図書イシバシ モノガタリ080007651

石橋物語 中

サブタイトル1~10
編著者名
山口 祐造 著/情報資料研究会 編集
出版者
土木施工管理技術研究会
出版年月
1979年(昭和54年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
18,372p
ISBN
NDC(分類)
515
請求記号
515/Y24/2
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

はじめに
推せんのことば

 
17 長崎市(中島川)の石橋群
1 石橋群の特徴
2 石橋文化発祥の地
3 石橋の政治的意義
4 何回も架け替え
5 石橋群の現状
6 石橋群を守れるか
7 眼鏡橋
8 大手橋(堂門橋)
9 高麗橋
10 一の瀬橋
11 中川橋(鳴滝橋)
12 袋町橋
13 一覧橋
14 榎津(えのきず)町橋
15 東新橋
16 萬屋(よろずや)橋
17 桃溪(ももたに)橋
18 古川町橋
19 芊原(すすきはら)橋
20 阿弥陀橋
21 古町橋
22 大井手橋
23 編笠橋
24 魚市橋
 
18 らかん橋(長崎市滝の観音)
1 商人「許登受(きよとうじゆ)」九死に一生
2 許登受の観音(かんのん)参り
3 報恩の架橋
4 九州唯一の唐風石橋
 
19 小藤橋(長崎市現川町)
1 びっくり自然石アーチ
2 自然石のアーチで何故?
3 変形した小藤橋
 
20 幸(さいわい)橋(平戸市)
1 お城に通ずる石橋
2 藩主に懇願して石橋を請負う
3 大工豊前(とよさき)のアーチ技術
4 平戸に太鼓橋現わる
5 橋の補修と文化財
 
21 佐野屋橋(対馬厳(つしまいず)原町)
1 離島唯一のアーチ橋
2 拱矢(こうし)比の難しいアーチ
 
22 早鐘(がね)眼鏡(がね)橋(大牟田市)
1 早鐘の溜池築造
2 三池藩アーチを学ぶ
3 危険が増すアーチ
 
23 秋月目鏡橋(福岡県甘木市)
1 石工を長崎より招く
2 第一回目の橋崩壊
3 面目かけて再挑戦
4 我が国唯一の花崗(かこう)岩の橋
 
24 洗玉橋(福岡県八女郡上陽町)
1 幻の北河内橋か
2 重大な資料遂に発見
3 萩本宇作北川内へ移住
4 洗玉橋の価値
 
25 塩田眼鏡橋(佐賀県藤津郡塩田町)
1 江戸時代唯一の橋
2 長崎式の神橋
 
26 巌(いわお)橋(鹿島市)
 
27 肥後(熊本県)技術の始まり
1 藤原林七の円周率
2 三五郎台頭
3 三五郎肥後一円を廻る
 
28 雄亀滝(おけたき)橋(上益城(かみましき)郡砥用(ともち)町)
1 石工三五郎を招く
2 伏樋の技法
3 三五郎の出世作
 
29 豊岡橋(鹿本郡植木町)
1 石橋技術の謎
2 独得なアーチの組み方
3 拱環(こうかん)石の継目太枘(だぼ)石
 
30 湯町橋(山鹿市)
1 河川改修で発見
2 文化財を守る会撤去反対
3 橋の復元を甘くみて失敗
4 石工は誰か
 
31 二俣(ふたまた)橋と第二二俣(ふたまた)橋(下益城(しもましき)郡中央町)
1 三五郎の兄嘉八の作
2 三五郎に劣らぬ技倆
 
32 小俣橋・相生橋(菊池市藤田)
1 備前の石工菊池川に架く
2 何回も流され橋名混乱
3 石橋の建設譜
 
33 永山橋(菊池市水源)
1 備前の石工が何故菊池に
2 橋本丈八明治に再建
3 特殊な技法
 
34 迫(はざ)間橋(菊池市西迫間)
1 大径間の橋現わる
2 石工「伊助」は誰の弟子?
3 拱環厚偶然の一致
 
35 馬門(まかど)橋(下益城(しもましき)郡砥用(ともち)町)
1 備前石工唯一の橋
2 勘五郎の技術は何処から?
3 備前に何故石橋がない?
 
36 君ヵ渕眼鏡橋(八代(やつしろ)市二見区)
1 八代(やつしろ)藩主三五郎を招く
2 山地に架けた五橋
3 地震にも耐えた石橋
4 拱環が壊れかかった橋
 
37 霊台橋(下益城郡砥用(ともち)町)
1 船津峡の厳しさ
2 総庄屋の熱意
3 橋の技術を長崎で
4 日本一大きな石橋
5 卯助兄弟の腕前
 
38 御(み)船川目鑑橋(上益城郡御船町)
1 母なる川御船川
2 総庄屋「光永平蔵」情熱を燃やす
3 種山石工の自信
4 洪水への備え
5 種山組の活躍
 
39 大窪(くぼ)橋(下益城郡砥用(ともち)町)
1 総庄屋の頑張り
2 宇市兄弟力量発揮
3 長兄卯助の引退
4 中国の駝背(だはい)橋と見紛(まが)う
 
40 高瀬目鑑橋(玉名市高瀬)
1 難(むずか)しい変則アーチ
2 作者不明の古い橋
 
41 津奈木重盤岩眼鏡橋(芦北郡津奈木町)
1 三平鹿児島を脱出
2 重傷の身を津奈木で療養
3 報恩感謝の石橋
4 三平の石橋
5 文化財に指定
 
42 通潤橋(上益城郡矢部町)
1 阿蘇台地の疲弊(ひへい)
2 総庄屋の念願
3 用水樋管(ひかん)の実験
4 抜群の大石橋
5 名工丈八の執念(しゆうねん)
6 城石垣の技法を応用
7 橋から滝が
8 橋の棟梁は誰か?
 
43 岩本橋(荒尾市平井字岩本)
1 番所を設けた大事な往還
2 名工「橋本丈八」を招く
3 架橋の年代
4 石橋保護の土木哲学
 
44 東牟田眼鏡橋(八代郡千丁町)
1 干拓地に石橋を
2 勝蔵唯一の橋
 
45 人吉目鏡橋(人吉市下原田石水寺)
1 三五郎の野津組指導か
2 駝背(だはい)橋の典型
3 環境に相応(ふさわ)しい橋
 
46 鍋田之橋(山鹿市鍋田)
1 山鹿市随一の大石橋
2 自然崩壊の謎
3 三五郎一族の基礎工
 
47 立門橋(菊池市立門)
1 菊池溪谷の大石橋
2 種山組に懇請
3 棟梁宇市最後の傑作
4 洪水即応の合掌(がつしよう)支保工
5 往還の要(かなめ)に虹(にじ)の橋
 
48 大坪橋(山鹿市西上町)
1 肥沃(ひよく)な畑を水田に
2 種山組の足跡
3 この水路橋を誰が
4 肥後屈指の二連拱橋
 
49 明(めい)八橋(熊本市)
1 橋本丈八東京から帰る
2 得意な大石橋から一転扁平(へんぺい)な橋へ
3 百年後に備えた橋幅
 
50 下鶴橋(上益城(ましき)郡御船町)
1 名工丈八の子弥熊頑張る
2 通潤橋に匹敵(ひつてき)する大石橋
3 勾欄(こうらん)の独得な技法
4 四年も要した難工事
 
51 西栗瀬橋(鹿本郡鹿北町)
1 橋本丈八再度招かる
2 変形したアーチ
 
52 下鶴橋(安見橋)(下益城郡豊野村)
1 埋もれていた古い橋
2 高弟祐助の傑作
3 大水害にも耐えた石橋
 
53 洞口(とうぐう)橋(鹿本郡菊鹿町)
1 例を見ないリブアーチ
2 石工仁平の技術は何処から