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史録日本国憲法

サブタイトル1~10
編著者名
児島 襄 著
出版者
文藝春秋
出版年月
1972年(昭和47年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
386p,図版 [1] p
ISBN
NDC(分類)
323
請求記号
323/Ko39
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
主要参考文献:p383-386
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

近衛文麿とマッカーサー
米軍も混乱状態
前例のない占領法式
憲法を変えさえすれば終戦と「国体護持」
陽の目を見なかった入江案
日本側の意図に待つ
東久邇首相へグッドバイ
近衛に打ちあけたマ元帥
 
占領にゆらぐ天皇制
改憲をまかされた
マッカーサーの裏切り
不安な皇室の前途
高木八尺教授の情熱
アチソン項目の内容
幣原の改正無用論
憲法よりシェークスピア
 
憲法改正の主導権
マ元帥の五項目要求
国務としての憲法改正
近衛公爵の会見記事
佐々木教授と宮沢教授
学閥の対立にまで進む
国務省訓令を提示すべきか?
"天皇退位条項"の衝撃
 
国体護持をめぐって
問題のある近衛発言
法律家としての松本蒸治
佐々木博士の胸中
公爵をどなりつける
河村教授への協力依頼
裏で進む戦犯指名
天皇退位発言の真意
改正条件は承服できない
 
裏切られた近衛文麿
佐々木博士激怒す
憲法問題調査委員会の姿勢
不機嫌なマッカーサー
近衛を支持しない
牛場友彦の疑念
明らかな裏切り
改正と美濃部のリベラリズム
米艦に連れ去られた近衛
 
踏みつぶされた近衛案
砲艦の中で詰問
「赤化も計りおるごとし」
陸海軍は存続させたい
天皇制を国民投票で
早められた憲法改正奉答
アチソン要目はほとんど網羅
奈良屋旅館の雪
 
自決した"運命の人"
戦争責任追及の声
天皇制はどうなるのか
近衛公爵を被告席に「のりだす時期」
松本四原則の提示
戦犯指名の屈辱
巣鴨入り延期を蹴る
勝てる者の増長と・・・・・
 
「人間宣言」前後
司令部の意向
二十一年の桜の時期までに
「人間宣言」の舞台裏
ヘンダーソンの回想
幣原首相の名原稿
もう一つの憲法草案
 
改正急ぐマッカーサー
記念碑としての憲法改正
改正案における天皇の地位
公職追放令の嵐の中で
拍手につつまれた野坂参三
極東諮問委員会の真意
「戦争放棄」の提議
誰が軍備を捨てたか
 
スクープされた試案の波紋
ケーティス大佐の予感
高木八尺教授の献言
マッカーサーの真意
極東委員会発足の前に『毎日』のスクープ
日本側の知らぬうちに
陸海軍どうするか
 
皇位と軍備のゆくえ
武装放棄宣言の憲法
米国案と日本案と
最高司令官の介入
すべて最高機密(トップ・シークレット)に
楢橋パ-ティ
天皇"象徴"説の発想
 
爆音化の「戦争放棄」
天皇と松本国務相
「陸海軍」と「軍」
首相任命権の行方
戦争放棄条項の誕生
日本の"新紀元"
二月十三日、水曜日
爆撃機の劇的な登場
松本国務相の暗い怒り
 
白洲次郎の抵抗
これでは社会主義憲法だ
説得の可能性はある!
白洲書簡へのきびしい返答
糖衣に包んだ苦い薬
「四十八時間以内に通告せよ」
最後の一鞭
期限切れはやってきた
 
マッカーサー草案の衝撃
敗戦という現実
改正の最初のステップ
心より言葉の問題
「翻案」にすぎない
憲法から天皇の抹殺
日本政府の憲法草案
度重なる催促
憂慮惜ク能ハザルナリ
 
かくて日本国憲法は誕生した
松本国務相総司令部へ
ケーディス大佐との口論
憂色につつまれた首相官邸
幣原首相の涙
天皇最後の聖断
米国製憲法という疑い
憲法のことはもう忘れたい・・・・・
 
あとがき
主要参考文献