図書センゴ シソウカ トシテノ シバ リョウタロウ080007644
戦後思想家としての司馬遼太郎
サブタイトル1~10
編著者名
成田 龍一 著
出版者
筑摩書房
出版年月
2009年(平成21年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
394p
ISBN
9784480823649
NDC(分類)
910
請求記号
910/Sh15
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
司馬遼太郎年譜:p369-383 参考文献:p384-394
和書
半藤一利氏旧蔵資料
目次
プロローグ―一九四五年と一九九六年
第一章 はじまりとしてのサラリーマン
1 新聞記者としての司馬遼太郎―『名言随筆サラリーマン』
2 書き出された小説世界―「白い歓喜天」
3 「忍び」に託した社会認識―『梟の城』
第二章 幕末維新期への関心
1 一九六二年の司馬遼太郎―「魔女の時間」
2 幕末の集団と人物―『燃えよ剣』
3 幕末維新の歴史像―『竜馬がゆく』
第三章 東アジアのなかの日本国家論
1 躍動する日本国家像―『坂の上の雲』
2 国民国家創出の困難―『翔ぶが如く』
3 「日本人」をめぐって―「故郷忘じがたく候」
4 時間と空間の新たな把握―『街道をゆく』Ⅰ
第四章 文明論の展開
1 現代史への踏み出し―『ひとびとの跫音』
2 移動する民の記述―『菜の花の沖』
3 東アジアの歴史文明へ―『韃靼疾風録』
4 文化交流と少数民族への眼―『街道をゆく』Ⅱ
第五章 時評によるメッセージ
1 北方論と台湾論―『街道をゆく』Ⅲ
2 時論と発言―『この国のかたち』
エピローグ―グローバリゼーションのなかの司馬遼太郎
あとがき
司馬遼太郎年譜
参考文献