図書シンペン サイタマケンシ080007603

新編埼玉県史 別冊

サブタイトル1~10
二・二六事件と郷土兵
編著者名
埼玉県県民部県史編さん室 編
出版者
埼玉県史刊行協力会
出版年月
1981年(昭和56年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
564p,図版 [8] p
ISBN
NDC(分類)
213.4
請求記号
213.4/Sa24/B
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

口絵

 
第一章 二・二六事件の概要
はじめに
一、 事件の概要
二、 二・二六事件と埼玉県
 
第二章 二・二六事件関係者の証言
近歩三ノ七
警視庁からの連絡なし(長野峯吉)
高橋蔵相邸襲撃(松本芳雄)
蹶起部隊から鎮圧軍へ(茂木福重)
宮城赴援隊小隊長(今泉義道)
歩一ノ十一
蹶起将校の身辺護衛(横川元次郎)
水筒に水をつめておけ(根岸酉次郎)
荒木大将の通過を阻止(鹿倉貞助)
山王ホテルに陣地構築(田中善一郎)
出動要員となる(引間忠雄)
歩一ノMG
銃撃戦下の首相官邸(粟田良作)
食料調達(新井崇治)
栗原中尉と私(篠田喬栄)
総理の写真(金子良雄)
不審な女中たち(森田耕太郎)
首相ではない(小高脩平)
断水作戦に備えて(内野嘉重)
歩三ノ一
坐折した昭和維新の回想(麦屋清済)
取り残された分隊(丸岩雄)
私は軽機射手だった(中島与兵衛)
教育総監邸襲撃(羽鳥喜平)
反乱軍の烙印(大八木泰蔵)
行き先も知らず(持田金三郎)
木部伍長の救護(中野包房)
教育総監邸で負傷(木部正義)
歩三ノ二
軍法会議に異議あり(藤城銀次)
懊悩する獄中の起居(内笹井香)
歩三ノ三
不当な軍法会議(藤倉勘市)
私の四日間(中津川章一)
発砲して車輛を止める(吉野新太郎)
反乱軍となる(関小平)
汚名挽回の意味(志村正夫)
民衆の声援(沢田安久太郎)
合言葉を暗記して出動(福田守次)
歩三ノ六
黒い影に憤怒(谷中靖)
安藤大尉と私(前島清)
侍従長の寝室(酒井光司)
敵は目前にあり(岩崎英作)
守衛を監視す(大熊米吉)
部下思いの安藤大尉(増田喬)
武士の情止めだけは(大谷武雄)
四面楚歌(平井銀次郎)
歩三ノ七
永遠の袂別「頭ッ右」(堀宗一)
白だすきをかけて(石川喜代吉)
隊長護衛兵として(金子平蔵)
陣中のガリ版印刷(福島常二)
歩三への連絡成らず(田島粂次)
上半身裸の野中大尉(小野沢元次郎)
鎮圧軍兵士と泣く(滝島淳)
歩三ノ十
その時肚はきまった(福島理本)
新井中尉の説得に従う(斎藤周一)
電車通りで演説(加庭勝治)
懐中電灯の合図(島崎新八)
戦車に包囲さる(森雄蔵)
黙秘して頑張る(細谷伊勢吉)
歩三ノMG
銃隊分属命令に従う(柳下良二)
おかしな非常呼集(畑和)
桜田門前に布陣(川辺光三)
山王ホテルからの脱出(山崎勢一)
銃口は屋内に向けろ(吉沢周作)
鎮圧軍包囲す(斎藤弥一)
警視庁の占領だった(吉野庫之)
歩哨線警戒中(鈴木清)
MG小隊長(立石利三郎)
その他
村山大尉の説得(加藤菊治)
衛兵勤務異常あり(関根茂萬)
無断で開かれた弾薬庫(福島丑松)
陸軍省から首相官邸へ(諏訪平吉)
藤田男爵邸の思い出(安田正)
蹶起部隊の本部旗を奪う(新井佑)
皇軍相撃への悩み(内田金蔵)
 
おわりに
付編 事件に参加した郷土兵が書いた手紙
あとがき