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近代日本人物政治史 下巻

サブタイトル1~10
編著者名
日本近代史研究会 編
出版者
東洋経済新報社
出版年月
1956年(昭和31年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
ix,367,27p
ISBN
NDC(分類)
312
請求記号
312/N71/2
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
肖像あり
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次


 
第一章 政党政治をめざして(大正元年から大正一一年まで)
尾崎行雄(大正元年八月から大正三年三月まで)
西園寺内閣の崩壊―護憲運動はじまる―尾崎、憲政の神様となる―桂内閣の瓦解―シーメンス事件起る
犬養毅(大正三年三月から大正五年一〇月まで)
犬養、入閣を拒絶―世界大戦と犬養の「軍備論」―大隈の対中国政策―大隈内閣改造
後藤新平(大正五年一〇月から大正七年九月まで)
ピリケン内閣参謀長―外交調査会―大いに帝国の襟度を示し―「自衛のため」の出兵―名医、診断を誤る
原敬(大正七年一〇月から大正一〇年一〇月まで)
平民宰相登場す―ぬきさしならぬ出兵問題―普選運動たかまる―宮中某重大事件―原首相暗殺
 
第二章 「英雄待望論」(大正一一年から昭和六年まで)
堺利彥(大正一〇年一〇月から大正一二年九月まで)
当時の労働運動―日本共産党創立―方向転換論―共産党検挙―獄中迎春
加藤高明(大正一二年一〇月から大正一五年一月まで)
護憲三派内閣―ムチとアメ―貴族院改革―三派分裂
森恪(大正一五年一月から昭和四年七月まで)
果てしなき泥試合―積極外交の担当者―国民のたたかい―はげしい弾圧―張作霖爆殺
浜口雄幸(昭和四年七月から昭和六年八月まで)
ライオン宰相―「金解禁」は特効薬?―統帥権干犯問題―男子の本懐
 
第三章 ラッパの音に踊るもの(昭和六年から昭和二〇年まで)
石原莞爾(昭和六年九月から昭和七年五月まで)
雲の上の陰謀―二〇世紀の放火犯―東京陥落―話せばわかる!
斎藤実(昭和七年五月から昭和一一年二月まで)
スローモー?―国を焦土と化しても―政変下に宇垣の上京―軍部のばつこ―二・二六事件
宇垣一成(昭和一一年二月から昭和一二年六月まで)
五里霧中の五日間―西園寺、近衛説得に失敗す―宇垣、東京へ帰る―宇垣へついに大命下る―組閣交渉難航―祭政一致内閣
近衛文麿(昭和一二年七月から昭和一六年一〇月まで)
加茂川の水とスゴロクの賽と陸軍―中国人民は抵抗をやめない。戦争は長期化してきた―複雑怪奇の連続―近衛、新体制運動に着手―日ソ中立条約と日米交渉
東条英機(昭和一六年一〇月から昭和二〇年八月まで)
清水の舞台から―東条独裁政治―倒閣運動起る―小磯・米内連立内閣―敗戦への道
 
第四章 国民の指導者はどこに(昭和二〇年から昭和三〇年まで)
徳田球一(昭和二〇年八月から昭和二一年五月まで)
東久邇終戦処理内閣―政治犯の釈放―戦犯にぞくぞく逮捕令―公職追放はじまる―幣原反動内閣打倒人民大会
吉田茂(昭和二一年五月から昭和二四年一二月まで)
鳩山追放と吉田の登場―吉田と徳田の鉢合せ―マッカーサーの人力車―第三次吉田内閣成る
鈴木茂三郎(昭和二五年一月から昭和二九年四月まで)
社会党分裂、鈴木、書記長となる―朝鮮戦争―サンフランシスコ体制―第三勢力論
鳩山一郎(昭和二九年四月から昭和三〇年九月まで)
保守合同はラン頭の急務―鈴木の総評工作失敗―吉田政治ついに終る―鳩山選挙管理内閣―第二次鳩山内閣―今後の人物地図は?
 
あとがき
索引