形相

まえがき
　
昭和十一年
新年の歌(二首)
総持寺(二首)
二・二六事件(四首)
春の行程(十七首)
北陸の旅(四首)
家族(六首)
明暗(十六首)
日記より(十三首)
スペイン動乱(二首)
故江原萬里君(四首)
夏より秋(九首)
和解(三首)
微恙(四首)
秋より冬(九首)
師走(七首)
　
昭和十二年
赤土山(二首)
咄(三首)
きさらぎ(六首)
春點綴(九首)
月見草(三首)
静観園(三首)
夏日抄(十三首)
美しき魂(三首)
秋断章(五首)
研究室(六首)
滞欧追想(五首)
事変(五首)
　
昭和十三年
村山池(三首)
こがらし(二首)
冬の雨(三首)
教授グループ事件(四首)
終講(三首)
春光(十一首)
内村鑑三先生(三首)
講義(三首)
梅雨ふる頃(十首)
大学自治問題(五首)
夏休(八首)
ミュンヘン会議(二首)
御成婚(一首)
「小島の春」(二首)
善悪の彼岸(二首)
歳晩(五首)
　
昭和十四年
歳旦頌(一首)
河合教授の場合(四首)
冬庭(二首)
恩師夫妻(二首)
春愁(九首)
夏の生態(十九首)
大磯(四首)
欧州大戦序曲(十二首)
ノモンハン高原(二首)
銀杏黄葉(五首)
そのころ(三首)
坐机(三首)
　
昭和十五年
無為(七首)
業苦(五首)
立春(四首)
春蘭(三首)
籠居(五首)
欧州大戦図(一七首)
土用(九首)
父と子(七首)
三峯行(七首)
賀歌(二首)
三国同盟(二首)
秋夜(五首)
演習旅行(二首)
冬(八首)
　
昭和十六年
一月覚書(十三首)
近衛内閣に与ふ(四首)
バルカンとスエズ(五首)
五月空(四首)
母逝く(四十二首)
独蘇開戦(八首)
挽歌(三首)
ノートより(五首)
婚筵(四首)
風雲急(六首)
十二月八日(三首)
　
昭和十七年
新春賦(六首)
新嘉坡(一首)
芦屋行(十六首)
岳父忌(三首)
春闌く(十二首)
母の一周忌(五首)
軽井沢(五首)
晩夏(十二首)
誕生(三首)
処女作(五首)
ニュース(八首)
　
昭和十八年
戦ふ世界(四首)
早春(十三首)
春ゆく(六首)
縁(二首)
大祓(二首)
イタリア崩壊(三首)
書斎(七首)
秋づく(六首)
病床(五首)
冬来(五首)
　
昭和十九年
高麗神社(四首)
牡丹江(三首)
新婚賀歌(五首)
撤収(五首)
三谷隆正君を憶ふ(八五首)
彼岸前後(十首)
哀悼歌(七首)
故郷(二首)
秋川(四首)
小出刀自(六首)
欧州上陸作戦(九首)
サイパン(二首)
秋風(十首)
遺品(二首)
噫小野塚先生(十五首)
　
昭和二十年
元旦独語(八首)
レイテよりルソン(六首)
春寒し(九首)
某日某夜(四首)
劫火(六首)
焦土(七首)
暁光(三首)
　
あとがき