日本海軍の名将と名参謀

名将・名参謀の条件（野村実）
　
●名将篇●世界に冠たる日本海軍を築いた提督たち
山本権兵衛――日本海軍建設の父（勝部眞長）
東郷平八郎――日本海海戦に完勝した東洋のネルソン（戸川幸夫）
加藤友三郎――ワシントン軍縮条約締結の英断（末國正雄）
米内光政――三国同盟阻止に生命を賭した海相（実松譲）
山本五十六――ソロモンに墜ちた巨星（吉田俊雄）
山口多聞――ミッドウェー海戦の闘将（岡本好古）
木村昌福――勇気ある決断、キスカ撤収作戦（市川浩之助）
小沢治三郎――先見と決断の連合艦隊司令長官（千早正隆）
大西瀧次郎――特攻作戦を敢行した悲将（森史郎）
●名参謀篇●名指揮官の統率と決断を支えた智将たち
秋山真之――日本海海戦の作戦を立案した天才（土門周平）
佐藤鉄太郎――海主陸従の理論的旗手（田中宏巳）
草鹿龍之介――真珠湾奇襲を成功させた無刀流戦法（佐藤和正）
井上成美――ナンバー２に徹した智将（宮野澄）
黒島亀人――ハワイ奇襲作戦を立案した鬼才（小林久三）
宇垣纏――特攻に散った連合艦隊参謀長（妹尾作太男）
富岡定俊――対英米戦略を立てた軍令部作戦課長（大井篤）
高木惣吉――東条暗殺を計画した硬骨の人（半藤一利）