司馬遼太郎と三つの戦争

司馬遼太郎と三つの戦争――戊辰・日露・太平洋
　
戊辰戦争　上
"明治"というのは、あらゆる面で不思議で大きくて、いろんな欠点がありましたが、偉大でしたね。
戊辰戦争　下
「それまでにわしは自分の始末をせねばならぬ。わしが死ねば死骸は埋めるな。時をうつさず火にせよ」
日露戦争　上
小さな。／といえば明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。
日露戦争　下
このきわどさの上に立って、その大テーマにむかって陸海軍の戦略も、外交政略もじつに有機的に集約した。
太平洋戦争　上
すべてこの国が地球の繁華な場所からずいぶん遠くはみ出た波の上にあるせいであろうか。
太平洋戦争　下
太平洋戦争を起こし、負けて降伏したあの事態よりももっと深刻なのではないか、日本は再び敗戦を迎えたのではないか。
　
司馬遼太郎さんへのレクイエム
　
司馬遼太郎さんと新聞
　
司馬遼太郎の原風景
司馬作品引用文献一覧
青木さんと司馬さん――あとがきに代えて(村井重俊)