図書タカムラ コウタロウ シシュウ080007789

高村光太郎詩集

サブタイトル1~10
創元選書;第213
編著者名
高村 光太郎 [著]
出版者
創元社
出版年月
1951年(昭和26年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
278p,図版 [1] 枚
ISBN
NDC(分類)
911
請求記号
911/Ta45
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

明治四十年(一九〇七)
秒刻
マデル
豆腐屋
博士
あらそひ
敗闕録
(一)われ千たび君を抱かむ
(二)君を見き
(三)遁れたる君は遣らばや
(四)眠りてあれか目覺めよか
 
明治四十三年(一九一〇)
Les impressions des oŭonnas
tu vois?
Le sourie cache
L'absinthe
Pousse-pousse a la gum-wa
友よ
Presentation
失はれたるモナ・リザ
生けるもの
根付の國
 
明治四十四年(1911)
畫室の夜
熊の毛皮
人形町
甘栗
庭の鳥
亡命者

食後の酒
寂寥
浸蝕
失走
緣日
狗ころ
祈禱
或日の午後


新綠の毒素

退廢者より
『河內屋與兵衞』
髪を洗ふ女
『心中宵庚申』
なまけもの

『おもひで』と『夜の舞踏』と
白晝の空氣
金秤
はかなごと
めくり曆
地上のモナ・リザ
葛根湯
夜半
こもの
あつき日
父の顔
泥七寶
恐怖
 
明治四十五年(一九一二)
靑い葉が出ても
赤鬚さん
あをい雨
友の妻
―に
夏の夜の食慾
或る夜のこころ
おそれ
犬吠の太郎

からくりうた
さびしきみち
カフエにて
ビフテキの皿
梟の族
冬が來る
カフエにて
或る宵

狂者の詩
郊外の人に
冬の朝のめざめ
カフエにて
師走十日
戰鬪
 
大正二年(一九一三)
カフエにて
深夜の雪
人類の泉
人に

よろこびを告ぐ
現實
冬が來た
冬の詩

僕等
 
大正三年(一九一四)
道程
愛の嘆美
群集に
婚姻の榮誦
萬物と共に踊る
瀕死の人に與ふ
晩餐
五月の土壌
淫心
秋の祈
 
大正五年(一九一六)
わが家
 
大正六年(一九一七)
晴れゆく空
小娘
海はまろく
花のひらくやうに
歩いても
湯ぶねに一ぱい
無爲の白日
 
大正九年(一九二〇)
序曲
丸善工場の女工達
 
大正十年(一九二一)
米久の晩餐
雨にうたるるカテドラル
かがやく朝
ラコツチイ マアチ
 
大正十一年(一九二二)
クリスマスの夜
冬の送別
眞夜中の洗濯
五月のアトリエ
沙漠
落葉を浴びて立つ
 
大正十二年(一九二三)
樹下の二人
鐵を愛す
Liluli
春駒
とげとげなエピグラム
 
大正十三年(一九二四)
氷上戲技
偶作七
珍客
淸廉
月曜日のスケルツオ
 
大正十四年(一九二五)
白熊
傷をなめる獅子
少年を見る
狂奔する牛
車中のロダン

後庭のロダン
 
大正十五年(一九二六)
象の銀行
十大弟子
苛察
聖ジヤンヌ
夜の二人
雷獸
冬の奴
無口な船長
滑稽詩
マント狒狒

森のゴリラ
北溟の魚
潮を吹く鯨
 
昭和二年(一九二七)
あなたはだんだんきれいになる

偶作 四篇
母をおもふ
或る墓碑銘
北東の風、雨
冬の言葉
ミシエル オオクレエルを讀む
火星が出てゐる
偉大なるもの
美を見るもの
「詩」
 
昭和三年(一九二八)

あどけない話
同棲同類
何をまだ指しているのだ
存在
旅にやんで
その詩
彼は語る
二つに裂かれたベエトオフエン
花下仙人に遇ふ
天文學の話
ぼろぼろな駝鳥
當然事
無限軌道
街上比興
さういふ友
あの音
夏書十題
 
昭和四年(一九二九)
北島雪山
故事一則
或る日
人生
ひとり酸素を奪って
燒けない心臟
或る筆記通話
觸知
上州湯檜曾風景
無題
上州川古「さくさん」風景

名所
昔話
無題
 
昭和五年(一九三〇)
のんきな會話
匁物を研ぐ人
耳で時報をきく夜
冷熱
孤坐
 
昭和六年(一九三一)
美の監禁に手渡す者
似顏
のつぽの奴は默つている
南極
蟬を彫る
 
昭和七年(一九三二)
非ヨオロッパ的なる
レオン ドウベル
先生山を見る
 
昭和八年(一九三三)
晴天に醉ふ
首の座
 
昭和十年(一九三五)
人生遠視
風にのる智惠子
村山槐多
ばけもの屋敷
「藤島武二畫集」に題す
「惡魔の貞操」に題す
 
昭和十一年(一九三六)
もう一つの自轉するもの
萩原守衞
 
昭和十二年(一九三七)
千鳥と遊ぶ智惠子
値ひがたき智惠子
よしきり鮫
夢に神農となる
老耼、道を行く
 
昭和十三年(一九三八)
一艘の船が二艘になること
地理の書
山麓の二人
團十郞造像由來
手紙に添へて
子を產む書物
 
昭和十四年(一九三九)
レモン哀歌
芋錢先生景慕の詩
つゆの夜ふけに
初夏言志
亡き人に
銅像ミキイヰッチに寄す
へんな貧
 
昭和十五年(一九四〇)
梅酒
最低にして最高の道
秋風をおもふ
太子筆を執りたまふ
 
昭和十六年(一九四一)
荒涼たる歸宅
靑年
 
昭和十七年(一九四二)
與謝野夫人晶子先生を弔ふ
三十年
 
昭和十八年(一九四三)
寒夜讀書
救世觀音を刻む人
 
昭和十九年(一九四四)
南瓜賦
 
昭和二十一年(一九四六)
雪白く積めり
 
昭和二十二年(一九四七)
山菜ミヅ
暗愚小傳
家/土下座(憲法發布)/ちょんまげ/那司大尉/日淸戰爭/御前彫刻/建艦費/楠公銅像
轉調
彫刻一途/パリ
反逆
親不孝/デカダン
蟄居
美に生きる/おそろしい空虛
二律背反
協力會議/眞珠灣の日/ロマン ロラン/暗愚/終戰
爐邊
報告(智惠子に)
山林
山のひろば
 
昭和二十三年(一九四八)
「ブランデンブルグ」
脫郤の歌
人體飢餓
東洋的新次元
山口部落
かくしねんぶつ
クロツグミ
別天地
 
昭和二十四年(一九四九)
おれの詩
惡婦
岩手の人
若しも智惠子が
山からの贈物
 
昭和二十五年(一九五〇)
山荒れる
月にぬれた手
鈍牛の言葉
典型
クチバミ
元智惠子
メトロポオル
裸形
案内
あの頃
吹雪の夜の獨白
田植急調子
噴霧的な夢
女醫になつた少女
東北の秋
 
昭和二十六年(一九五一)
大地うるはし
人間拒否の上に立つ
 
編集覺え書(草野心平)