図書タイシュウ ブンガク ノ カノウセイ080007318
大衆文学の可能性
サブタイトル1~10
編著者名
尾崎 秀樹 著/多田 道太郎 著
出版者
河出書房新社
出版年月
1971年(昭和46年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
383p
ISBN
NDC(分類)
910
請求記号
910/O96
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書
半藤一利氏旧蔵資料
目次
まえがき(多田太郎)
地上に描かれた巨大な"仏像"―大菩薩峠 山梨・三重
権と恋との人生訓―宮本武蔵 岡山・熊本
土着の個性―新撰組 千葉・京都
ある思想小説―南国太平記 鹿児島・東京
庶民感情の結晶―荒木又右衛門・瞼の母 奈良・鳥取
覚めた現代人意識―赤穂浪士 兵庫・東京
法の"無可有郷"(ユートピア)―銭形平次捕物控 東京
幕末江戸への鎮魂歌―父子鷹 東京
清濁あわせのむスケール―石田三成・高杉晋作 岐阜・山口
現代の語りべ―女人武蔵 三重・島根
無宿者の面魂―丹下左膳 東京
歴史と文学への挑戦―樅ノ木は残った 宮城・東京
錯綜する政治の中の町人像―海の百万石 石川
女と男の夢の交錯―武辺往来 石川
文明開化期の青春像―姿三四郎 東京
天地悠久の間に―天と地と 新潟
伝統のなかの愛と宗教―お吟さま・僧兵 京都・大坂
天馬空をゆく―坂本龍馬 高知・東京
戦後の剣とニヒリズム―佐々木小次郎 和歌山・福岡
変転する時代の群像―風林火山・戦国無頼 山梨・長野・滋賀・京都
執念と我欲の体系―火の縄 京都・東京
影の跳梁する"悪漢小説"(ピカレスク)―風流使者 山梨・東京・愛知
"生まれついてしまった"宿運の哲学―剣は知っていた・眠狂四郎無頼控 東京・神奈川
嗜虐と被虐の系譜―武士道残酷物語 岐阜・東京
"悲愁の湖"を持つ"宿命"―湖笛 滋賀
変革期に生きる"漢"(おとこ)―燃えよ剣 東京・京都・北海道
あとがき(尾崎秀樹)