日本再軍備

一　プロロオグ―一つの寓話
　
二　日本再軍備の演出者と脚本―アメリカ世界政策の本質
　
三　第一幕―「期待の時期」
(１)　アジアにおける「トルーマン主義」―第二次大戦後のアメリカ極東政策
(２)　「日本民主化」の舞台裏で―初期の日本占領政策
(３)　「極東の工場」と「アジアの防壁」
(４)　忠僕サンチヨ
　
四　第二幕―焦燥の時期
(１)　太平洋同盟のデッサン
(２)　新中国の誕生とその波紋
(３)　対日講和の「棚あげ」
　
五　第三幕―「実驗の時期」
(１)　朝鮮戦争の前夜
(２)　朝鮮戦争とアメリカ
(３)　「サンクチュアリ」
　
六　第四幕―「決意の時期」
(１)　「アコーディオン戦争」
(２)　世界を震憾させた三〇秒
(３)　サンフランシスコへの道
(４)　オペラ・ハウスの茶番劇
(５)　日本は「アジアの真空」をうずめる
　
七　第五幕―「実施の時期」
(１)　牙と腕の長短
(２)　「老兵は消えず?」
(３)　「ニッポン―零年」
　
あとがき