雑誌シソウ ケンキュウ シリョウ
100000524
思想研究資料 第35号
サブタイトル
プロレタリア文学とは何か
著者名
出版者
海軍省教育局
出版年月
1930年(昭和5年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
86p
NDC(分類)
051
請求記号
051/Sh91/35
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
合本
和書
史料調査会旧蔵資料
目次
思想研究資料 第三十五号
プロレタリヤ文学とは何か(千葉亀雄氏述)
A 文学の価値について
1 知識の文学、感動の文学
2 文学と実社会の関係
B プロレタリヤ文学と日本
左翼思想と武器
C 新興文学の定義
1 プロレタリヤとブルジョア
2 幼稚なプロレタリア文学
D プロレタリヤ文学の発生
世界とプロレタリヤ文学
E 日本のプロレタリヤ文学
1 社会小説の発生
2 貧富階級と社会小説
3 社会小説と社会主義小説
4 人道主義と資本主義
F プロレタリヤ文学の黎明
1 「種蒔く人」生る
2 自然発生と目的意識
3戦線整理時代
4 ジヤアナリズムの進出
G プロレタリヤ文芸と政治
1 珠は砕けず
2 文学は文化の粧飾
H 文化建設の一役割
1 レイニンの党文学
2 プロレタリヤ文芸聯盟
I プロレタリヤ文学の内容
1反抗と闘争の文学
2 生産者の社会へ
3 文学の七項
4 反軍国主義文学まで
5 義民伝その他
6 経済意識への動き
J プロレタリヤ文学の三原理
1 観念の文学とは何か
2 美は時代と共に変化する
3 ブルジョア文学は階級美
K 既成文学の衰勢
1 社会環境との背馳
2 新興文学の強味
L 日本作家と海外作家(1)
1 テイヌの三公則
2 ユウゴオの社会人生観
M 日本作家と海外作家(2)
1 ロシヤと日本
2 歪んだ新興文学
N プロレタリヤ文学の功罪
1 文壇ギルトの滅亡
2 材料と人間の単調
3 心理描写の不能
O 無産派文学の将来
1 愛読者が多くなる
2 国法との衝突は不可避
3 アメリカズムとの対立
P 批判力の重要性
1 いかに無産派文学を見るか
2 マルクシズム否定説