図書アル グンジン ノ ショウガイ080007228

ある軍人の生涯

サブタイトル1~10
ノモンハンの草原に自決した父井置栄一を偲ぶ
編著者名
井置 正道 著
出版者
井置栄一の追悼録を出版する会
出版年月
2006年(平成18年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
84p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/I61
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
井置栄一の肖像あり
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

一 満州守備の巻
初めて見る大陸/革命騒動の洗礼/独立守備時代時代/本溪湖革命小景/陸大卒業
 
二 青島守備軍時代
地誌班主任/青木宣純中将/閻錫山の招宴/黄塵の中を行く/赤痢/測図完成
 
三 シベリア出征
灰色の大陸/河本大佐/マンチュリ連絡将校として/ハイラル機関庫の衝突/夏の大平原/紅一点/断末魔の白軍/セミョノフの金塊/日の丸大隊のあぶれ者たち/女難/セミヨノフ護送/どん底の歌/一大将と一大尉/セミョノフの亡命/ペスト/
「カピタン、ビントーフカ!」/神経衰弱/田舎武士の自覚
 
四 広東駐在
参謀から中隊長へ/荒木貞夫大佐の同情/広東赴任/麻雀の草分け/阿錦のこと/李福林奇談/国民党の友人たち/ 汕頭行/商団軍のこと/孫文の大本営に入る/天羽英二のこと/蒋介石を知る/恵州攻城戦/大砲を撃つ孫文/作戦の挫折/
ボロージンと会う/関東大震災/中山服をデザインする/軍官学校を見る/三金五皮の流行/沙面のストライキ/ 広東を去る/大川周明を叱る
 
五 北支満州の両事件と公使館附武官時代
参謀本部に帰る/極東兵要地誌の講義/永田鉄山中佐と語る/天津の暗打ち/怪浪人薄天鬼/孫文の死/北京の張一族/郭松齢の変/両軍の中に入る/白川軍司令官の招宴にて/陸大学生気質/北京公使館付武官となる/本庄繁少将のこと/情報戦の殊勲/芳沢謙𠮷公使
 
六 南京駐在時代
不吉な予感/蒋介石のこと/南京事件の後/革命軍編制表の挿話/第一次山東出兵/青島行の挫折/内藤昇一のこと/イギリス外交の片鱗/北伐に従軍す/田中首相の密使/徐州の戦場にて/第二次山東出兵/熊式輝との激論/済南入場/
運命の五月三日/死の幻影/蒋介石の見舞い/いわゆる済南事件/鈴木貞一少佐の電報/帰朝報告/参謀本部にて/若年の白川陸相/右翼の脅迫/世にも奇怪な話/南京に帰任す/河本大佐への蜜電/張作霖爆殺の真相/馮玉祥のこと/狩猟に日を送る/
孫文慰電式典/予の著述について/長谷川如是閑と議論する/重藤千秀中佐との診断
 
七 満州及び上海事変
豊橋連隊長となる南陸相訓示の波紋/川島義之師団長のこと/国防宣伝に奔走する/大川周明閣下/車中の板垣征四郎/柳条溝の爆音/上海派遣軍参謀となる/白川大将らの遭難/第九師団参謀長となる
 
八 軍政部顧問時代
軍政部顧問となる/百鬼夜行の満軍/熱河作戦前後/雑軍裁撤の要領/関東軍との軋轢/顧問部の組織/靖安部の統制/少壮顧問将校の気焔/軍警整備問題/幹部将校の養成/武器の回収/吉林省大討伐/満軍給与体系の整備/
青年訓練に着手/最高顧問となる/国防分担会廃止/皇帝への進講/凌陛らの処刑/東辺道粛清作戦/東宮鉄男少佐のこと/徴兵制の法令化/シナ事変おこる
 
解説(橋川文三)
 
著者略歴
 
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