雪国地理誌
- サブタイトル
- 編著者名
- 市川 健夫 著
- 出版者
- 銀河書房
- 出版年月
- 1975年(昭和50年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 288p(図共)
- ISBN
- NDC(分類)
- 291
- 請求記号
- 291/I14
- 保管場所
- 開架半藤文庫
- 内容注記
- 参考文献:p287-288
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
1 雪と文化
雪国ということば
雪国のルポルタージュ
雪恋うる人々―雪の美意識
2 降る雪・積る雪
雪の季節
降る雪―雪の華
積る雪―恐しい重量
日本海沿岸に降る雪―山雪と里雪
太平洋沿岸に降る雪―上雪
恐しい雪崩
3 冬に備えて
冬囲い―冬に備える生活
越冬野菜の貯蔵―大根ニョウ
地方色豊かな漬菜
4 雪下ろしと道踏み
除雪―雪掘り
道踏み―道路交通の維持
冬道―雪上に作られる季節道路
橇―雪上の交通用具
5 雪国の衣服
ミノ帽子と蓑―雪中のかぶりもの
刺しこぎんとバンドリ
角巻きと綿帽子―女性の服装
雪靴―雪国の履き物
6 雪国の民家
茅ぶき屋根・中門造り
合掌造りと冑造り
広間型の民家とイロリ
雁木のある町並
7 雪国の農林業
日本の穀倉地帯
チューリップ・錦鯉・エノキダケ
裏日本の農村―かつての地主王国
雪国の林業
熊を追う猟師たち
8 雪国の地場産業
小千谷縮と越後上布
雪国の機業―十日町の織物
主婦の内職・出機
雪の中で生れる内山紙
雪国の手工業―こけしと本漆器
9 裏日本の近代工業
裏日本と新日本海時代
日本海沿岸の自然
雪に弱い都市生活
水力発電―日本の電源地帯
10 苦しい出稼ぎ
雪国の出稼ぎ労働―杜氏
増加する出稼ぎ
毒消し売りと売薬行商
11 雪の中の社会生活
多い賦役負担―御伝馬
雪国の医療問題
郵便集配を支える逓送隊
雪の渡し場
雪国の信仰
節季市と朝市
12 鉄道・道路と雪
雪と苦闘する国鉄
国鉄の雪害対策
道路の機械除雪
消雪パイプと流雪溝の効果
13 雪国の年中行事
雪国の大正月
小正月の行事―庭田植えと火祭り
横手のカマクラ・越後のホンヤラ洞
雪祭りさまざま
14 雪国のこどもたち
冬季分室のこどもたち
箕作の道祖神まつり
こどもたちの雪あそび
15 雪国の生活を変えたスキー
スキー事始め
スキー術の普及
スキーの大衆化
スキー民宿物語
16 雪国の春
雪融けのころ
雪形―農民の景観気候学
雪国の山の幸―山菜
春を迎えて
あとがき
参考文献
図表索引
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