図書目録シバ リョウタロウ ノ セカイ資料番号:080007329

司馬遼太郎の世界

サブタイトル
編著者名
文藝春秋 編
出版者
文藝春秋
出版年月
1996年(平成8年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
486p,図版 [8] p
ISBN
4165053902
NDC(分類)
910
請求記号
910/Sh15
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
保存版司馬作品全ガイド:p473-486
昭和館デジタルアーカイブ
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

I 鎮魂・司馬遼太郎
弔辞(陳舜臣/田辺聖子)
風のように去った人(山崎正和)
浅葱裏―ある日の司馬サン
やわらかな声だった(永井路子)
さようなら、司馬遼太郎さん(井上ひさし)
あの頃のこと(黒岩重吾)
遠くて近い人(藤沢周平)
「国とは何やろか」(野坂昭如)
ただ茫然と(宮部みゆき)
かけがえのない羅針盤(吉田直哉)
菜の花(高峰秀子)
夜明けの会話――夫との四十年(福田みどり)
 
II 司馬文学の魅力
●司馬作品との出合い
秋山好古との縁(橋本龍太郎)/変革期のドラマに心躍らせる(石川武)/三岡八郎という男(尾崎護)/司馬作品の郷愁(小渕恵三)/「一途」に生きた男たち(秋山富一)/浮雲に託す(兩角良彦)/教えを乞いたかった(小泉純一郎)/
歴史を見きわめる眼(諸井虔)/「日本回帰」の契機(榊原英資)/激動する時代のリーダー像(市川雄一)/漢の生き方を教えた(伊藤淳二)/最後の武士河井継之助(長岡實)/「菜の花の沖」に学ぶ(羽田孜)/近江の人間として(八幡和郎)/
竜馬の写真が問いかける(中内功)/温かい思い出ばかり(和田宏)/碧落の高鳴りわたる(宮城谷昌光)/悠久の言葉(高橋義夫)/彼方の峠―司馬さんを哭す(中村彰彦)/痛快なるレトリック(阿部龍太郎)/司馬ブームの核心(諸井薫)/
戦後財界人幕末ヒーロー見立て(野村隆夫)/大河小説を大河ドラマにすると(小山内美江子)
●司馬作品のヒーローを演じて
俺の教室・司馬作品(勝新太郎)/おりょうを演じて(中村玉緒)/もう一度演じたい役(平幹二朗)
 
III 司馬さんの思い出(仁尾一三)
笑顔の記者(永田照海)
五十年今昔(末次攝子)
今にして思えば(サトウ・サンペイ)
近代説話の頃(辻井喬)
さわやかで明快な人(金達寿)
前より迫ってきた死(森浩一)
司馬先生とみどりさん(太田治子)
司馬さんのほめ上手(姜在彦)
司馬さんのいる風景(大河内昭爾)
「この国にあすはない」(武村正義)
「この国のかたち」事始め(堤堯)
唯唯、忘じがたく候(吉田直哉)
●八戸の里から友情をこめて―担当編集者への手紙
マスコミ社長・局長論「漬物石になれ」(涌井昭治)/ナルシシズムの排除(伊藤喜和子)/司馬さんからの賀状(三浦浩)/厳しさについて(野村宏治)/エゾもウタザワも(大村彦次郎)/道標(鈴木肇)/中国の音楽(和田宏)
 
IV 司馬遼太郎ワールド
司馬作品の魅力を語る <対談>(井上ひさし 丸谷才一)
司馬遼太郎と国民文学の再生(梅原猛)
文章に秘密あり <対談>(宮城谷昌光 清水義範)
●再読=司馬さんの歴史小説
お福分け―竜馬がゆく(出久根達郎)/巨匠の懐の深さ―朱盗(高橋直樹)/司馬遼はるかなり―韃靼疾風録(浅田次郎)/スタートラインにつけてくれた本―燃えよ剣(杉本章子)/ある変貌―国盗り物語(安倍龍太郎)/
ホテル・オークラの怪―果心居士の幻術(東郷隆)/ドキリとしたひと言―峠(工藤美代子)/司馬さんが書かなかったこと―坂の上の雲(半藤一利)/蟷螂之斧を落とす―殉死(古川薫)/先覚者、江藤新平の理想国家―歳月(深田祐介)
 
V 雑談・隣りの土々(くにぐに)(司馬遼太郎)
遊牧文化と古朝鮮
日本仏教と迷信産業
中央と地方―いわゆる都鄙意識について
本の話―新田次郎氏ことども
 
VI 司馬文学を読む
司馬遼太郎の世界(向佐敏)
●名作の故郷
二つの墓―峠<長岡>(高橋義夫)/龍馬脱藩の道―竜馬がゆく<高知>(安倍龍太郎)/これだけは読みたい厳選35作(鴨下信一)/不朽の司馬日本史ベスト10(向井敏)
 
VII 司馬さんの七十二年
足跡自伝的断章集成(司馬遼太郎)
同級生と戦友が語る「私の思い出」
司馬サンの大阪弁(田辺聖子)
うちの宿六(福田みどり)
直木賞「梟の城」選評・受賞の言葉
保存版司馬作品全ガイド

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