有終 第18巻第1号 = 第206号-第18巻第6号 = 第211号(昭和6年1月~6月)
有終 第十八巻 第一号(第二百六号)
新年の辞
口絵
男爵安保海軍大臣筆蹟
特別大演習御召艦霧島
一万噸巡洋艦摩耶の進水
論説
年頭の感(藤田定市)
帝国国防と海軍航空兵備につきて(海軍少将 井上四郎)
米国の東洋進出(法学博士 大山卯次郎)
他山之石
米国歴代大統領の公言せる同国海軍政策
研究資料
米国海上貿易の統計(不鳴生抄訳)
海軍大演習中予備役軍人に依て活動せる伊予丸(HH生)
航空工業に於ける非鉄質金属の使用(承前)(デイー・ハンソン)
彙纂
西国練習艦の寄港に就て(広瀬生)
遠近展望台(其の一)(吸川迂人)
日新事相科学の力(海軍大佐 吉見勇助)
ネボガトフ事件傍聴筆記
当代側面観
支那識者の満洲移民方法研究 満州は斯くして支那植民地化する(曹励恒)
海軍逸話集
藤井海軍大将の指導振り (海軍中将 竹内重利)
時事小言
時局漫談(矢野恒太)
藻汐草
隠れたる清節の碩儒諸岡文節翁を紹介す(有馬生)
湊川戦闘(承前)(吉井達)
玉子の味噌漬(丹南迂老)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
楓橋夜泊に就て
化石?
重宝記
東京海軍共済組合病院の御利用を奨む
時計の修理に就て
朝顔の種子無料分譲
国産の簡易発明品を御紹介す
本会録事
法規・通報
有終笑話
一時に二度も盗難に遭つたといふ話
SocialityとSocialism
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
海軍管制の改正
海軍武官服役令の改正
海軍服役令一部の改正
海軍兵学校及同経理学校生徒各地志願者
艦隊の新陣容
海軍要部の更迭
英国
南阿航空路
馬来半島航空路開設予定
新型航空機
深海潜水特技章の制定
漁業探検船Challengerの起工
新対空防禦機砲に関する続報
新西蘭に於ける民間航空操縦養成計画
新西蘭空軍の編制及管区
駆逐艦の進水
イラク産石油輸送管に関する英仏妥協成立
英国支那艦隊に新潜水艦四隻増派
艦船役務行動等
米国
倫敦会議中に於ける無線電話の使用
仏国
新計画一万噸巡洋艦の特徴
嚮導駆逐艦Vautourの進水式不成功に終る
空軍雑報
一九三一年度仏国予算概要
独国
独支航空条約に就て
標的艦火災に関する第三報
艇隊の河川巡航
Kolnの備砲実験航海
練習艦Emdenの来航
一九三一年度国防予算
独逸の代艦建造計画
Bangkok-Berlin中継-華府間無線電話実験成功
蘭国
下院十年計画建艦案第一年度予算を可決す
Batavia-Medan間定期航空開始
拉米
パナマ米国間の新設無線電信業
有終 第十八巻 第二号(第二百七号)
口絵
社頭雪
人菊花
公試中の伊国軽巡洋艦アルベルト・ヂ・ギウッサノ
総帆を展せる練習船海王丸
論説
倫敦会議の思ひ出(軍縮会議主席全権 若槻礼次郎)
蘭領東印度の石油企業に日本の資本進出(海軍少将 向田金一)
指導と謙護に就て(海軍中将 竹内重利)
研究資料
定期船を軍艦化するは困難也(ヘクトル・シー・バイウォーター)
水雷戦(サア・ハーバート・ラッセル)
彙纂
海軍特別大演習に於ける海軍予備員参加所感(其の一)(広瀬生)
米国艦隊の新編制(海軍大佐 広瀬彦太訳)
日新事相科学の力(海軍大佐 吉見勇助)
ネボガトフ事件傍聴筆記
海軍逸話集
藤井海軍大将逸事(海軍中将 松村竜雄)
時事小言
時局漫談(承前)(矢野恒太)
藻汐草
日本武尊の御東征(冬青〓主)
湊川戦闘(承前)(吉井達)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
俳句の作法に就て
本会録事
法規・通報
有終笑話
脊中に翩翻たる細長き白旗
むら狆
軍事要報
日本
昭和五年十二月の廃艦
海軍職工整理
工事進捗中の我が国商船
西国軍艦愈ゝ来航
本邦駐在伯国海軍武官離任
葡国軍艦来航
英国
英国議会開院式に於ける勅語
航空雑報
艦船建造役務等
英海軍爆雷の炸薬
英国海軍主力艦の現状
英国飛行船の乗員と其の訓練
加奈陀航空の現状
英国の対パレスタイン政策
英国空軍廃止併合論に対する反駁
濠洲米国間の無線電話開通
外国顧問として派遣中の英国海軍士官
英国一九三〇年度造艦計画艦名及建造所
英国大西洋艦隊西印度諸島巡航計画
英国空軍の更新計画
新嘉坡に雷爆撃機中隊増置
飛行機発艦設備を有する艦船
飛行船製造所の閉鎖及縮小
米国
米海軍当局は一九三六年迄に条約限度迄の造艦計画を同年迄に通過せしめんことを希望す
仏国
一九三一年度海軍予算に就て
伊国
空軍兵学校入学試験の結果
潜水艦六隻砲艦一隻及水雷艇二隻除籍
独国
一九三〇年前半期飛行機輸出数
西南アフリカに於けるJunkersの定期航空
船舶飛行機関郵便物授受実験
LZ128号の改造
Z船大格納庫更に新設
三国条約と日本
蘭国
海軍造艦問題に関する輿論
拉米
伯国の政変と米国
伯国に於ける米国海軍教官団の解傭
有終 第十八巻 第三号(第二百八号)
口絵
米国一万噸巡洋艦ハウストン
英国新潜水艦レゼント
論説
海軍主要兵力整備計画に就て(海軍次官 小林躋造)
若槻氏の『倫敦会議の思出』を読みて(H海軍大佐)
新聞紙について(東京朝日新聞編輯総務 美土路昌一)
研究資料
第五十九議会に於ける海軍関係委員会議録抜萃
一九三〇年に於ける建艦(藤田生訳)
米国の外国貿易と其の商船(米国海軍中佐 クレアレー)
ニカラガ運河を中心とする米国海軍大演習(海軍大佐 広瀬彦太訳)
沿岸防禦に関する米国陸海空軍の分担確定す(前同人訳)
海波の響
藤井海軍大将逸事(二)(海軍大佐 丸尾剛)
旅順口第三回閉塞(海軍少将 匝瑳胤次)
大絃小絃
国際的決済(武村生訳)
海軍特別大演習に於ける海軍予備員参加所感(其の二)(広瀬生)
遠近展望台(吸川迂人)
日新事相科学の力(海軍大佐 吉見勇助)
吉田松陰先生の軍艦製造に関する書翰に就て(黒井悌次郎)
在ブラジル石田常次郎氏の書翰(池田岩三郎)
朝顔と其栽培(大後五郎)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
楓橋夜泊に就て
重宝記
御紹介
分譲売貸地
本会録事
法規・通報
有終笑話
何だ箆棒め
軍事要報
日本
昭和六年度聯合艦隊行動予定
艦船異動
日本船舶手旗法改正
英艦の来航
中華民国の軍艦の礼砲に対する答砲
英国
航空雑報
造船所閉鎖。失業者依然増加す
廃艦及廃棄準備中の諸艦一覧
艦船役務進退建造修理月報
人事関係
濠洲定期航空路
一九三〇年度計画建造艦船建造所
英国海軍の現在航空勢力
米国
米海軍航空殆んど百パーセントの安全
索敵艦隊軽巡戦隊司令官は爾今在職中臨時中将となる
飛行船学生採用員数の増加
陸軍兵力並其の所在
米艦船雑報
米新航空母艦“Ranger”と命名さる
米国が倫敦条約より得たる三大利盆
第十四隻目一万噸軽巡洋艦の建造入札
米国が条約限度迄の造艦に要する費用十二億五千万弗
仏国
建造中の艦艇命名
Steeg内閣々員政派別
新艦“Milan”起工発令さる
今尚ほ浮流機雷発見せらる
主力艦改造に対する一部の意見
Lorientに於ける重油槽建設契約成る
伊国
軽巡A.da Barbiano公試速力
独国
一九三一年度独国海軍予算に就て
独国建艦進捗状況
有終第十八巻 第四号(第二百九号)
口絵
山下海軍大将筆蹟
宮岡海軍中将筆蹟
米国の三航空母艦
仏国航空母艦ベアルン
論説
統帥権擁護の経緯(海軍少将 南郷次郎)
我が南満鉄道に対する支那包囲鉄道の企画に就て(一老兵)
外蒙探検談並に満蒙の実相(陸軍砲兵大佐 遠藤寿儼)
新聞紙について(承前)(東京朝日新聞編輯総務 美土路昌)
研究資料
第五十九議会に於ける海軍関係委員会議録抜萃(其の二)
一九三〇年に於ける建艦(つゞき)(藤田生訳)
仏国の弩級艦建造(ヘクトル・シー・バイウォーター)
米国主力艦近代化予算六千万円上院通過の経緯(海軍大佐 広瀬彦太訳)
海波の響
藤井海軍大将逸事(三)(海軍少将 中川繁丑)
山下源太郎大将の追憶(海軍大将 加藤寛治)
旅順口第三回閉塞(承前)(海軍少将 匝瑳胤次)
大絃小絃
海軍特別大演習に於ける海軍予備員参加所感(其の三)(広瀬生)
遠近展望台(吸川迂人)
日新事相科学の力(海軍大佐 吉見勇助)
独逸に在る東郷元帥頌徳灯篭(致孝生)
日本刀を通して観たる日本精神(一記者)
河津三郎(高島曾川)
吉田松陰先生書翰の附註に就て(佐伯仲蔵)
配属将校よりの感謝状(一記者)
朝顔と其の栽培(つゞき)(大後五郎)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
鳥啼山愁眠山
重宝記
海軍古文書の取次
横浜磯子の別荘貸家
宅地譲渡
貸家
本会録事
法規・通報
有終笑話
日本のナプキン
拙文の誠意次室を動かす
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
自昭和六年度至昭和十一年度建造中及新規計画に依る艦船増減予定表
帝国海軍用新型飛行艇に就きて
海軍飛行機総重量標準改定
練習艦隊の出発
旗艦変更
特務艦洲崎行動予定
米国飛行機本邦飛来予定
仏国通報艦タユール来航予定変更
本邦駐在外国海軍士官に関する履歴其の他
英国
准士官進級規則の改正
Devon Port海軍水雷学校再興予定
一九三〇年度計画新造艦船建造着手期
英海軍重油代用燃料に就て
艦船役務進退建造修理月報
航空雑報
海軍雑報
倫敦条約に対する愛蘭の親米疎英論調
二十糎砲を航空機防禦砲として実験成績良好
濠洲潜水艦英政府に献上の経緯
潜水艦用小型飛行機
英国航空機製造工業の進展
旅客輸送機の命数
英国空軍事故統計
米国
米国が条約限度迄の造艦に要する費用十二億五千万弗
航空雑報
米海軍各種学校学生及卒業者数
米戦闘機急降下速力三百五十哩に達す
民間航空現況
巴奈馬運河礼砲旅行所変更
米海軍募兵人員並募兵費
硬式飛行船操縦に充つべき海軍予備飛行将校の養成
仏国
一九三〇年中進水せし艦艇表
一九三〇年度計画艦艇一部の建造命令
海軍兵学校教育の改善
潜水艦Amphitriteの進水
一九三一年度仏国航空予算
伊国
水上爆撃機十二機大西洋横断編隊飛行
一九三〇年伊国艦艇進水一覧
航空雑報
有終 第十八巻 第五号(第二百十号)
口絵
日本海々戦大捷記念
函館海戦記念
英国嚮導駆逐艦コドリントン
印度海軍のスループ、ヒンダスタン
南海の美港たるシドニィ港
論説
国際聯盟軍縮本会議に対する日本の主張(陸軍中将 筑紫熊七)
仏人の見たる新嘉坡根拠地(海軍教授 井出徳夫)
外蒙探検談並に満蒙の実相(承前)(陸軍砲兵大佐 遠藤寿儼)
研究資料
米国海軍大演習所見(藤田生訳)
一九三五年の次回軍縮会議に於ける巡洋艦要求論(米国海軍大尉 パーシヴァル)
第五十九回議会に於ける海軍関係委員会議録抜萃(其の三)
海波の響
藤井海軍大将逸事(四)(海軍中将 中野直枝)
平岡少将談(其の三)(致孝生)
大絃小絃
東郷元帥に寄せたる海外よりの頌徳文(致孝生)
満蒙鉄道政策上支那の対日本不法行為
兵役共済法の提議(陸軍歩兵中佐岡田銘太郎)
遠近展望台(吸川迂人)
故パーソンス氏の追憶(武村耕太郎)
日新事相科学の力(海軍大佐吉見勇助)
函館戦争に朝陽艦副長たりし 故福島敬典翁所蔵の書簡(広瀬生)
川中島の戦(吉井達)
通信綺談(中島武)
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
月落鳥啼
重宝記
御紹介
会員の持家貸家紹介
本会録事
法規・通報
人事消息
有終笑話
力士の感服と女優の赤面
振つた講評
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
新航空母艦竜驤の進水
一等巡洋艦鳥海の進水
軍艦四隻の除籍
我が三式飛行船の滞空記録
英艦の本邦来航
英国
人事雑報
英国海軍予算及造艦計画
艦船役務進退建造修理月報
英国新鋭高角砲
一九三一年度英国軍事予算
英国空軍予算通過
英国海軍予算通過と下院に於ける海相の答弁
人目を聳動せる英海軍に関する著書
新式戦闘機及飛行艇
米国
新硬式飛行船ZRS-4用推進器の特殊装置
海軍兵学校に於ける航空教育の現状
戦艦Pennsylvania及Arizona改装工事完了並に戦闘部隊編入
飛行機一千機の拡張来る七、八月迄に完成すべし
Pratt作戦部長演習地より電報して航空巡洋艦の必要を説く
本年度兵学校生徒の練習航海
旧亜細亜艦隊旗艦Pittsburghの帰米予定
潜水艦名の改正
米海軍将官異動
米国民間航空教育機関の現状
一九二一年以来の米国海軍省予算
仏国
最近三箇年間に於ける海軍下士官兵の出身経路並に其の員数
海軍の人的内容充実に就て
Algerie起工せらる
英仏伊海軍協定に基き一九三六-十二-三一以前に仏伊海軍が建造し得べき艦艇及一九三六年に於ける両国海軍
伊国
一九三一年-三二年度伊国海軍予算案
一九三一-三二年度空軍予算案
一九三一-三二年度海軍兵学校生徒募集
新嚮駆A.da Mosto公試速力
拉米
墨西哥-独逸間無線電話
伊国編隊機の大西洋横断に関する空軍大臣の報告
伯国海軍の伊国訪伯飛行機購入
有終第十八巻 第六号(第二百十一号)
口絵
シューパーマリーン、サザムプトンMKX飛行艇
エムプレス・オブ・ジャパン
仏国新発動機船ラファエット
論説
航空機の海上戦略術に及ぼす影響(海軍大佐 野原伸治訳)
戦艦維持論(ヘクトル・シー・バイウォーター)
教育上より観たる欧米(成蹊学園校長 浅野孝之)
研究資料
米国の駆逐艦新型論(米国海軍少佐 ジー・ディー・ハル)
戦艦問題(広瀬生訳)
比島に於ける攻防演習(藤田生訳)
飛行船の戦用価値(ハンソン・ダブリュー
バルドウィン)
飛行船か巡洋艦か(仏紙所載)
ピツケイン式オートジャイロの成功(藤田生訳)
第五十九回議会に於ける海軍関係委員会議録抜萃
海波の響
金剛に十四吋砲装備の経緯(造兵中将 武藤稲太郎)
山下大将遺言の一部(竹内重利)
下条中佐談(致孝生)
大絃小絃
スペイン革命余話
支那社会問題の癌『阿片』
日新事相科学の力(海軍大佐 吉見勇助)
通信綺談(つゞき)(中島武)
温故堂軍事雑考(宅島春翁)
詞苑
詩壇
俳壇
重宝記
貸家紹介
本会録事
法規・通報
人事消息
有終笑話
絹羽二重
保険勧誘員撃退策秘伝
附録
支那政局(宇治田直義)
軍事要報
日本
潜水艦進水
仏国軍艦来航
英国
英国飛行機の速力
艦船役務進退建造修理月報
英国艦隊航空隊の進歩
東洋に最新大型潜水艦を配す
超短波無線の成功
仏伊海軍協定
英空軍の印度北西境に於ける活動
英空軍の実験研究並に改良事項
英米仏独航空補助額と航空路の比較
五千噸巡洋艦新造の理由
主力艦の砲装に就て
米国
米海軍の飛行機製作契約
各種艦船機関の一破損に対する航走浬数並一年間の平均航走速力
旧亜細亜艦隊旗艦Pittsburghの帰米航路変更
戦艦Wyomingの練習艦改造工事著手・米国陸軍の山砲空中輸送試行
小型航空母艦及航空巡洋艦建造の必要
米国は戦艦の排水量及備砲の口径引下に反対なり
仏国
仏伊海軍協定内容
最近数年間に於ける艦艇燃料消費額
兵器弾薬準備量
壮丁数に及ぼす世界大戦の影響
燃料貯蔵設備の現状
独国
独逸練習艦Emdenの来航
ソ聯邦
海軍力制限に関する「ソ」土協定
拉米
智利硝石の大合同会社成る