図書ゲンゴ ユウギ ノ ケイフ080007745

言語遊戯の系譜

サブタイトル1~10
編著者名
綿谷 雪 著
出版者
青蛙房
出版年月
1964年(昭和39年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
391p
ISBN
NDC(分類)
807
請求記号
807/W47
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

ことばの反省(序にかえて)
 
早口言葉
一、早口言葉総記
二、日常語の中の難語
三、口遊びの意味
四、物語・早物語と字余り里謡
五、外郎売の科白
六、科白の好評と流行
七、科白の影響と戯作の追随
八、本調子端歌こんきょうじ
九、舌もじり文句の分解
十、欧米のジングルと中国の早口令
十一、匿された近似音
十二、云いはずし易い畳語文句
十三、爽快な押韻・畳語
十四、文学遊戯としての畳語
十五、道歌七度返し・りん付け
十六、長い名
十七、詰め語・約歌
十八、鳥獣等擬声語の早口言葉
 
早口言葉の戯作本
一、『外郎早言小田原相談』(全文)
二、『鼻毛三尺知恵三文日本一癡鑑』(全文)
 
尻取り文句の変遷
一、最古の尻取り語法
二、文字ぐさり
三、速水行道『文字鎖考』(全文)
四、『源氏文字ぐさり』と『都路』
五、文字鎖の遊び
六、火廻し・火文字ぐさ
七、雑俳の尻取り化
八、尻取り遊戯文句の発生
九、流行の諸相
十、牡丹に唐獅子に竹に虎
十一、当時流行だんぶくろ
十二、その転訛例
十三、尾頭巡環型の尻取り文句
十四、段々話
 
地口・口合い
一、修辞学上の秀句
二、口軽・口疾・利口・興言
三、掛け言葉(兼句)・掠り・捩り
四、言語遊戯としての秀句の独立
五、口合いと地口の意義
六、地口附
七、低俗文芸としての秀句遊戯の発祥
八、中京への移入
九、江戸の地口遊戯の再燃
十、京都口合いの一進歩
十一、江戸における語呂の発祥
十二、地口行燈・絵地口・半絵口
十三、京都口合い遊戯のその後
十四、中京口合い遊戯のその後
十五、大阪の絵口合・地蔵行燈・舌芸
十六、洒落の体系
 
回文の話
一、文学遊戯としての回文
二、回文詩と一句両吟
三、回文の口誦文句
四、倒言の猥褻語
六(五)、明治の回文狂句
 
重言
 
あとがき