どどいつ入門
- サブタイトル
- 二十六字詩 古典都々逸から現代どどいつまで
- 編著者名
- 中道 風迅洞 著
- 出版者
- 徳間書店
- 出版年月
- 1986年(昭和61年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 280p
- ISBN
- 4194033418
- NDC(分類)
- 911
- 請求記号
- 911/N35
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 奥付のタイトル:二十六字詩どどいつ入門 都々逸作品集・俚謡集一覧:p273-276
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
1章 現代どどいつ顔見世披露
どどいつは市民の本音の歌
2章 都々逸というものの性格
うたいものと詩句との混同
詩句の特定のむずかしさ
3章 都々逸ぶしの生いたち
"都々逸ぶし"の発祥は東海道宮の宿
そいつはどいつじゃ ドドイツドイドイ
囃し言葉から"どどいつ"と呼ばれる
思いきる瀬ときらぬ瀬と
4章 都々一坊扇歌について
三味線片手に謎を解き、"即興詩"を歌う
いまに伝わる扇歌作の"歌詞"は少ない
「とっちりとん」の曲調にのせた美声で人気を博す
5章 七七七五という歌型のながれ
民謡、歌謡曲の歌詞にいちばん多い"七七七五"
隆達小歌、弄斎(ろうさい)などにみられる七七七五のながれ
俚謡都々逸で忘れがたい湯朝竹山仁
6章 私撰古典都々逸集
"よみ人知らず"が多い古典都々逸
心意気/恋ごころ/花鳥風月/土地有情/花柳情歌/未練/しゃれ・おどけ・ふざけ/破礼(バレ)句/雑
7章 文明開化と都々逸
漢語都々逸、漢詩入り都々逸の流行
アンコ入り「さわり都々逸」の伝統があった
開化風俗を歌い、英語、フランス語(?)を組み入れる
8章 自由民権と都々逸
自由民権を鼓吹した「よしや武士」
ほれる権利とつくす義務
9章 團珍都々逸から俚謡正調
創作どどいつの機運を高めた絵入り滑稽雑誌『團團珍聞(まるまるちんぶん)』
鶯亭金升の『都々逸獨稽古』は都々逸歳時記
俚謡正調――室内情歌から創作二十六字詩への脱皮
10章 情歌から都々逸、そして街歌へ
『都新聞』をめぐる現代どどいつの先駆者たち
「街歌」――新時代の心を盛る新しい名称の提唱
11章 英仏に紹介されたどどいつ
小泉八雲の『佛の畠の落穗』と『影』
"日本の韻律"を愛したジョルジュ・ボノー
ポール・クローデルの詩集『DODOITZU』
その他の"英訳どどいつ"
12章 私撰現代どどいつ詞華集
私の選んだ"ミニ昭和どどいつ万葉集"
13章 現代どどいつのすすめ
現代どどいつの「つくり方」はあるか
すぐれた作品にふれる
ホンネを歌う
14章 折りこみどどいつの効用
折りこみどどいつの出現
だれでもすぐにできる折りこみどどいつ
マンネリ打破、創造性の開発
「折りこみ」応用の効用
言葉の財産がふえる
折りこみの変化球――五文字、漢字、横文字をどう折りこむか
付・資料篇――花ざかりどどいつ吟社
あとがき
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