江戸東京物語
1 上野東照宮・不忍池界隈
家光が一新した上野の東照宮
東照宮は重要文化財の宝庫
お化け灯籠、石鳥居、五重塔
総金箔の唐門、透塀に大楠
荘重な社殿になぜか狸の置物
不運が続いた上野の大仏
賓客万来明治の精養軒
今も鳴る寛永寺の「時の鐘」
朮の神事で名高い五条天神
花園とも忍岡ともいう穴稲荷
不忍池の中島弁財天由来
弁天島の多くの碑と聖天島
清水寺をモデルの清水観音堂
花見の桜がなぜか秋色桜
不忍池には競馬場があった
森鷗外にゆかりの池之端
2 上野寛永寺・芸大界隈
天下第一の梵刹、寛永寺
鉄舟筆の彰義隊「戦死之墓」
虫塚と慈海僧正墓石の来歴
寛永寺霊廟二つの勅額門
秘薬、了翁僧都、勧学院
家光に殉じた側近眠る現龍院
八万四千体地蔵の浄名院
御刻印、大黒天、御福の湯
知る人ぞ知る博物館動物園駅
わが国初めての国立図書館
作品も鑑賞できる黒田記念館
音楽史を奏でる奏楽堂
美術と音楽の東京芸大誕生
膨大な所蔵作品、芸大資料館
美術館が集まる上野のお山
珍禽異獣を集めて動物園開園
家光が名付け親の閑々亭
弘法大師、清水坂、寒松院
3 上野公園・上野駅界隈
山王台、林羅山、湯島聖堂
上野公園「竹の台」由来
佐倉宗五郎、鐘鐘堂、小松宮
小松宮親王と野口英世像
克蘭得将軍記念の植樹碑
摺鉢山は千五百年前の古墳
わが国初の電車も走った
鞦韆も名物だった上野動物園
幻に終わった上野温泉郷
西南戦争最中の勧業博覧会
上野の山に浮かんだ軽気球
公園を走ったナゾの自動鉄道
慈眼、慈恵を偲ぶ両大師
江戸を語る二つの重文表門
東京の北の玄関事始め
上野駅は公衆電話発祥之地
アメ横見守る徳大寺摩利支天
4 谷中界隈
七福神詣では谷中に始まる
今に残す江戸商家の建築様式
高橋泥舟の墓所は楠の下
笠森お仙の茶屋はどこか
お仙の神秘性の真相とは
罪深い谷中の「いろは茶屋」
谷中に永眠する高橋お伝
天王寺の数奇な運命
朝倉彫塑館は建物も傑作
観音寺、忠臣蔵、築地塀
長安寺の加納芳崖と板碑
自性院にゆかりの愛染かつら
瑞輪寺と神田上水の縁
鉄舟が建てた全生庵
谷中の武家屋敷風小学校
美術院発祥の地の岡倉天心像
中村不折の貴重な書道博物館
太田道灌と道灌山、山吹の里
江戸の行楽地は日暮らしの里
一茶も訪れた月見寺の本行寺
養福寺の江戸文化の碑々
椎の木と七面倒の延命院
風に詠じ月に歌うは道灌山
日暮里谷中の総鎮守諏訪神社
雪見と地蔵の浄光寺
青雲禅寺「道灌船繋松」由来
日暮らしの里の花見寺
光太郎ゆかりの「正直親切」
田端は美術村から文士村
多士済々の田端文化人
正岡子規が書き遺した墓誌
源平の歴史伝える田端八幡宮
与楽寺の本尊、賊除け地蔵
5 王子・赤羽界隈
陸奥宗光の旧古川庭園
滝野川の御殿山は郡衙の跡
日光御成道、西ヶ原の一里塚
坂東武者、豊島氏と王子神社
飛鳥山は王子権現の佳景の地
吉宗が花開かせた飛鳥山公園
土器投げと波山の飛鳥山焼
音無親水公園に古刹紅葉寺
洋紙発祥之地と渋沢栄一
大晦日は皇子稲荷と装束榎
ご存知王子のきつね
江戸の蛍の名所は王子と谷中
赤羽台は中世からの要衝の地
道灌像を伝える静勝寺
隅田川の増水防ぐ岩淵水門