有終　第１７巻第７号　＝　第２００号－第１７巻第１２号　＝　第２０５号（昭和５年７月～１２月）

有終　第十七巻　第七号（第二百号）
統帥権問題に就て
口絵
英国潜水艦オスワルド
米国一万噸巡洋艦ペンサコラ
日清戦役従軍者筆蹟
論説
帝国憲法と参謀総長及軍令部長の権限（法学博士　蜷川新）
統帥大権に就て（陸軍中将　筑紫熊七）
海軍条約の成立と統帥権の限界（法学博士　美濃部達吉）
政治と軍事に関する二重要史実（法学博士　蜷川新）
日本海及太平洋の彼岸に於ける航空路（続）（陸軍航空兵中佐　安達堅造）
農村の現状と将来に就て（続）（帝国農政協会常務委員　原鉄五郎）
軍事要報
「日本」
海軍通信学校の創設
館山航空隊の創設
海兵団令及び防備隊令の改正
駆逐艦より掃海艇へ転籍
軍艦愛宕の進水
敷設艦の命名
「英国」
駆逐艦Ｓｅｐｏｙの爆雷事故
艦船雑報
船舶雑報
航空雑報
新嘉坡錫蘭の海軍貯油設備新設費
西印度諸島航空事業に就て
英米仏伊空軍に関する比較
海軍雑報
英米国間に海底電話線敷設計画
濠洲海軍
倫敦中央飛行場建設計画
不発爆弾掃蕩に関する空軍省令
電光と航空機曳的装置
飛行潜水艦丁抹にて発明せらる
「米国」
水陸設備拡張案
陸軍ビーム式短波送信通信組織
米国は造艦能力不足の為止むなく一九三六年迄は大巡十五隻を以て満足したり
航空映像電送器完成
「伊国」
嚮駆Ｎ．ｄａ　Ｒｅｃｃｏ公試速力
一九三〇－三一年度伊国空軍予算決定
新潜水艦Ｄｅｓ　Ｇｅｎｅｙｓ耐圧水深
伊国新艦要目
伊国空軍現用航空機
伊国海軍新造艦計画と其の全勢力四十万五千四百瓲
「独国」
無線用短波の性質
Ｄｏ．Ｘ用発動機交換
新Ｚ船建造庫の要目
軽金属ベリリウムの価値
「蘭国」
和蘭及東印度間連絡飛行再興
蘭印艦隊の一部濠洲訪問
蘭印艦隊編成外一件
「拉米」
汎米道路中パナマ運河には架橋せず
日本の国防と軍縮
研究資料
一九二九年に於ける世界の商船建造
海と空
軍事要訣西説砕金
彙纂
実用鶉の飼養に就て
装帆飛行機
時事小言
兵役保護の新主張に就て
海軍逸話集
釜屋式片仮名信号法発明四十二年の追憶
英国人気質
藻汐草
海軍営碑に就て
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
重宝記
大阪に於ける海軍展覧会と出品に就て
本会録事
法規・通報
有終笑話
「八」を逸す
又八郎
洗濯物の日本巡り
附録
支那政局
有終　第十七巻　第八号（第二百一号）
口絵
米国一万噸巡洋艦ソルト・レーキ・シチーの側面解剖図
伊国新潜水艦デス・ゼネース
人工的濛霧に裏まれたる都市
日清戦役従軍者筆蹟
論説
米国士官の見たる将来の巡洋艦論（米国予備役海軍大尉　フランクリン・パーシヴァル）
露国の真相（夏秋亀一）
師道の精神（海軍大佐　広瀬豊）
軍事要報
「日本」
駐日米国大使館附武官更迭
海軍の徴兵に青年訓練法適用
昭和五年度海軍各学校生徒採用試験概況
「英国」
空軍充実問題
Ｇｌｏｒｉｏｕｓ配乗航空兵力とＡｒｇｕｓ
新巡洋艦Ｌｅａｎｄｅｒの計画要目
Ｃｕｎａｒｄ汽船会社新優速大型客船の建造注文
印度総督の施政方針
航空機観測による間接射撃
減速歯車装置と電気推進との比較
艦船役務行動等
英国と各地間の無線電話
海軍主要人物異動
英国需品工場平和製作に転換す
新嘉坡根拠地建設工事続行
航空雑報
英仏海峡墜道建設反対
香港の新水道
「米国」
最近米国に於ける航空事業の発達状況
Ｂｒｉｔｔｅｎ氏の十億弗海軍拡張案
潜水艦Ｖ－５号の完成
米海軍は長さ一千呎の大艦型試験槽を建設せんとす
一万噸巡洋艦Ｎｏｒｔｈａｍｐｔｏｎの完成と地中海巡航
米陸軍の長距離航空写真
航空雑報
飛行船ＺＲＳ－４号Ａｋｒｏｎと命名せらる
海軍兵学校生徒の夏季練習航海
陸海軍給与増額法案通過困難
海軍雑報
艦船重油火災消化器
盲飛行実験
陸軍夜間航空写真並に長距離写真撮影
米国は倫敦条約によりＢａｌａｎｃｅｄ　ｆｌｅｅｔを得たり
「伊国」
六千馬力Ｃａｐｒｏｎｉ９０　Ｐ．Ｂ．陸上爆撃機
「独逸」
一九二九年独国定期航空事故
練習艦Ｋａｒｌｓｒｕｈｅ行動予定
一九二九年独国定期航空統計
装甲艦Ｂ建造費否決及長期造艦計画に於て
一九三〇年度海陸軍予算審議に際し国防長官及予算委員長説明摘録
海軍予算に対する新聞論評摘要
「蘭国」
蘭国新艦建造計画
蘭印艦隊の濠洲巡航予定
「拉米」
伯国軍艦内の不詳事件
研究資料
米国二隻の新巡洋艦ソルト・レーキ・シチー及ペンサコラ
空軍力
軍用要訣西説砕金
彙纂
ネボガトフ事件傍聴筆記（一）
イーサーなる物在りや
会員向田少将南洋よりの消息
米国異聞
海軍逸話集
八代大将逸事
平岡（貞一）少将談
藻汐草
関ケ原役西軍の総帥石田三成の成行
木翁座右辞
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
重宝記
左の医師を紹介す
本会録事
法規・通報
附、海軍青年訓練修了者検定規定に就て
有終笑話
日本の羅馬字の読み方
名は又八郎
洗濯物の珍話
附録
支那政局
有終　第十七巻　第九号（第二百二号）
統帥権に関する我予後備役海軍将官多数の意見
口絵
航空母艦加賀
米国航空母艦サラトガ巴運河通航
新成の米国一万噸巡洋艦ノーザムプトン
米国一万噸巡洋艦ソルト・レーキ・シチー公試運転の光景
論説
英国軍艦の分捕せる下ノ関の大砲に就て（海軍大佐　有馬成甫）
我国工業の現状に就て（商工省工務局長　吉野信次郎）
神社と国体（佐伯有義）
軍事要報
「日本」
倫敦条約に於ける潜水艦噸数問題
「英国」
航空雑報
新造艦船進水役務等
雑報
英国大西洋艦隊対抗演習中の実弾射撃
英国第一防空群の増設と夏季移動訓練
英国大西洋艦隊の統一射撃と弾薬節約
濠洲の定期航空路
航空機用無線電信電話機実験成績
機密保持委員会
英加（北極圏経由）定期航空路計画
英国航空機の一九二九年度輸出高
「米国」
一万噸ディーゼル機械巡洋艦の設計
米国海軍艦船等級表
三巡洋艦の建造再興
米国議会の閉会と倫敦条約の批准問題
米海軍工廠職工の大減員
一万噸軽巡洋艦の命名
老朽巡洋艦及砲艦の処分
戦艦Ｎｅｗ　Ｍｅｘｉｃｏ，Ｍｉｓｓｉｓｓｉｐｐｉ及Ｉｄａｈｏの改造案
Ｌｏｓ　Ａｎｇｅｌｅｓ．及Ｌｏｎｇ　Ｂｅａｃｈの大築港計画
米海軍は艦船の床板及通路に硅を含ましめたるＡｌｕｍｉｎｉｕｍ鈑を試用し好成績を得たり
「仏国」
雑報
「伊国」
一九三〇－三一年度空軍兵学校生徒募集
一九三〇－三一年度伊国海軍予算
潜水艦四隻駆逐艦一隻及水雷艇二隻除籍
最高国防会議改組
「独国」
南米定期船と飛行郵便の連絡
独逸軍人の職責
Ｂｅｒｌｉｎ－Ｂｕｅｎｏｓ－Ａｉｒｅｓ間無線写真電送
最大陸上飛行機Ｇ３８の馬力増大
「蘭国」
蘭領印度内航空路延長
「拉米」
ニカラガ雑爼
墨国航空兵力の拡張
研究資料
海軍条約の解剖
安式海上飛行場の詳解
米国航空界の瞥見
彙纂
ネボガトフ事件傍聴筆記（二）
海軍条約と英米議会
滑川居瑣話
時事小言
鳴呼軍備縮小
海軍逸話集
八代大将逸事（其の一）
八代大将逸事（其の二）
藻汐草
後醍醐天皇崩御の御事蹟に就て
湊川合戦図
月世界旅行
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
重宝記
離現役士官及家族の為めに海軍軍医学校診療部紹介
本会録事
法規・通報
有終笑話
フォクスルに松の樹が生へたな
ハーフ・フラッグ
“Ｉ　ｄｏ　ｓｐｅａｋ　Ｃｈｉｎｅｓｅ，ａｎｄ　Ｉ　ｄｏ　ｎｏｔ　ｓｐｅａｋ　Ｃｈｉｎｅｓｅ”
附録
支那政局
有終　第十七巻　第十号（第二百三号）
口絵
新式ヘリコプター、メートランド・ブリーカー
米国潜水艦Ｖ六号
英国新一万噸巡洋艦ドルセットシャー
英国定期船ブリタニック
論説
倫敦条約と米国上院委員会記録
慶長前後のマーカンタイル・システム（貴族院議員　竹越与三郎）
神社と国体（続き）（佐伯有義）
軍事要報
「英国」
艦船要目
艦船役務行動
海軍工廠従業員数
航空雑報
一九三〇年度造艦計画説明
倫敦条約の効果
建造中の艦船及廃棄決定艦
新嘉坡根拠地の設備及其の完成期
戦時艦隊募僚中に気象専攻者配員
濠洲海軍の人員削減
主要人物異動
Ｎｅｌｓｏｎ及Ｒｏｄｎｅｙの維持費
新西蘭の浮船渠建造
「米国」
米海軍漢口に陸船隊の揚陸を考慮す
潜水艦用吊鐘式救命装置
米国艦隊行動予定
日米開戦の場合日本は如何に潜水艦を使用すべきか
米国の潜水艦使用法
四千五百米四千听大爆撃実験
米国民間飛行機及有資格操縦士数
米国海軍に於ける兵員の欠乏
米国海軍予算法に依る航空関係兵員増加の趨勢
米国海軍省一九三一年度予算編成の経緯
航空母艦の使用法
航空母艦Ｌｅｘｉｎｇｔｏｎ及Ｓａｒａｔｏｇａの行動維持費
米艦隊の東洋進出日本攻略は米国民一般の信念なり
「仏国」
マドリッド倫敦間航空連絡開始
仏国空軍（陸軍）飛行機の仏蘭西一週飛行
仏国陸海軍給与令の改正
Ｖｅｎｇｅｕｒ及Ｒｅｄｏｕｔａｂｌｅ西印度諸島巡航より帰る
潜水艦雑法
軍縮条約批判
仏蘭西東洋艦隊司令官の更迭
無翼飛行機による倫敦巴里間飛行
仏国の新海軍政策樹立運動
「伊国」
伊国最初の飛行機用重油発動機要目
空軍兵学校生徒採用状況
新水上飛行機“Ｃａｎｔ　３８”
艦名変更
「拉米」
墨国－西班牙国無線電信開通
研究資料
海軍条約の意義
彙纂
ネボガトフ事件傍聴筆記（三）
日新事相科学の力
時事小言
時事漫談一問一答
海軍逸話集
八代海軍大将の追憶
平岡（貞一）少将談
藻汐草
石田三成の事蹟に就て
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
本会録事
法規・通報
有終笑話
まだ沈まずや定遠は
附録
支那政局
有終　第十七巻　第十一号（第二百四号）
口絵
鳴呼Ｒ一〇一号
新型の遮断戦闘機
論説
海軍航空兵備の充実に就て（海軍中将　安東昌喬）
不景気の由来と今後の経済界（ダイヤモンド社長　石山賢吉）
動脈硬化症の話（東京帝国大学教授医学博士　稲田竜吉）
軍事要報
「日本」
倫敦海軍条約批准
海軍大臣更迭
海軍大演習開始
神戸沖の特別大演習観艦式
「英国」
口径大なる航空機射撃機関砲
Ｓａｕｎｄｅｒｓ－Ｒｏｅ　Ａ７飛行艇要目
英濠巡洋艦交換訓練決定
軽飛行機消音装置
自動操縦機
航空機の著陸速力を二十哩となす新発明
新西蘭雑報
新西蘭海軍は国防上潜水艦駆逐艦を最適となす説
新西蘭空軍
大西洋横断定期航空路
一九二九年度造艦計画潜水艦命名
兵学校生徒採用数の激減
艦船建造修理
新食卓制度Ｇｅｎｅｒａｌ　Ｍｅｓｓ及Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｍｅｓｓ　Ｓｙｓｔｅｍ
英国一万噸巡洋艦の航続距離
Ｃｕｎａｒｄ汽船会社建造の新大型船に就て
新飛行艇Ｓｙｄｎｅｙの竣工
英国陸軍の化学的実験に供せられし動物数
英国海軍省職員増加の理由
Ｂｅａｒｄｍｏｒｅ造船所閉鎖
「米国」
米上院外交委員会に於ける海軍卿Ａｄａｍｓの陳述
一万噸軽巡洋艦の建造状況並建造所要日数
造艦競争問題に関する論議
比島の独立と其の防備問題
婦人問題に依る海軍兵学校生徒の放校分処分
米国海軍通信政策
米全権Ｒｅｅｄ氏の暴言
一九三〇年度米国海軍戦技褒賞
五－三比率とＢｒｉｓｔｏｌ少将の日米戦争論
一九三一年度海軍演習
米海軍に十名の永久大将生る
「仏国」
海軍生徒の北欧巡航
将校に対する所属軍港の決定
海軍軍人に対する特典
海軍将校進級停年の実状
「独国」
夜間魚雷航跡表示装置
Ｄｏ．Ｘ飛行艇の領収飛行及米国飛行計画
改良Ｔｅｌｅｆｕｎｋｅｎ式Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ装置の実験
標的艦Ｚａｈｒｉｎｇｅｎの火災及同艦用コルクに就て
Ｄｏｒｎｉｅｒ　Ｗａｌの北大西洋横断
「拉米」
米墨間の時事問題
汎米航空会社の南米一週商業空航路の完成
研究資料
軍縮一面観
日本と軍縮
軍事要訣西説砕金
彙纂
日新事相科学の力
当代側面観
支那識者の満州移民方法研究満州は斯くして支那植民地化する
海軍逸話集
海軍陸戦重砲隊の濫觴
加藤主計少将談
藻汐草
聖徳太子と隋使
湊川戦闘
三笠殉難者二十五年慰霊祭に列するの記
軍術として伝へらるゝ「三略」に就て
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
伊達政宗の和歌に就て銀亭主人へ
重宝記
貸家紹介
信託は何故に安全なるか
土地分譲紹介
本会録事
法規・通報
読者便り
有終笑話
ＳｔａｙはＳｔｏｐ
拓務大臣秘書官
附録
支那政局
有終　第十七巻　第十二号（第二百五号）
口絵
大演習御統監中の大元帥陛下
日本郵船会社新造の発動機客船照国丸
英国の新潜水艦オリムパス
論説
往時を追懐し倫敦海軍会議に考へ及ぶ（海軍中将　田中耕太郎）
倫敦条約と米国上院委員会記録（其の二）
現下の経済時局並に其の対策（貴族院議員　男爵　中島久万吉）
蘭領東印度視察旅行の印象（海軍少将　向田金一）
軍事要報
「日本」
一等巡洋艦摩耶及一等駆逐艦曙、朧の進水
英人を招聘して空中戦闘法講習
昭和六年度練習艦隊の行動
帝国海軍艦艇の所在
我海軍主要兵力整備及内容充実
「英国」
倫敦会議に対する討論（其の一）
倫敦会議に対する討論（其の二）
倫敦会議に対する討論（其の三）
英米航空協定
航空機を有せざる艦隊対空軍の演習
「米国」
一三、八〇〇噸航空母艦の建造入札
米海軍作戦部長及合衆国艦隊司令長官の交代並に其の略歴
老巡洋艦の払下
「仏国」
仏国海軍にて計画中の諸艦に就て
嚮導駆逐艦Ｖａｕｔｏｕｒ及潜水艦Ｍｅｄｕｓｅの進水
仏国海軍諸学校生徒採用者数
潜水艦Ａｒｃｈｉｍｅｄｅの進水
新任海軍少尉練習航海予定
仏国植民長官Ｆｒａｎｃｏｉｓ　Ｐｉｅｔｒｉ氏の演説一斑
巡洋艦Ｄｕｐｌｅｉｘの進水
「伊国」
空軍大臣及空軍軍令部長操縦西地中海九機編隊飛行
新軽巡Ａ．ｄｉ　Ｇｕｉｓｓａｎｏ公試成績
仏伊海軍交渉に関する伊太利新聞紙の報道
伊国に於て建造せる亜国軽巡“２５　ｄｅ　Ｍａｙｏ”公試発射成績
中型潜Ｌ．Ｓｅｔｔｅｍｂｒｉｎｉの要目
「独国」
標的艦Ｚａｈｒｉｎｇｅｎのコルク量に就て
Ｄｏｒｎｉｅｒ－Ｗａｌ北大西洋横断続報
国際無線電信界に於ける独逸の地位
Ｔｒａｎｓｒａｄｉｏ社と政府との関係
独逸海軍秋季演習の概況
研究資料
米国海軍に関し注目すべき事項
航空工業に於ける非鉄質金属の使用
彙纂
ネボガトフ事件傍聴筆記（四）
日新事相科学の力
当代側面観
日本国民への忠言
支那識者の満洲移民方法研究満洲は斯くして支那植民地化する（続）
海軍逸話集
賀茂中将談
藻汐草
維新当時一米国記者の日本に対する観察
勝海舟海軍振興の歌詩屏風につきて
湊川戦闘（続）
神代文字の研究
詞苑
詩壇
歌壇
俳壇
川柳
枯野の下萌
重宝記
貸家紹介
本会録事
法規・通報
有終笑話
睾丸は縮むでは居らぬ乎
スタール博士と二荒伯
シンコ男爵
附録
支那政局