図書カミ ノ クニ ト チョウレキシカ ヒライズミ キヨシ080007271

神の国と超歴史家・平泉澄

サブタイトル1~10
東条・近衛を手玉にとった男
編著者名
田々宮 英太郎 著
出版者
雄山閣出版
出版年月
2000年(平成12年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
238p
ISBN
4639017154
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ta94
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
主要引用文献一覧:p233-238
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

第一章 二・二六事件をめぐって
楠公の墓塔
秩父宮へ進言
奇妙なコメント
真崎は馘首するを要す
母堂への手紙
文部大臣候補
秩父宮と平泉の間
光る元老の目
 
第二章 超歴史的歴史家
ご不興の裕仁天皇
正論を吐く田中義成
花園を荒らすのは誰だ
中野重治の自責
ミリタリズムの花形旗手
平泉史学の影響
抵抗する東条英機
山崎闇斎に傾倒
 
第三章 右翼運動の黒幕
思想弾圧
詩人高村光太郎
神皇正統記
「或童蒙」をめぐる解釈
河合教授の受難
わが世の春
東洋は存在しないか
蓑田胸喜の「日本主義」
われはでく(木偶)なり
 
第四章 近衛文麿のブレーン
支那事変は日本の命とり
叛乱か戦争か
英米連携の落とし穴
贔屓の引き倒し
中国からの撤兵
 
第五章 本土決戦と松代大本営
リメンバー・パールハーバー
学徒出陣と教室風景
学徒士官の胸のうち
皇国の荒廃
警世の大文章
本土決戦のイデオロギー
終戦にうごく宮廷
松代移転やむなし
 
第六章 八・一五事件の勃発
天皇の神格否定
無用の長物
楠公精神
変節と裏切り
八・一五事件の首謀者たち
松陰の思想像
天下は一人の天下なり
天兵に敵なし
阿南陸相の自刃
リビドが落ちた
 
あとがき
 
主要参考文献一覧