雪の里

Ⅰ　雪の里
雪の長岡
遠い記憶
あけびの芽
雪の里
発ってゆく白鳥
雪国のくらし
雪おこしと糖尿病
越後ひとり歩き
野のもの山のもの
笹だんごと粽
鮭の小包み
越後雪明りの道をゆき
　
Ⅱ　「思う」という言葉
歌は訴える
「私は囚人ではない」を聞く
さがして、会う
「思う」という言葉
語感の衰え
思い出の「オネーギン」
私のいけばな論
羨望
拍手
曙覧のすえ
タバコの中の故人
会津先生の死をいたむ
昨年の七月十三日
「わが恋わが歌」を観る
　
Ⅲ　壁の部分
遙かな記憶
壁の部分
祝婚詞
玉石
末子のサインブック
十七歳という年齢
感想
部屋
合理性
「匂」と「香」と
石
古机と落葉の音
自分への感謝と祝福
健康なことば
衾道な石垣蔭で
あとがき
初出一覧