服部卓四郎と辻政信
- サブタイトル
- 編著者名
- 高山 信武 著
- 出版者
- 芙蓉書房
- 出版年月
- 1980年(昭和55年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 366p,図版 [2] p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/H44
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 服部卓四郎,辻政信の肖像あり 参考図書目録:p366
- 昭和館デジタルアーカイブ
写真
序(有末精三)
第一部 服部卓四郎と辻政信
はじめに
服部、辻の人物像
大東亜戦争開戦当時の作戦課の雰囲気
服部の略歴
第二次世界大戦の警鐘
服部と筆者の出遇い
服部、欧洲情勢に重大な関心を寄せる
独ソ情勢緊迫す
ヒットラー、日本の参戦を要請す
南部仏印進駐と関特演(南北併進)
服部作戦課長となる
辻政信、参謀本部作戦課に着任す
辻政信とは
参謀本部作戦課戦力班長としての辻
豪雄辻政信を加え、作戦論議白熱す
南部仏印進駐の実施
年内北攻中止と南進についての辻の所論
南方作戦に関する陸海軍合同研究
作戦課内作戦研究
帝国国策遂行要領決定さる
辻政信、シンガポール攻略要員となる
南方作戦の見通しに関する奉答資料
大東亜戦争の発動
日米開戦す
辻参謀とマレー作戦
辻、マレー作戦参謀要員として南進
攻撃前進発動
前進また前進
クアラルンプールを攻略す
自転車部隊は一路ジョホールバルへ
シンガポール攻撃
ジョホール水道の突破
ブキテマ高地を占領す
山下とパーシバルの会見
マレー作戦と辻
比島攻略作戦
初期作戦一段落後の作戦構想
太平洋戦線急迫す
辻政信、再び参謀本部へ復帰
ミッドウェー、キスカ作戦
ポートモレスビー作戦
対支進攻作戦の悲願
ガ島作戦の顚末
発端
川口支隊の攻撃
第二師団の攻撃
ガ島攻撃の失敗と大本営の苦悶
ガ島作戦末期の症状
ガ島撤退方針の決定と服部、辻の心境
ガ島撤退作戦を機として、服部、辻両者の友情関係についての観察
ガ島撤退作戦終了と服部の反省
ガ島以後の南太平洋作戦
今後採るべき戦争指導の大綱
服部再度作戦課長へ
マリマナ方面の戦局急迫とサイパンの失陥
グアム、テニアン島の玉砕
比島天王山の決戦準備
大陸正面の作戦
インパール作戦
大陸打通作戦に対する服部の執念
太平洋戦線崩壊の一途を辿る
服部と比島作戦の顚末
硫黄島玉砕す
沖縄善戦して敗る
服部、中央を去る
服部、支那大陸の最前線で活躍す
第二部 服部卓四郎
戦場における連隊長としての服部
湘桂反転作戦
五旗嶺の戦闘
終戦と武装解除
名参謀はまた名部隊長であった
戦後の服部
第三部 辻政信
はじめに
関東軍参謀時代
張鼓峰事件の緊張
ノモンハン事件
ノモンハン事件起る
紛争逐次拡大す
全満に風雲急を告げる
現地軍と中央の衝突
関東軍は戦闘を再開す
新攻撃準備
攻勢中止の大命下る
ノモンハン事件を反省する
筆者の観察
服部、辻の所見
支那総軍参謀時代
大陸縦貫作戦構想
辻参謀大陸第一線へ
大東亜省と支那総軍とのもつれ
辻、東條の逆鱗に触れてビルマ戦線へ
辻政信ビルマ戦線で活躍す
ビルマ方面軍の戦況
断作戦の実施
断第二期作戦
盤作戦の実施
辻、再び三十三軍で
シッタン河口の作戦
タイ国における辻参謀
バンコックの変貌
タイ国に方面軍新設
終戦
潜行三千里の旅へ
タイ国内潜伏
タイ国脱出
ハノイに向う
革命軍の対立
重慶の生活
戴笠将軍墜落死す
中国の内紛
中国の首都が南京へ移転
戦後初めて見る南京の街
南京最後の夜
上海を後に祖国日本へ
戦後辻と対談
終章 服部、辻の影響力とその魅力
服部、辻両者の及ぼした影響
服部卓四郎の魅力
辻政信の魅力
おわりに
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