図書キョモウ ノ レキシ080007598

虚妄の歴史

サブタイトル1~10
二・二六事件の周辺
編著者名
山村 文人 著
出版者
経済往来社
出版年月
1974年(昭和49年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
7,299p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Y32
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

序説 事件究明上の問題意識
一 国家社会主義への志向
二 疑似民主主義
三 国際感覚の欠如
四 派閥抗争
 
第一章 革新への要望
一 要望から失望へ
二 元老・重臣
三 皇族の立場
 
第二章 陸軍の内部分裂
一 派閥性
二 派閥の発生
(一) 宇垣の存在
(二) 陸大出身と隊付将校
(三) 皇道派と統制派の起源
(四) 両派の相違点
 
第三章 闘争
一 政策から派閥へ
二 皇道派の人々
三 統制派の人々
四 永田の政治性と策動性
 
第四章 謀略
一 怪文書と策謀
二 床次五十万元事件
三 十一月事件
四 真崎教育総監更迭
(一) 反真崎布陣
(二) 天皇機関説問題から教育総監の更迭
(三) 更迭以後
 
第五章 雪の朝 終末へ
一 悲劇への歩み
二 事件についての疑問
(一) 叛乱かどうかの問題
(二) 陛下の怒り
(三) 真崎の行動
(四) 青年将校の計画性
 
第六章 人、それぞれ
一 真崎甚三郎という人
二 林銑十郎という人
三 石原莞爾という人
 
資料
真崎に関する怪文書
荒木に関する怪文書
真崎・荒木に関する怪文書
天皇機関説問題に関し岡田海軍大将(首相)との懇談状況報告
清軍運動の実勢