設置
航空次官廃止、航空加俸削減に関する両法案葬らる
Pratt大将の「桑港と米国艦隊」観
新少尉任官に関する法案
米海軍新駆逐艦の命名
Akronの行動概要
海軍航空雑報
化学兵器輸送船の必要
伊国
一九三一-三二年度造艦計画
一九三二-三三年度海軍予算案
一九三二-三三年度空軍予算案
空軍兵学校生徒採用状況
拉米
亜国海軍雑件
Z伯号独伯間定期航空
有終 昭和七年 八月号 第二百二十五号
口絵
新一万噸巡洋艦愛宕
装甲自動車報告第一号
海防艦葛城
海防艦大和
日露戦役記念史話
日露戦役の一考察(京城帝国大学教授 田保橋潔)
論説
欧米の現状と満州問題(堀口九万一)
上海に於ける海軍特別陸戦隊の行動(海軍少佐 勝野実)
現下の経済問題(日本勧業銀行総裁 馬場〓一)
研究資料
将来に於ける英国艦型論(モウリス・プレンダアガスト)
満州に対する日本の企図は夢想に終らん(承前)(ヒュー・バイアス)
一九三一年の英国航空工業(其の二)(岩本喜一訳)
海波の響
島村元帥逸事(海軍少将 中川繁丑)
大絃小絃
六月二十二日発表せる米国大統領軍縮提案の考察(海軍中佐 岡敬純)
思想の講習を傍聴する恩典に浴して(小山田仲之丞)
本会理事長たりし故栃内海軍大将の絶筆(藤田定市)
独逸海軍末期の真相(承前)(中島資朋)
詞苑
詩壇
俳壇
枯野の下萌
反天録
有終笑話
急増の新英語“Some Minus”
外国で訪問のとき手袋をはめる訳?
重宝記
地所付売家、貸家紹介
新刊紹介
本会録事
人事消息
法規と通報
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
駆逐艦響の進水
装甲自動車報告第一号及び飛行機愛知号の命名式
海軍航空廠開庁
練習艦隊の帰著
英国
英国海軍勢力より見たる米大統領新提案
艦船役務進退建造修理月報
米国
比島独立とDavao日本人問題
米国陸軍諜報班次長Smith大佐の諜報論
米国艦隊太平洋集中の理由
一九三六年末迄に条約限度充実の為に要する英日米海軍の造艦量
米海軍建造中艦船工程一覧表
米戦艦West Virginiaの事故
米戦艦Tenesseeの布哇巡航
米国重巡Portlandの進水
海軍予備航空員に関して
布哇Lanlualei,Oahu火薬庫の構造
航空次官Ingalls氏の辞職
飛行船郵便法案
仏国
航空母艦(水上機)Commandant Testeの就役
伊国
造艦計画並に軍縮問題に関する海相の演説
「ソ」連邦
軍縮に関するフーバー提出に関する莫斯科新聞の論調
「ソ」連邦半硬式飛行船二隻完成
拉米
拉米海軍雑件
有終 昭和七年 九月号 第二百二十六号
口絵
一、米国の大巡洋艦ポートランドと仏国潜水艦ヴェスタールの進水
二、ユーゴスラビア国嚮導駆逐艦ヂュブロウニック
三、巡洋艦浪速
四、巡洋艦高千穂
日露戦役記念史話
日露戦役の一考察(承前)(京城帝国大学教授 田保橋潔)
論説
満蒙の資源に就て(資源局総務部調査課長 植村甲午郎)
練習艦隊遠航中の見聞(海軍中将 今村 信次郎)
ファシズムの話(佐々弘雄)
研究資料
絶東に於ける争闘-日露の目標(G・Eソコルスキー)
列国の軍備費と米大統領提案との関係(藤田生訳)
最新大型駆逐艦(増見修治訳)
米国海軍政策(米国海軍大将 プラット)
海波の響
栃内大将逸事(海軍中将 竹内重利)
島村元帥逸事(海軍少将 中川繁丑)
運用漫談(船堂逸人)
大絃小絃
何故に早く満洲国を承認せざる(高山彦十郎)
萌芽の途上に於ける国英航空事業(支那紙邦訳)
独逸海軍末期の真相(承前)(中島資朋)
温古堂夜話(宅島誠翁)
七十二年前に於ける邦人全権大使一行の訪米並に世界一周旅行(其の五)(広瀬彦太)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
枯野の下萌
回天録
有終笑話
私の「マイ」で厶います
洒落のようで洒落でない
重宝記
売地並に貸家
故村上大将の伝記資料に就て
寄書
或る人の質問に答う(子爵 花房太郎)
新刊紹介
本会録事
人事消息
法規と通報
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
新艦命名
旗艦変更
武功調査開始
満洲に於ける海軍特設機関の契約担任官
独逸飛行家飛来予定
仏艦「プリモウゲー」来航予定
英国
英空軍二座戦闘機を採用す
米国
米国陸海軍の減俸及強制休暇
比島陸軍航空隊飛行演習
Hoover提案関係兵力表
戦艦New Mexico改装工事中の事故
海軍主要職員の移動
海軍に於ける活動写真利用状況
被服に悩まされたる米国支那派遣軍
米国艦船役務変更
仏国
巡洋艦Algerieに於て
航空研究本部の創設
伊国
空軍兵学校生徒募集
一九三二-三三年度海軍及空軍予算決定
伊国極東艦隊の編制解かる
独国
独逸軍艦のDanzig訪問
独逸海軍練習帆船Niobe沈没す
有終 昭和七年 十月号 第二百二十七号
口絵
一、サン・ピードロに集中されたる合衆国艦隊
二、サン・ディエゴ、ノース・アイランド沖の米艦ルイスヴィル
三、仏国重巡洋艦フォツシュ
四、海防艦武蔵
日露戦役記念史話
日露戦役の一考察(承前)(京城帝国大学教授 田保橋潔)
論説
軍記語源論(海軍大佐 広瀬豊)
満蒙の資源に就て(承前)(資源局総務部調査課長 植村甲午郎)
ファシズムの話(承前)(佐々弘雄)
研究資料
支那の将来-日本に関連して(在支 倫敦タイムス通信員)
米国海軍政策(米国海軍大将 W・V・プラット)
海波の響
日清戦役に就て(海軍少将 中山長明談)
運用漫談(二)(船堂逸人)
大絃小絃
日本亜細亜モンロー主義の是非 新聞紙所報
国際連盟の対日ボイコットの成功と否とは懸つて日本海軍の実力如何にあり
米紙に連載された恐日論 日本の対米戦争計画(ウィルヘルム・H・H・ロス)
何故のダンケルク乎(不鳴生抄訳)
西北航空路試験飛行(支那紙邦訳)
海軍の宣伝を論ず(海軍主計大佐 河西金重郎)
秋山将軍の胸像建設を発議せられし斉藤七五郎中将の真意(海軍大佐 津留信人)
明治天皇と我初期水雷術(海軍少将 館明次郎)
帝国海軍創設時代の文献に就て(今泉周逸)
明治初年我海軍創始時代の雇外国人に関する事(海軍造兵中将 沢鑑之丞)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
枯野の下萌
全天録
有終笑話
早寝おそ起き
菓子喰い方ッ!両舷直整列
粟おこし百六十箱と十六箱の間違い
新刊紹介
読者だより
本会録事
人事消息
法規と通報
軍事要報
日本
軍縮全権帰朝
我海軍の新鋭飛行艇の処女飛行
我が海軍飛行機の奇禍
海軍兵の服装一部改正の議
独逸飛行家飛来
外国軍艦来航予定
羅馬尼飛行家飛来予定
邦人日英間飛行予定
英国
英国海軍本部軍事委員全部交代
艦船役務進退建造修理月報
英国空軍の大飛行艇
英国海軍士官の補職期間
米国
米国艦船役務変更
第七十二議会の形勢(六月)
禁酒法問題
米国海軍職員異動
国際連盟調査団の最終報告作製提出期日其の他に関する新聞記事
米海軍建造中艦船工程一覧表
改装中及建造中の艦船に及ぼす節約案の影響
亜細亜艦隊附属艦船の異動
無線操縦標的艦Utahの実験
米国太平洋岸部隊は増勢を見るべし
米海軍の布哇西方五〇〇浬洋上飛行演習
伊国
一九三二-三三年度に於ける総予算と軍事予算
拉米
Bolivia及Paraguayの紛争
伯国の米国海軍Mission招聘
有終 昭和七年 十一月号 第二百二十八号
口絵
一、仏国大型新駆逐艦タルチュー
二、仏国大型潜水艦アンリー・ボアンカレー
三、巡洋艦畝傍
四、砲艦摩耶
論説
時局所感(海軍中将 大谷幸四郎)
ジュネーブ会議に就て(海軍中将 永野修身)
日支問題と国際連盟(特命全権大使・外務省条約局長 松田道一)
研究資料
帝国外交及軍備の自力更正(海軍少将 館明次郎)
海軍力の必要不可欠性を論ず(サア・ハーバート・ラッセル)
米国海軍政策(承前)(米国海軍大将 W・V・プラット)
海波の響
村上(格一)大将の指導振り(海軍中将 竹内重利)
運用漫談(三)(船堂逸人)
大絃小絃
満洲事変と帝国海軍 海軍省
満洲国承認反響 外務省情報部
海軍省関係国防充実献品に就て 海軍省
英国海軍減縮の面影 英誌所載
阿片に養われる支那軍閥(菊池酉治)
テロリズムに就て 米紙所載
明治初年我海軍創始時代の雇外国人に関する事(承前)(海軍造兵中将沢鑑之亟)
明将の俤
故海軍大将正二位勲一等(旭桐)功二級男爵日高壮之亟閣下を憶う(後進一将官)
栃内海軍大将を偲ぶ(猪原薫一)
詞苑
詩壇
特輯詩文
歌壇
俳壇
枯野の下萌
正気篇
有終笑話
五大洲に跨る
“Upping gallant mast”
重宝記
貸家
新刊紹介
本会録事
人事消息
法規と通報
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
海軍小演習
海軍軍事普及部の新設
「海行かば」の発刊
報国飛行機竣工
海軍経理学校移転
伊国軍艦リビア来航予定
第一回海軍少年航空兵の卒業
英国
日米関係に対する加奈陀新聞の論調
英国支那艦隊長官の交代
英国海軍電信員の予備制度創設
英海軍新造の敷設網艦
英国一九三一年度計画艦船の建造着手
火薬廠の爆発と災害防止施設
英国海軍予備員の現状
米国
戦債問題
極東問題
航空関係雑報
米支無線協定
海軍航空雑報
陸軍航空雑報
合衆国艦隊首脳部の交迭と略歴
米海軍兵科将校の欠員
米国陸軍の補充兵募集
一九三三年度海軍予算
Carrier Striking Group
軍縮問題に関する新聞論調
比島の武備を撤廃すべし
比島に於ける日本漁船問題
海軍士官准士官員数
一九三三年度米国陸海軍予算
上院外交委員会の不戦条約審査会に於ける前国務卿Kellogg氏陳述要領
比島駐屯陸軍爆撃中隊の優秀なる爆撃成績
Naval Operating Base四箇所をNaval Stationと改称
兵学校新入校生徒数の不足
高速商船Manhattanの処女航海
米国のHaiti撤兵
支那新聞の与太
日本の戦備に対する外国武官の観察
作戦部長Prattは真珠港口の浚渫を主張す
世界最大の陸軍軟式新飛行船
Lytton報告に対するJapan Advertiserの論評
伊国
要港部及海軍部増設
独国
独逸海軍練習帆船Niobe沈没後報
瑞典巡洋艦潜水艦と衝突
独逸海軍練習帆船Niobe沈没後報(其の二)
有終 昭和七年十二月号 第二百二十九号
我国徴兵制度建設以来六十年に対する勅語
口絵
一、新成の一万噸巡洋艦鳥海
二、シエルヴァ式オートヂャイロ
三、甲鉄砲塔艦鎮遠
四、水雷艇小鷹と水雷艇第一号
論説
国際連盟軍縮会議再開に臨みて(船堂生)
国際連盟脱退と我南洋委任統治地(法学博士 大山卯次郎)
時局に就て(法学博士 下村宏)
研究資料
仏蘭西更正の途は日本の勇敢なる先例に従うにあり(海軍中佐 犬塚惟重)
満洲問題に就て(G・E・ソコルスキー)米国海軍政策(承前)(米国海軍大将 W・V・プラット)
海波の響
運用漫談(四)(船堂逸人)
大絃小絃
参謀教育論(サア・ハーバート・ラッセル)
米紙に連載された恐日論日本の対米戦争計画(承前)(前姫路高等学校教授 ウィルヘルム・H・Hロス)
七了口の敵前上陸記(倉重恭亮)
飛行機命名式拝観の記(広瀬生)
苗頭語原考(海軍大佐 有馬成甫)
関ヶ原の一戦に石田三成が勝ったなら(九皐閑人)
海軍文献蒐集行脚(今泉周逸)
明治十年西南戦役従軍艦の当時に至る迄の艦歴(安住保弘)
七十二年前に於ける邦人全権大使一行の訪米並に世界一周紀行(其の五)(広瀬彦太)
名将の俤
出羽大将を追想す(海軍少将 大見丙子郎)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
枯野の下萌
風気篇
重宝記 地所家屋至急譲渡
有終笑話
そばを周りて
海軍の芋裁判
新刊紹介
本会録事
人事消息
法規と通報
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
水雷隊の創設
報国第十一号(北洋号)の命名式
永野全権の再出発
海軍のオートジャイロ帝都訪問
英国
艦船役務進退建造修理月報
英国海軍短期現役制度の復活
Iron Duke改造工事完成す
英国支那艦隊の勢力補充
イラク国独立後尚当分英国空軍駐屯す
英国海軍政策変革論
濠洲海軍雑報
米国
Adams and His Admirals
陸軍運送船船名
海軍初級士官の結婚延期及兵学校教科変更
次期海軍航空局長予想
米軍正規軍士官配員の基準
第十四及第十五海軍区を合衆国艦隊長官の指揮下に置く
建造中艦船要目
米海軍建造中艦船工程一覧表
Institute of Politicsに於ける極東問題に関する論戦
海軍飛行事故
西岸海軍予備飛行隊の演習
米国失業救済資金中軍港施設充実割当額
艦船雑報
戦艦群及第一戦艦戦隊司令官略歴
仏国
嚮導駆逐艦Cassardの全速公試成績
戦艦Dunkerqueの起工
伊国
伊国艦隊編制変更
独逸の軍備対等権要求に対する伊国の態度
伊国暫定空軍管区変更
独国
一九三二年度独国海軍予算
軍縮会議に対する独国政府の態度