図書シンブン シュウセイ ショウワ ヘンネンシ080007169

新聞集成昭和編年史 昭和5年度版

サブタイトル1~10
編著者名
出版者
[出版者不明]
出版年月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
25,770p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Sh59/1930
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

一月
庚午新歳(社説)
萬民安穩を御祈願
世界平和に貢獻・若槻首席全權談
孫と曾孫八十三人(山形)
年頭語 山本實彥
本道開拓の回顧(北海道)
説敎强盗の家族は其の後どうしているか 記者神田孝一
疑惑は深まる巡査の自殺(東京)
婚前處女なき村(三重)
世智辛くなつた初荷(東京)
太平洋優秀船時代
南部利淳伯(多額納稅者)
金解禁の年だ!出版界の諸氏も盃を擧げよ 佐藤義亮
舊年新年記 菊池寛(疑獄事件)
渡瀨淳子の死(女優)
「この母を見よ」撮影着手(日活)
敎育爭議と大學生赤化(社説)
淋しい各市場の初立會
昭和五年政始
秩父宮御進級『皇族だから特別早く進級は嫌だ』と仰せ
春も佗し田中男邸(義・元首相)
大繁昌の公益質屋(東京)
旅行の月掛け貯金(鐵道省)
百圓紙幤と女の手紙(兵庫)
中村精男博士死去(理博)
岩瀨彌助氏(岩瀨文庫・愛知)
渡邊治右衞門氏(東京・大地主)
新春の陽光麗かに豐明殿晴れの御宴
續々と來る觀光團
女學生殺しと石川刑事(警視廳・東京)
宮下博士に春來る(左右輔)
きのう寫眞競技大會(東京)
死刑廢止論起る(司法省)
けふ消防出初の式(東京)
銀塊の崩落殆ど底拔的
お米の値下げ
改善された松島蠣養殖(宮城)
露國蟹工船が漁夫許可を陳情
新興演劇界(山本安英)
帝キネ愈よ松竹系で獨占
歡迎お廢止令(内務省)
淺原代議士の年賀郵便を沒收(健三)
日本フォード會社で最低賃銀の値上げ發表
武藤山治氏が實業界と緣を切る
司法官連の共濟組合生る
働けば働くほどどん〱增す借金(宮城)
銀座を背負つて女人の氣焰
入營間際情死を圖る(愛知)
繫船相次ぎ大混亂の海運界
放送局の大狼狽(放送協會)
受難の大靈道本院にお家騒動が起る(新興宗敎)
婦人運動總覽
安田善三郞氏(貴族院議員)
東京書籍組合總會
海草蟲類御採集(天皇陛下)
國產奬勵の聖旨畏く御日用品御貸下げ
金解禁實施の日・國民今後の用意(社説)
『紋章學』の沼田氏(賴輔)
金解禁の決行に當り總理大臣濱口雄幸氏談
金貨二百萬圓を九日夜東京へ送る
太洋丸十四日米國に向ふ・三井銀行の正貨現送
けふの金解禁を前に恐るべき陰謀暴露
酒癖惡い者は矯正所へ入れる(東京)
大膽な元產婆の萬引(福岡)
帝劇女優の顏合せ(東京)
花電車の貸出運轉(東京)
金貸引換へに日銀へ
民政黨の祝賀會(金解禁)
金解禁實施當日の各市場は至極穩健
不穩文書の五名留置さる(東京)
神戸各會社で始まったいはゆる「合理化」の生活(日本毛織外)
庄司家爭議と訴訟の費用(秋田)
十圓の古刀が數萬圓(山口)
凾館無料宿泊所は名許り
女學生殺しと石川刑事自殺の謎(東京)
不穩文書頒布の黑幕は山岡萬之助氏の元秘書
早くも厄介がられる金貨(東京)
札つき警官にいまわしき怪事件(秋田)
女中生活から中等敎員に(神奈川)
藝妓招聘にケチをつける(宣敎師・米國)
雜誌界
屋上、屋の…東電大株主會
救はれた自由勞働者(東京)
左傾學生の監視・取締は嚴重に(東京)
小樽の曖昧屋に徹底的な取締り
泣きくづれる戀の千龍裙(秋田)
全國有權者總數
總選擧を目がけて無產黨の準備進む
秋田に初めて生まれた無產黨結黨式
共產主義の講習會(岡山)
日本もいよ〱月賦時代來る
失業者ます〱增加(北海道)
復活の築地小劇場(東京)
愈よ統一される本道產の木炭(北海道)
丸善本店の店員を馘首(東京)
伸び行く遠洋漁業(福岡)
濱口首相の解散論を西園寺公も快く聽く
最近のわが印刷界の進歩(一)
稅金費消の公判(秋田)
近衞子と『新響』に新樂人から呪ひの聲(秀麿)
國債總額
復興事業の完了と六萬人の失業群(東京)
山と積れた質草に雀の淚程の貸付け(山形)
曾禰子の弟詐欺窃盗で收容(東京)
赤い漁夫問題
外銀の横暴に内地側激昂(現送問題)
脱落地の發見が一億圓に上る?
奇特な貝島嘉藏翁(福岡)
小林丑三郞博士逝く(經博)
福岡裁判所の判檢事連・湯町遠征始末記
女子藥學生三百餘名退學(東京)
買つた田地も我が物ならず(山形)
無い十八縣に縣立圖書館(文部省)
鬼總監今度は劇界革正へ(丸山鶴吉・東京)
勸農會社引揚げる(秋田)
再び床次氏召喚(越鐵事件・竹次郞)
ある市場の大繁昌(東京・目黑)
無料診療の醫師(山形)
「書物の關所」に幽閉(門司稅關)
細君をマネキンに(東京)
淺草(上) 川端康成
昭和病院全燒(東京)
甘いラブシーンにフラ〱になったり(福岡)
最近のわが印刷界の進歩(二)
京阪神急行私鐵疑獄・十河元鐵道省経理局長召喚
小川前鐵相の保釋(平吉)
鐵道省が年に百萬圓丸儲(紙屑燃料)
一波萬波(上原元帥)
俵商相から檢事局で一応聴取(孫一・越鐵事件)
猥褻映畫を寫す(大阪)
國債償還の献金二十萬圓
成毛氏逝去す(英之助)
社民黨立候補者(安部磯雄外)
演劇午歳の瑞(大谷竹次郞)平山蘆江
流行歌退治の注文(乘杉嘉壽)
刺靑研究の功績に(福士政一)
統計された帝大生の生活振(東京)
淺草(下) 川端康成
白晝中學生が少女に暴行(愛知)
初の正貨現送はNTSが神戸から
第二回現送・一千萬圓以上(外銀)
富士生命の欠損(壬生伯爵)
數字に現れた去年の社會相(小樽)
外客誘致宣傳に(米記者招待)
戀に狂つた六十老爺(名古屋)
帝國キネマ映畫製作方針
解散の瞬間・興奮と絕望の最高點(國會)
總選擧は二月廿日
電報の洪水・選擧氣分横溢す
軍縮よどこへ行く(A)
問題の小橋前文相・瀆職罪で起訴に決す
フアンを喜ばせた・若槻さんの名臺詞
風俗を紊す怪映畫の檢擧(熊本)
米の實收高
愈よ使ひにくい此頃の女中(東京)
米國の戰鬪艦廢棄案
軍縮よどこへ行く(B)
『山宣』の弔ひ合戰・奮ひ立つ河上博士(肇)
得票見込數調査は警官にさせぬ事
鈴木傳明召喚さる(映畫)
岡山の職業盛衰譚
夫人の選擧通ぶり・安達内相の奥さん
事務分擔・政友秦さんの奥さん
自動車運轉手の免許狀五百枚を僞造(兵庫)
文壇人が組織した日本キネマ
「先生」志願の新記録(岡山)
漫畫映畫の擡頭
私娼の跋扈に公娼たじ〱(福岡)
妻と性慾增進問題(廣告文)
紡績操短と決定
警察の非道を擧げ・勞働者總監に迫る(丸山鶴吉・東京)
小學校での政談演説
軍縮よどこへ行く(C)
鶴見・島兩氏告發の草稿檢事局に提出さる(祐輔・德藏)
政友にあやかり擇んだ標語(民政黨)
名乘り出た文士連(立候補・堺利彥外)
新興劇消息
翠雲畫伯と女將(小室)
恩給亡國(福岡) 
朝日賞の受賞者決定(坪内逍遙氏他)
軍縮よどこへ行く(D)
署長さん何故嘘をつく(東京)
バード探檢隊一行・南極で危地に陥る
シカゴ市が破產した(米國)
政治敎育會館を建つ(武藤山治)
海軍界大弱り(不況)
突如同盟休校をなす(小學校・鹿兒島)
日當五圓で引張り凧(選擧辯士)
煙草が賣れぬ(不景氣)
春の畫壇に暗い影(アンデパンダン)
校長の出鱈目内申が(暴露・大阪)
底曳網機船の暴狀(北海道)
軍縮よどこへ行く(E)
同伴者的傾向に就いて(一) 今東光
トーキー利用・演説に準ず(司法省)
高等遊民三千人近く(入學難)
「長二郞組」美男揃ひの一團(熊本)
女の着物を斬る(東京)
茶バナシ(女優募集・松竹)
政戰に激甚を加ふ(選擧)
『妾を置かぬ人』と婦選同盟の氣焰
戀に國境の隔てなし(獨佛人)
同伴者的傾向に就いて(二) 今東光
惡聲悲哀の男女優(トーキー時代)
三井銀行・果然正貨を現送
總選擧を内から覗く・無產派の同士討
苦しい俸給生活者(東京)
美術全權一行けさ出發(横山大觀外)
大百貨店の接戰(東京)
勤務中待合遊び(警察官・東京)
操業短縮で死地に立つ紡績工(大阪)
共鳴者が殺到する產兒制限のスローガン(大阪)
我が村の生活記 丹野英之介記(山形)
同伴者的傾向に就いて(三) 今東光
松竹映畫の躍進・アメリカ市場へ乘り出す
永く演劇博物館に(朝日賞・坪内逍遙)
千五百の勞働者・職業紹介所を襲擊(東京)
放鳩が一羽も歸らぬ(第六師團・熊本)
豐田織機裁判騒ぎ(愛知)
金澤の腸チブス
米價安に泣く農民の聲(宮城)
四十二萬圓を詐取(大阪)
男と添ふに百圓の金がいる(熊本)
小學生徒の大髪切り(大阪)
高倉元典侍逝く(壽子)
出羽大將逝去す(重遠)
孝宮さまの御着初め式
民政黨の八大政綱(民・政兩黨)
バード少將一行無事の吉報
文筆勞働者の派出(文藝春秋社)
二千の失業者が本道へ押寄す(北海道)
本間家一族の持ち札は果して何人の手に(山形)
子福者の爲に產兒制限相談所(東京)
京都山中氏の罰金九百萬圓(密輸・松次郞)
待合や料理店へ(滯納取立・東京)
野付牛の火事(北海道)
ぬす人はわが子と知れて(愛知)
直訴女の哀れ兄妹四人(宮崎)
弟の法螺を吹き過ぎ(九州・若松)
宮中御歌會始め
蟹工船ゆきは宙に迷ひ・歳末が越せぬ苦しさ(秋田)
高等係刑事の墮落(東京)
五十萬圓の株詐欺・箒川水電社長留置さる(田中經吉・東京)
恐れられた「丹毒」がたつた一週間で全治(愛知醫大)
勞働時間延長の特典を取消す(紡績聯合會)
美貌の女は擒にする(熊本)
七萬三千餘圓入りトランクを列車内で盗まる(福岡)
總監に異議あり署長さんが捻込む(警視廳・東京)
ロンドン・名古屋・上成績の無電試驗
主力艦と大巡洋艦はトン數隻數を固定(ロンドン條約)
樺太工業の藤田氏豫審終り有罪と決定(好三郞)
小作人と地主を救ふ妙案(大阪)
映畫化される「擊滅」に東鄕老元帥も出演
兒玉一造氏逝く(實業家)
女さへ見れば暴行したくなる男(滋賀)
選擧レヴュー
三木・瀨川兩氏自發的に公認候補を辭退(武吉・光行)
盆暮の贈答でも官公吏は瀆職罪
長野縣下の製絲工場横着(賃銀不拂)
ワクチン注射時代・口から飲む時代
電燈電力の料金合理的算定の必要
兌換券發行・一月末日本銀行帳尻
 
二月
八十萬トンの艦種別内容(軍縮)
高師學士號諮詢案
白米の建値が十キロ
無產陣營の春(淺沼稻次郞他)
北一輝氏召喚さる(怪文書事件)
逐鹿場裡に打て出る新し味のある人々
救援ニュースNo18付錄について(上) 小林多喜二
學士だとてもまづ火夫や改札係(鐵道省)
ハイスピード式の女優試驗(松竹映畫)
なんせんす(根津嘉一郞)
酒屋の息子危く死(東京)
異國點景 吉屋信子
共同宣言(十九新聞社・總選擧)
太平洋もスピード競爭へ(航路)
昭和四年パルプ輸入八萬頓
「安くない」目黑蒲田電鐵へ(東京)
勞農黨演説に限り相變らぬ壓迫の手
勞働爭議は深刻化(阪神)
無產候補の選擧費
朝野の兩黨首、相並んで政戰に馳驅
三木武吉(政治家)
產婦人科の病院長鹿兒島署に告訴さる
一萬圓という名犬が來た(鹽田秀重)
料理屋爭議(東京)
ライオン首相にこの艶聞とは(濱口)
俗惡低級な流行歌征伐(文部省)
富田屋女將死去(大阪)
推薦ニュース・晝めしいろ〱(大阪)
共產黨再組織の一味捕はる(東京)
獄中から立候補(松本治一郞・福岡)
不具者全國同盟を組織(東京)
わが軍縮「女全權」(林歌子他)
京大の講堂の不穩ビラ
時代物六割(映畫・内務省調査)
對馬の大火
正貨の現送頻りに續く
國際美術の審査員決定(伊東深水他)
風紀を紊す旅館(東京)
救援ニュース・No18付錄に就て(下) 小林多喜二
命から〲生地獄を逃亡(北海道・監獄部屋)
警察に悲痛な手紙(山形)
大納言に怖え心中を圖る(河田與惣左衞門・秋田)
高松宮殿下御成婚
大内山の祕庫拜觀(文庫)
賃銀不拂の製絲業地を訪ねて(長野)
「ラヂオ求人」で賑う(大阪)
勤續者ほど惡い紡績女工さんの耳(倉敷勞研)
俸給生活者の金くり術(東京)
ホルモン屬の本體研究で緒方博士の新講座
マメで暮せと驛頭に泣く賣られて行く娘の群(山形)
泥棒の説敎にしか聽えぬ政談演説
鐵門の前に親子の對面(左傾學生・熊本)
日銀が又も態度を變じて爲替賣却は中止の狀態
片山哲(無產黨)
『社長も重役も辭職せよ』(東京ガス)
浪速染工閉鎖(大阪)
桃山病院に不正品・藥物調劑の秤が狂ふ(大阪)
泣込む女達(產制・東京)
漁夫のストライキ(大阪)
發見された阿片窟(東京)
ホテル建設熱
悲慘な女工の家庭(長野)
金の魔力憲政の敵(社説)
露領漁區入札に關し一大陰謀暴露す
世界の金四割は米國の保有
大學生の會社銀行就職
物價がどん〱下る(大阪)
身賣りされる貧困兒童(東京)
惜しまれる五敎授(京大・小川琢治外)
マネキンボーイ現る(東京)
艤裝中の巨船龍田丸火災を起す
裁縫の免狀と貞操と引換(東京)
まだ十七娘の身で(窃盗・東京)
書籍は儲かるか 上田治之助氏談
京大敎授引ぱり凧(選擧應援)
圖書寮文庫拜觀記
不況にあへぐ鋼材界
演説會場に檢事が出席し問題(三重)
大村博士の「肉體の神秘」(映畫)
公平なる國民の審判に俟つ立憲民政黨
有り餘る武藤さんにまたもお金が(山治)
中野正剛(政治家・福岡)
日英米各國婦人平和運動代表者の活躍
滿鐵から在鄕軍人へ(寄附)
「友愛結婚」の見本を載せてクリーブランド號入港(横濱)
檢閱係り御難のイデオロギー映畫
福岡縣下一齊に讀書週間を擧行
選擧こそは地獄・署長さんの本音
東北帝大二高生等の宣傳事件發展模樣
山本實彥氏と内務當局を告發
警視廳に「社會課」(東京)
島德氏新方面の代議士買收を暴露す
モダン江東橋宿泊所(東京)
日本人が設計した世界一の摩天樓
高島易斷所の惡事(愛知)
淺草へ集まる不良學生(東京)
わが村の生活記(上)(山形)
三輪市太郞氏逝く(政治家)
同姓同名の人が同區から名乘りを揚ぐ
大阪市營の一六銀行
また生れたオペラの團體(東京)
今さらに彈壓戀し(無產黨)
明渡し珍事件の幕切れにまた騒がせた米屋(東京)
『愛火』の映畫に救世軍からの抗議
聲が出ない首相のトーキー(福岡)
山岡鐵舟の孫(鐵男・破產・東京)
選擧トピック(總選擧)
我が村の生活記(下)(山形)
内閣文庫拜觀の記(上)
廿萬圓下賜さる(社會事業團)
國稅滯納額が一千萬圓を突破
解禁以來の日銀爲替賣却高
除隊兵にこの失業苦
珍品幸德秋水の手記(革命家)
兩侯爵を訴ふ・土地周旋の報酬金請求(蜂須賀・池田)
一等當選の東條君(リンカーン論文)
五品取引所事件解禁
準備敎育を嚴禁(敎員自宅)
山中常盤公開(傳又兵衞)
けふ紀元節の御祭典
内閣文庫拜觀の記(中)
非番巡査を召集し明日から買收警戒
小册子と廣告文の對抗(總選擧)
わが職業婦人の母(エンマ・カウフマン)
三菱の「さんちゃご丸」(沈沒)
英語入り新辭典
大惱みの圓太郞(乘合自動車・東京)
殺人產婆けふ收容(東京)
漫談(創刊號)
内閣文庫拜觀の記(下)
奇怪な一圓紙幤兩替(買收用・總選擧)
足立・小倉兩博士に(恩賜賞他)
脅える市内の大建物(增稅・東京)
東京秋葉原合同運送(罷業)
政戰中に飛込む(大學敎授)
不穩ビラを撒く(阪神大工場)
小作料五割から八割・地主側へ輕減要求(山形)
天皇中心の大水平運動
勞農ロシヤの徹底した婦人解放
兩黨首の論戰(政・民)
海軍界世界的不況來る
候補者新舊別(衆議院)
昨年中の海難船
「性道德」の彼方へ(試驗結婚)
山本宣治氏の遺兒・女給町子の意氣
廿萬圓詐取(東京)
サボ學生五十名(東京)
赤塚驛前の大火(茨城)
血に狂ふ二世鬼熊(千葉)
吹雪に列車飛ばさる(北海道)
鹿兒島縣の大火
よみうり抄(文化通信)
金谷新參諜總長(範三)
けふの演説會(總選擧・東京)
警察署司法室における人妻暴行事件の公判(福井)
セメント操短率四割に決定
カフェ・バーの激增ぶり(東京)
上野圖書館閱覽料を値上げ
音楽學校に初の盲人講師(宮城道雄)
映畫批評家協會(創立)
小學敎員の選擧運動はなるべく差控へよ(山形)
僞刑事捕はる(東京)
兇漢第二世鬼熊・自宅天井裏で就縛(千葉)
放火犯の戀物語(秋田)
張將軍の第廿五夫人
性格一變した獄中の朴烈(大逆事件)
病床の父を毒殺(大阪)
遞友同志會圓滿解決す
軍縮の廢艦全部私が買ひませう(フォード氏)
東洋モスリン工場を閉鎖(東京)
若者の無產派
出所不明の宮相の推薦狀
推薦狀の配達に不屆きな手加減
蜂須賀農場爭議(北海道)
齊善家の出訴で愈よ爭議化(宮城)
東大に自動車班創設
兒玉愛二郞翁逝く(刺客)
救ひを求める聲(東山寮・愛知)
俗惡な流行歌に對抗しやう(東京)
今や作戰競爭・兩派の本部(總選擧)
レールポンドを切斷する賊(東京)
迷の殺人犯淸作、突如、京橋に現る
豐後大掾永眠(常磐津家元)
情味ある家事審判法
戰爭が嫌で脱營し十二年間逃廻る(東京)
日本橋校の三訓導電車内で泥醉狼藉(東京)
三井銀行に絡まる怪説・預入れた金を拂はぬ
大山黨首舌の力(郁夫)
幹部説落した・女ならでは(總選擧)
大スリ團檢擧さる(朝鮮人・東京)
男女八歳にして(不良・大阪)
自動車協會創立(東京・澁澤正雄)
藤田氏再收容(謙一)
閑話(濱口首相・大モテ)
第二世鬼熊の自白(千葉)
耶蘇燈籠を發見す(京都)
『御行の松』(東京)
俺の家も大根のカテ飯(山形)
お茶の水に皇后陛下行啓(女高師)
捕鯨事業は事實上稅金倒れ(宮城)
中京の電力統制
淺原派の演説會に(壯漢亂入・福岡)
日本映畫各社陣容をかたむ
今樣「阿波鳴戸」(東京)
汚れた買收の實證(總選擧)
候補辭退の裏(岩波茂雄)
藤田氏收容の裏に(謙一)
捨てられた婆さん(北海道)
十七女と愛の穴住ひ(臺南)
投票日遂に來る(總選擧)
徹宵の血戰、猛襲(總選擧)
まづ私鐵側の資產調べ
違反檢擧の警官隊(東京)
政戰決算の日財界人に聽く・松永安左衞門氏・各務鎌吉氏
南洋酋長の妻となつた邦人門司に上陸
金兌換遂に一億圓突破
ロンドン會議休會となる
全國都市の投票成績
大阪の投票所石油で放火を企つ
普選第二次總選擧終る
投票凾へポンと(一番乘り)
判檢事さん擧つて無產黨へ
東京は今日から一齊に檢擧
流石は普選時代(文書戰)
鳩山氏考案の問答式演説(一郞)
文藝家協會新決定事項
福岡京城間空輸成功す
生絲の大慘落
十圓の着物に一圓の稅金
外國商館續々閉店
欣々女史自殺す(江木衷未亡人)
「絕食療法」でも驚け四百萬圓!
高架線崩壊し人夫九名生埋め(兵庫)
家憲に從ふ本間家當主(山形)
プロ文學のジャズ化 小牧近江
有頂天の民政黨本部
速報板前に押寄せ喚聲を擧ぐ(大阪)
開票所感(一)民意の僞なき反映を慶ぶ(岩波茂雄)
戰線統一が禍・無產陣の嘆き
發電工事を中止(五大電力)
製紙操短更に一ヶ年延長
總選擧の敎訓
大勝大敗の原因(總選擧)
昭和四年中の小作爭議
商船あらばま丸(座礁)
絞殺した夫の死體と(東京)
茶バナシ(無產派演説會)
政府、黨の決定的大勝(民政黨)
五島「中」上級生數名を停學(長崎)
地球を包むキネマ熱
躍り出た人々(新議員)山本實彥君
新選良の學歷調べ
テレヴィジョンの大裝置に山本博士等成功す(忠興)
違反は殆ど買收(總選擧)
供託金沒收は六十二名
異動今回は行はぬ(地方官)
五大銀行の業績(三菱外)
川原田敎授の研究世界一の折紙つく(テレビ)
收容中の藤田謙一氏(會頭辭任)
隱忍せる三菱銀行も(正貨現送)
鳩の知らせで(命拾ひ・秋田)
署長官舍に泣込む(樺太)
日本最初のはり博士(藤井秀二)
きのふの暑さは華氏七十五度九分
特別議會の召集
新代議士の歳費差押へ(高利貸)
警察署長が戸別訪問(鹿兒島)
河原崎長十郞就寝中檢擧さる(俳優)
醫學博士濫造(京大)
市内の失業者(愛知)
鐵道省合同を勸奬(私鐵)
赤いロシアへ招かる(鐵道技師)
女學校の敎諭が(賣春の元締め)
江木欣々女史の自殺を觀る(一) 三宅やす子女史
上高地の名風景を(水電の犠牲)
石井林響畫伯死去す
京大法學部初めて入學試驗
洋モス爭議・暴動化(東京)
英國では重役も職工も生活程度が同じだ(原口晃氏談)
飛行機の大量賣出し(フォード)
押し寄せる就職者の群(愛知)
小學校敎員の初任給(減額・北海道)
古自動車の市場(大阪)
半身不隨を喞つ奥元帥
級長が脅して横どり(中學生・長野)
二百餘戸燒失す(前橋市)
銀座の出來る話(一) 平山蘆江
江木欣々女史の自殺を觀る(二) 三宅やす子女史
映畫敎育振興の二建議案を可決
漁區競落の結果を否認(露國)
ガンヂーに侍づく英國の名花一輪
學藝の權威たち・南歐の春をたづねて(大觀他)
岡崎銀行の取附は(神戸)
騒擾事件の公判(秋田)
李王家の東京御殿落成
三十萬の失業群
德川夢聲氏の漫談
銀座の出來る話(二) 平山蘆江
院外團の猛者意氣の進出
兌換券發行高・二月末日本銀行帳尻
 
三月
ロシアで開く世界新聞展
初の赤裁判(宮崎)
頭痛はち卷の海保會社
全國違反數(總選擧)
背中に心臟(名古屋)
就職戰の抜け道(東京)
前田騒擾公判第二日目(秋田)
化物の樣な看板を(警視廳)
東洋モス爭議圓滿解決(東京)
小商人の夜逃げ(東京)
「民衆」と「映畫」 城戸四郞
不倫の妻と呪ひの祈禱師(北海道)
女の座談會(東京・流行)
無給でよいから(敎師・三重)
銀座の出來る話(三) 平山蘆江
鐵道省が新潟縣に東洋一の水力發電所
關稅大疑獄暴露さる(値上案)
大阪市對大同の電力問題解決す
投票用紙に不敬の文字(熊本)
產兒制限の運動(大阪)
今の學生は何を求めている
玉の輿の日本娘どん〱支那に渡る
就職戰線明暗の岐れ道
「女人藝術」を脱退し(雜誌)
痴情の三人斬り(大阪)
九十爺の人殺し(鳥取)
陸軍特命檢閱使
共產黨囚徒の處分に惱む
「大銀座」出現
中小商工農への融資(擴張)
雜誌の發禁
怖い買收額合算(選擧費)
芝浦製作所の從業員怠業
但馬牛が妊娠せぬ(兵庫)
中央大學長に(原嘉道)
國有の土地が民間へ
文部省の留學生來年度全廢に決定
陸洋丸の大冒險(山下汽船)
學校に放火し・敎師の自殺(山形)
各市場恐慌狀態に陷る
醫學博士が筍のやうに出來ても(無醫町村)
山極勝三郞博士
外交官夫人から正念寺の草堂へ
村尾汽船福壽丸坐礁
陸軍定期異動
臺銀發行券大收縮
砂糖は自由販賣制に返る
亂脈を極むる豫約出版
歡びの盲人百餘名(岡山)
共產黨被告の悔悟(轉向)
密航鮮人八八名を逮捕
大阪の寄席へ出演して本居氏悔の淚を流す(長世)
一波萬波(若槻全權)
小池證券會社設立(小池國三・東京)
小學敎員の減俸(北海道)
四十七歳の婦人が夜間女學校の一年生に(東京)
不良學生の群れ(東京)
雨蕭々として・『山宣』を憶ふ
子煩惱の山本實彥氏
日淸日本兩製紛販賣合同成る
三百萬圓の大成金(東京)
運轉手の過失は雇主にも責任あり(東京)
日電土工と大亂鬪(埼玉)
辰馬氏夫人が戀の漂泊へ(兵庫)
密かに夫妻で育英事業(近藤建一・東京)
復興した古本屋町の現況(東京)
艮一の獄中錄(原敬殺し)
臺銀救濟に絡まる大疑獄俄然暴露す
船田代議士起訴さる(中)
縣下舌戰の總決算(福岡)
牛乳不正事件に無罪の判決(裁判所・檢事局溝渠深まる)
眞價十圓の僞畫も一萬圓として追徴
殿樣旅行の市議連(東京)
長さ十五浬の大氷山
共同印刷の火災(東京)
失業問題の對策(社説)
日英米に分割される宇宙の謎・南極の天地
見よ、この失業地獄(内務省調査)
むかしの戰爭思ひ出の夕(日露戰役)
鶴岡前代議士にロシアから選擧費
恩師への記念品を取戾して叩きわる(愛知)
滯納の旗頭乾新兵衞さん(兵庫)
小口今朝吉氏夫人情夫と收容(長野) 
疑惑の鶴岡前代議士(和文)
積立給金を拂はず工場を鎖す惡辣さ
「時事劇」提唱 竹田敏彥
產兒制限に對する贊成と反對
全市の感冒六十一萬人(東京)
二世説敎强盗奇病に罹る(岡崎秀之助)
博士濫造の裏面(醫學士多い)
救ひの神失業保險(東京)
公債五百萬圓を僞造(秋田)
水上生活者の子弟(小學校建設)
なが雨の悲劇(東京)
お金と結婚した話(岡山)
電車を乘つとり車内で暴る(熊本)
花咲く頃は惱まし(德島)
戀故の同居人夫妻を斬り放火(東京)
奉天大會戰二十五周年(社説)
道重大僧正京都へ(增上寺)
東京に慄へ上つた(不良タクシー)
出獄の喜びも空し(東京)
近藤男逝去(基樹)
タフト氏遂に逝く(元米大統領)
一人頭三百圓の借金(東京)
風連土工虐待に執行猶豫は不當(北海道)
珍らしや東鄕元帥全國に向け放送
活動映寫中發火百餘名燒死す(朝鮮)
十七回落第し七度妻に去られ(福岡)
地主の宅へ兒童百餘名が投石(山梨)
金解禁後の財界現象(社説)
羊毛工業界にも合理化運動提唱
地主と小作縣廳へ押寄せんとす(岡山)
ダンサーが爭議を起す(東京)
學士樣でも口があれば上乘
戀の叶はぬ泥醉巡査(警視廳)
二階もろとも墜落(群馬)
日支關稅假調印
住友家の總財產は(大阪)
佐竹氏突如收容さる(三吾)
漁區再競賣(露國)
靑い顏の農民(小作法)
不服從行進にガンヂー氏の激勵辭
「藁綿」の主人公がまた新手の詐欺(東京)
目白女大の大失態
中小農工商金融案
世界一の高齡者(支那)
今浦島の父さんに冷たい人々の心(横濱)
梅野博士逝く(信吉)
關門地方の暴風
國富鑛山煙害に就て(北海道)
復興の失業者に職探し(東京)
廣島縣下の百十工場閉鎖(製絲)
丹羽藥學博士(藤吉郞)
復興の日に想ふ(一)ウツヅ大使の盡力
退職基金確保に三菱トップを切る
うづ卷く就職戰線
議會の速記錄を押收の形で借り出す
福山城の相場
高松宮殿下と御同名が畏れ多いとて改名屆(福岡)
第一高女敎諭に絡む不祥事件が暴露す
鎭海慘事につき重大な失態暴露す
財界攪亂の怪文書(東京)
中小農商工の難苦について
全國農民組合が大擧して鐘紡爭議の應援
上野圖書館の新館完成す
不穩ビラを印刷(山宣事件)
サーベルの奉加帳(警察寄附)
減稅大運動まき起る
復活後最初の九州水平社大會
女性の努力によつて現はれる「優曇華」
新增稅案にビルディング悲鳴
雪の王者の入京(シュナイダー)
手帖(思想雜誌評)
薩南の島々に初めて小學校
よみうり抄(文藝通信)
金拂ひの惡い大學にお灸
松平全權に手交された米國の最終案内容
高知縣の大火
ローマの詩人(ベルトラメリ氏)
帝都復興の功勞者(直木倫太郞他)
軍縮と造船界
市内の小賣・物價暴落(東京)
小學校の先生の初任給を値下げ(北海道)
福岡四・一六事件けふ公判開廷さる
風連土工の虐待事件(北海道)
船舶金融案愈々本極り
鶴岡和文氏大連に現はる
現金一萬圓の怪盗伊勢で逮捕
春は不良の跳梁(東京)
市内の與太學校(東京)
美容術師に試驗を課す(東京)
市營住宅持て餘し(仙臺)
欣々女史の遺產を繞る怪聞
小學生の萬引團(廣島)
專檢に合格する女性(文化夜間女學校長)吉瀨銳吉氏談
各驛構内の水入牛乳事件
藝妓さんの生活を少しでも樂にする(港川警察署・兵庫)
國稅の滯納實に五十萬圓
選擧違反(全國總數)
流行唄は流感のやうなものです
大阪市の財產は
椎尾前代議士(明政會事件)
日獨が學生を交換
避姙攻めで大惱み(尾崎女醫・東京)
酒をやめて學校を建てる(秋田)
年度末の剩餘金は賞與や旅費に費ふな
休業した質屋(東京)
小學敎員の減俸を文部省が斷然阻止
二石餘の獨酒密造(山形)
警察で黑髪を斬る(娼妓虐待・廣島)
木田氏令孃殺し杉憲に死刑
敎員の給料が拂えぬ村(長崎)
この生徒募集難(愛知)
又も七十六名慘死吉林映畫館
十一人を斬りまくる(和歌山)
バルフォア卿逝去す
五年度實行豫算
復興の思ひ出・後藤さんの偉さを思ふ 堀切善次郞(新平)
海と空博覽會けふ開く(東京)
福岡共產黨事件(四・一六)
農村も斯く苦しむ
九十八人の總稼ぎが一日やつと十四圓(東京)
東明銀行に痛い判決(日銀訴訟・東京)
復興の大礎石を築いた故後藤伯の偉大な功績(新平)
吉岡中將逝く(範策)
フォールズ博士逝く(指紋學・英國)
德島市役所本館全燒す
尖端人は斯くいふ 吉行エイスケ
復興完成の日・忘れてならぬ忍苦の奉仕者
探鑛に成功して新設備(秋田)
鐵道學校の卒業生(就職難)
富み榮えた天領倉敷(岡山)
三萬圓下賜の御沙汰(東京)
師団長會議第一日
内外の官民に滿腔の謝意を獻ぐ(濱口首相)
金子直吉氏召喚さる(神戸)
なんせんす(小林一三氏の事)
郵船自慢の秩父丸
今にして惜しまれる燒跡總買收の大計畫(東京・後藤新平)
虐げられた農民の訴へ(北海道)
復興の歡喜潮の如く御巡幸の沿路に揚る
北洋の日露蟹工戰
全盛の流行小唄映畫と握手する傾向
關西電鐵會社も減配に傾く
文士連の要求つひに貫徹さる(地代)
聖駕かがやく御巡幸(復興祭)
人間か材木か?怪自動車と怪醉漢
神戸絢子女史敎壇を去る(音樂家)
帝都復興の大業完成す(社説)
北秋花岡鑛山大火(秋田)
勅語(復興祭)
一萬マイル隔て點燈・通話に成功(米國)
小作爭議の狀況(秋田)
愛犬トオチイ・如是閑新事業の隨一(長谷川)
大株理事長上畠氏召喚
復興祭遂に血塗らる(東京)
卅三間堂修理(京都)
聯隊の殘飯(秋田)
細かき點までも御氣付かせ給ふ(天皇)
外務省・海軍軍令部間の感情は極度に惡化す
婦人サロンのゴシップ・伯爵吉井勇氏夫人(德子)
知識階級の失業群
田畑山林の暴落(秋田)
木曾の山火事(長野)
大連疑獄事件擴大
支那人大萬引團
張學銘氏が重傷(張學良弟)
邦人の外債所有高
藤原義江秋子夫人の笑顏
夫を捜がす旅へ(東京)
映寫技師試驗制度實施
深夜まで女を留置・非難の聲かず〱(東京)
革工場に奇病現はる(東京)
過剩電力に惱み拔く
人口と食糧と
故内村鑑三氏の信仰生活
大藏省の生字引(戸口)
大谷金山坑夫二百總罷業(宮城)
石川縣小松の大火
失戀した娘と不具の老人(京都)
フォード 三村起一
警戒を要する園公の病狀
圓本時代旣に滅びて(一圓書籍)
露伴翁釣戱之圖(幸田)
大火に續く執念な地震(伊豆)
二百名の鮮人積取人夫(爭議・小樽)
西園寺老公風邪から肺炎併發
後藤伯と安田翁が男と男の誓ひ(新平・善次郞)
小作人地主を包圍(栃木)
雨龍爭議更に深刻(北海道)
復興局員一千餘淋しく失業街へ(廢局)
兌換券發行高・三月末日本銀行帳尻
 
四月
緊縮内閣の局課濫設(社説)
海軍外務兩省會議に於て軍縮回訓原案を承認
英米が威喝的通牒(軍縮會議)
蟹工船プール俄然暗礁に乘る
ブラッセー式の原案・馬券黨によい便り
上野驛前に見事な地下道が出來上る
齋善家小作爭議(宮城)
對馬豐崎の「作子」
栃木銀行遂に休業
靑年團老公の平癒を祈る(西園寺)
鑛山の兒童はコスモポリタン
兄の入營中けなげな妹(福岡)
再會も哀し娘は闇の花(東京)
一家六名を殺傷(栃木)
花見の心得けふ警視廳から通牒
白米まづガタ落ち
西園寺老公經過硝良好
インド綿業保護法の通過(社説)
回訓來る・色めき立つた我全權團(ロンドン條約)
回訓決定祕話(上)
川崎車輛で突如職工二百名を解雇
素晴らしい大漫遊船(横濱)
第八回日本醫學大會開かる(大阪)
警視廳内の怪聞續々と暴露さる
天理敎創世説古紀話研究發賣禁止さる(奈良)
急行列車を興津に停車(靜岡)
灘萬の女將來り・貞奴現はる(座漁莊)
一家五人ネコ心中(東京)
神武天皇祭
回訓決定祕話(下)
帝大總長を集めて學生思想の大評定
諸物價下落々々で上つたりの國民
イタリー議會が日本美術に敬意(一日ローマにて横山大觀氏發)
四年間主なき大邸宅に春(松方邸)
布施辯護士懲戒事件(辰治)
足を洗つた市の生字引(小川織三)
亂暴な物価(東京)
救つて吳れーツ(京大苦學生)
谷地町押切の爭議(山形)
若松・戸畑間の大慘事
料亨はここもとお醫者樣々(醫學大會・大阪)
省電の切符自動發賣機(東京)
學生の思想善導に關する懇談會の大體意見
スパイ政策の積惡斷然一掃を決す(警視廳)
選擧違反の起訴一萬を越ゆ
世界的美術蒐集家(福嶋繁太郞)
旭川在比布村が全滅
鹿兒島大島の大火
三千年前の屋敷跡が今度は原型のまま現れる(長野)
白米食禁止案(流產)
信託業界の苦境
鐘紡の從業員に寢耳に水の大減俸
極左劇團の陰謀に着々内偵
一つの骸骨踊・新藝術派と稱するもの 今東光
九州の敎員と敎科書(賄賂)
東電改革に動く人々(鄕誠之助外)
艮一母子が淚の對面(原敬殺し)
「靑鉛筆」(女流畫家田中一枝)
小作人團體數・一日社會局發表
競馬狂時代の現出
抱へ藝妓を虐待(德島)
前外交官夫人不義の道行(中畑榮)
纒らぬ陸軍整理
プロ作家同盟けふ大會
ガンヂー氏豫定通り愈々製鹽を開始す
農民相手の高利貸跋扈(宮城)
私立醫專の金儲け
旅客二十五名重傷(列車)
蜂須賀侯の邸へ(小作人)
結納が大枚二十萬圓(五十嵐佐市・北海道)
代議士も女がよかろう
各紡績會社も鐘紡に追隨せん
六本木署員の暴狀を訴える(東京)
たつた二反歩で・紺綬褒章傳達式(岩手)
「婦選なくてなんの普選ぞ」
中、女學生と女給が驚くべし愛の共產生活(神奈川)
レヴュー「巨船時代」
歡楽の春をよそに悶へ拔く者の多きよ(警視廳)
日の出紡も減給を發表(滋賀)
宣統帝の弟君學習院高等科へ
由比七高長(質)
東電の改革・身命をも賭した鄕男(誠之助)
小學敎員の退職者一萬名を突破せん
恐るべき失業地獄(知識階級)
變つてきた農村女性の進路
深川木場の珍爭議(東京)
八千餘羽の七面鳥を飼育(熊本)
無情をうらんで大それた親殺し(愛知)
三菱銀行が上海から金塊輸入
新聞協會總會
東京市大疑獄豫審終結(魚市場)
東電副社長就任を松永氏が承諾す
株主へは三割五分の高配・勞働者は手當全廢(鐘紡)
無實に泣きつつ獄舍生活九ヶ月(東京)
夥しい全國の離農者
九水電燈料金値下
高溫水帶が鰊群來を遮斷
地下鐵街の賣子を目ざして募集廿名に千二百名
日活の新陣容(映畫)
鐘紡の罷業(社説)
若槻全權の條理ある融通主張はかくして葬り去られた
社會黨も大體承認し無產黨共同戰線成る
福岡の共產黨判決
鐘紡淀川工場の從業員愈よ總罷業を決行す
日比谷署の巡査妻に慘殺さる
瓦斯副社長正式決定岡本櫻氏
諸株軒なみに慘落
新百圓紙幤圖案のあやまりを御發見 久邇宮邦英王殿下が
勞働者も後藤伯を慕つて昨夕日比谷公會堂に盛んな市民追悼式
説敎强盗の告白(妻木松吉)
惱みを抱く大學聽講生さん達
不況の底にもがいて共倒れする銀座の商人(東京)
軍縮會議いよ〱終幕
山宣暗殺控訴公判(宣治)
鐘紡兵庫工場愈よ總罷業
帝展推薦に初の婦人(有馬さとえ)
鐘紡物がたり
東株取引所遂に立會を停止す
勅選決定三名補充發表(有馬忠一外)
合財袋(鐘紡問題)
高利貸の話
懐中藥は忠君愛國(小泉遞相薩摩入り)
立派な人妻までも(賣春・東京)
農民氣勢を揚ぐ(秋田)
暴行せる女中を監禁(埼玉)
鐘紡減給に鑑み組合法制定せよ
市電爭議憂慮さる(東京)
何を拵へあげたか・軍縮會議の成果
未曾有・九州全部の大ゼネスト計畫
無產共同鬪爭の具體的方法決定
京電が放つた毒ガス市議の間へ十六萬圓(東京・京成)
大阪機械工作所で突如三百名を解雇
板船權の補償案に魚河岸から十數萬圓(東京)
米國記者團の一行や早川雪洲等來る
條件附で内地古米を朝鮮に拂下げる
高松宮兩殿下御送別の午餐會
黑住敎祖降誕百五十年祭(岡山)
鹿兒島公益質屋の現狀
板橋の殺人鬼村(東京)
月の世界へ旅行が出來ます
歸らぬ百萬長者(靑森)
小橋・小川兩氏以下悉く有罪の決定(鐵道疑獄)
雨龍小作爭議に强硬な小作側(北海道)
左傾學生卒業後の行動を嚴重監視
父危篤・母危篤の電報が頻りに舞込む(鐘紡爭議)
末路寂し恭親王が街頭へ(大連)
緊縮の親玉ライオン首相が(自動車購入)
秋田縣下の大火
市民の費した遊興娯樂費調べ
ウオーカー氏藏相訪問電力統制懇談(米實業家)
新興藝術派倶樂部設立
人生の旅は淋し(四國)
軍縮會議に活躍せる人々・松平・佐藤・齋藤の三氏
主力艦比叡を筆頭に廢棄される軍艦(軍縮)
全國農民組合・大擧して鐘紡爭議應援
前科者に救ひの手(一)
日本鋼管の懸案更生策成る
目に見えぬ飛行機の方向が探知される
私書凾を破る(京都局)
五人の子供に食せがまれ哀れ勞働者の妻發狂(東京)
日本最初の病・レントゲン癌
河村讓三郞氏(法學博士)
小作爭議の種々相(山形)
シネ・ニウス
女工の態度強硬で會社案を刎ねつく
鐘紡爭議の資金はどこから
大臣が初めての長距離飛行(小泉遞相)
晝は捕物小説を耽讀夜は泥棒稼ぎ(鹿兒島)
ヤット決つた府下中學生の服裝(大阪)
前田寛治氏逝く(畫家)
亡び行く人力車(九州)
挑む不良少女團(大阪)
右翼農民組合合同成立す
惡德新聞に警視廳の手入(東京)
フランス新進の閨秀作家來る(イッツエル孃)
九大俸給経理の行詰り
歐洲大戰の勇士を訪ねて(英人)
近代建築に投ずる洋畫僞作團出沒
水銀燈(小川平吉)
熱海館の老番頭・十數萬圓を横領
百貨店競爭に現はれた新戰術(東京)
モガ姿も又悲しき春なれば(東京)
天與の美貌と嘘で欺しとつた十三萬圓(東京)
隱まつた婦人と逃走娼妓を縛上ぐ
河内主計總監(曉)
漁區問題で政府を鞭撻せん
拓務省が描く棉花の自給計畫
海軍界に春返る「ロシア」からの傭船申込みに
新樞密顧問官 福田大將(雅太郞)
朝野兩黨の陣容
豐橋聯隊を相手に告訴する(水平社)
日本趣味を滿喫の雜誌代表(アメリカ)
イケぞんざいな菊五郞校長の試問(六代目)
書生さん相手早大正門前へ勇敢に乘出した榮養食堂(東京)
四萬八千圓强奪事件に怪奇なる「からくり」(東京)
陪審員が情けの贈物(東京)
恐しい噂の板橋にまた貰ひ子の怪死(東京)
洞穴の中に、孔雀と乞食が同棲(鹿兒島)
紋別町に大火あり(北海道)
秋田市の大火
岩手縣下大山火事
三井物產の會社員へ給與減額の警告出づ
河上前代議士が爭議指揮者となる(鐘紡)
合理化反對スローガン・メーデーの屆出(東京)
庄川の流木問題(富山)
鮮人女工雇入れの機運が起つて來た(福岡)
市電協同會の八百けふ平常通り就業(東京)
潛水艦長浪に浚はれ(臺灣海峡)
慘殺された男から突然一年目に音信(茨城)
米國代表的の美人を載せ(横濱)
岡田畫伯夫妻歐洲へゆうべ華やかに出發(三郞助)
お醫者さんの居ない村(山形)
訓導二人が女中相手に心中(福岡)
新綠の洛外カメラのある風景・各スタヂオのスナップショット(京都)
山梨縣下の大火
高松宮樣晴れの御鹿島立ち
宮中の天覽相撲に(吉田司家)
兩院の分野
整然たる總罷業(東京市電)
河上、阪本兩氏を迎へ全員聲を放つて泣く(丈太郞・勝・鐘紡)
大山郁夫氏檢束せらる
俄か車掌の愛嬌振り(東京市電爭議)
井染綠郞中將
本田博士死去(幸介農學)
兩黨首の演説(社説)
絕對多数の誇を示し、正副議長とも獨占(民政黨)
警官總出動で萬一を警戒(東京・爭議)
山梨大將も有罪(半造)
農村不安は益々濃厚に(宮城)
電氣局・悲喜劇(東京)
若槻さんを泣かせた日本少年達の純情
ロンドン海軍條約成る
若槻全權の聲明
軍縮條約調印(社説)
正副議長の御裁可
神戸市全く罷業の巷と化す
慘たる生絲市場
稀れに見る地主の美學(宮城)
米國雜誌記者團日本ラインに遊ぶ
放送塔・日華萬歳の河合專務(良成)
第五十八回特別議會開院式
蜂須賀爭議に北大總長調停
續く不景氣に滯納者益々續出(名古屋)
殆んど全村の電燈料金差押へ(千葉)
國歌君が代全國上映決定す
下層民に重い戸數割(秋田)
樂しき遠友夜學校(北海道)
賣勲疑獄結審す(天岡直嘉)
滅切り殖えた小作爭議(山形)
世界第一を爭ふ英米の金融團
總同盟を中心に大右翼を結成
合同毛織事件から飛火・二つの重大事件突發す(鈴木商店外)
弟を殺した怪事暴露(東京)
珍しい尾長雞來る(高知)
庄川堰堤に假處分・大發電作業停る(富山)
東京市電の罷業無條件で解決す
鳩山君統帥權問題を提げ(一郞)
世は荒ぶこの不景氣を如何に(衆議院)
銀行預金は激減
近江商人(談義)
漁夫卅名行方不明(福島)
次々に暴露する弟殺しの怖しい罪(東京)
鈴木商店を巡る事件(兵庫)
解決した雨龍爭議(北海道)
豫審決定した共產黨被告に絡まるエピソード
藤田謙一氏きのふ保釋(東京)
武信由太郞氏逝く(英文學)
文藝講演の講師中村武羅夫氏等來る(德島)
夥しい「陸の魚」の群れ(海員)
女房と其母親を斬る(德島)
惡周旋屋惡結婚媒介所に德島警視廳當局の大鐵槌(東京)
新議事堂の大理石工事
衣笠監督ドイツで一本作つて歸る
帝キネ特作品「何が彼女をそうさせたか」
重大化す統帥權問題(ロンドン條約)
メーデーの指揮者(望月源治)
男女工遂に總脱出(鐘紡・兵庫工場)
「小作人の慈父」故雉本博士の銅像(愛知)
西原柳雨翁逝く(川柳研究家)
婦人政治家の大示威運動(東京)
久邇宮邦英王殿下(臣籍降下)
日本共產黨再建の陰謀(東京)
第二次共產黨事件のエピソード
鎭海事件の責任者(櫻井司令官)
北九州五市の自由勞働者聯盟
さすがに移民王國(廣島)
神戸市電爭議解決す
合理化結婚(優生結婚)
同居人を身震ひさせた・富士郞が眞夜中の形相(殺人・北海道)
富士郞の父谷口氏(北海道)
貞女の身賣りに哀れな放火(東京)
めでたき天長節
政友會の議事妨害(社説)
戰旗・文戰講演會(雜誌)
本邦トーキーの現狀
兌換券發行高・四月末日本銀行帳尻
 
五月
議場混亂の責任(社説)
政友會員缺席裡に豫算總會を開く(國會)
『日支關稅協定内容を吉田次官が漏洩した』
明日のメーデーは空前の嚴重な警戒
メーデー歌を高唱し上野公園へ大行進
笠戸丸が鰯工船に化ける
天理敎祖の生家明渡し訴訟
鐘紡兵庫工場(爭議解決)
一九三〇年の日比谷座に失望させる低劣な彌次
運轉手の大痛手(大阪)
他人の土地で四十萬圓詐取(東京)
生溫るい鐵道省(割引廢止)
ダンスは下手な谷崎潤一郞氏
前田慧雲師逝去(文學博士)
島田淸次郞氏死す(小説家)
四十も年下の女と通じ(山口)
一日一題(東京銀座裏)
勞働大衆の示威行進(東京)
雨に勇む勞働示威(大阪)
けふ各地でメーデー(中京)
議場混亂に陷り亂鬪醜態を演ず
百パーセント(議會風景)
立正大學の盟休(東京)
呂宋丸全員救はる
新「海上百貨店」
勲章事件の内容(天岡直嘉)
堀切東京市長辭表提出
二億八千萬圓が煙りになつた(煙草)
地方鐵道の企業廢止續出
市電當局の罷業の總決算
失敗のもとは酒と女と金
皇后陛下親しく御掃立(養蠶)
陸相答辯書(事務官掌)
黨名は「社會黨」(合同革新黨)
「船臺空つぽ時代」が來る
大暴風雨の慘害(樺太)
「選擧干渉」怪文書の内容
一宮森家で披露される價二萬兩の煎茶器(愛知)
粕谷義三氏(元衆議員議長)
事務管理問題陸相の答辯から俄然重大化す
いづれの内閣も手を燒く軍部關係
少年强盗四名脱走(小田原刑務所)
上厚眞の山火(北海道)
故川原茂輔氏の家族が悲慘な死傷
ガンジー氏逮捕さる(印度)
兵庫・淀川兩工場爭議團員亂鬪(鐘紡)
末路淋しき殊勲の船「信濃丸」
三菱長崎造船所順番休業を斷行
鶴見祐輔氏十一時間の取調
皇太后陛下けふ御移轉(靑山御所)
英米金融團と鄕男直接に交渉(東電) 
逝ける原田二郞翁(鴻池總理事・大阪)
難工事の丹那隊道
樺太廳の發表(暴風被害)
横山博士の令息(又次郞息・殺人)
小鮎の空輸(愛知)
世界的の不景氣(社説)
松方氏のコレクション百三十點の賣立
大競爭の煙草元賣捌人
總同盟を襲擊す(鐘紡爭議・兵庫)
「高島易斷所總本部」(詐欺・東京)
產兒制限の相談所閉鎖を命ぜらる(大阪)
建築關係の失業者(東京)
新劇の暗黑時代來る
故原田翁の遺志で寄附(二郞)
第三國際極東支部の不穩文書を郵送(富山)
市稅滯納の親玉(東京)
岸和田紡績堺工場の爭議擴大
東商會頭に鄕男正式就任す(誠之助)
名古屋市汚水處分場
三菱經營の吉岡鑛山(解雇)
農村は都會よりも遙かに不健康地だ
女ばかり十六名(麻雀賭博・東京)
モダン母娘の近代的惱み(三宅やす子・艶子)
帝國議會とはこんなものです・讀者よとがめるな
東電改革問題漸く解決す
飛州木材會社いよ〱本訴を起す(庄川)
大阪琺瑯會社工場閉鎖を發表
バード探險隊に絡まる一挿話
新潟醫大の解剖學敎室燒く
日本巫女史(中山太郞著・秋山隆評)
名門丹羽博士邸に(悲劇・吉郞)
チャプリンの詩と哲學 尾崎士郞寺田鼎共著
福田博士逝く(法學・德三)
逝ける福田博士を惜しむ・多年の論敵河上博士(肇)
新外債手取り
鄕土史料の保護を(大阪)
チブス菌培養基の發明者(遠藤滋)
憲兵隊創立五十周年祝典(愛知)
赤い國から交換の陸軍將校
軍部に硬軟兩派の對立
自由勞働者三百餘名・首相官邸へ押かく
公債借換條件は正に國辱である(四分利外貸)
空前の工場恐慌時代
大阪府下の失業者
半圓タクシー(大阪)
日銀の減配を望む
中小商工業者の窮狀
物價は逐年下落(東京)
下村觀山畫伯遂に逝去す
補償絲の檢査益々嚴重
富士製紙會社が二工場を閉鎖
車掌らを袋叩き(大阪)
軍令部無視の無責任
失業にうごめく百萬人
特別議會けふ大團圓
小工場の閉鎖日に三十(東京)
疑獄連座の議員へ(參内遠慮)
宮田元警視總監は(不起訴)
壯丁檢査の際思想試驗も行ふ
田中花袋氏危篤に陷る・文壇自然派の泰斗に相應しく死期を悟り諦觀に入る
伯爵と環女史トーキーに(三浦)
東鄕靑兒畫伯の結婚
お辨當のない子供達もらつた握飯を半分は家へ(東京)
五十八議會終る(社説)
恒例の泥試合・衆議院内は混亂の肉彈
大醜態の特別議會
藏書六百萬圓・百萬圓でコロンビア大學に
トラホームの病原體に世界的新發見
『麥は地主に渡すな』(兵庫)
最初の調停委員會(勞働爭議・大阪)
片眼鏡(田山花袋のこと)
八十三歳の淺野翁が外遊(總一郞)
血族結婚が公然行はれ部落民の一割は白痴(岩手)
議會回顧(一) 朝野各派の作戰評
特別議會の閉院式
湯淺伸銅所・爭議調停委員會議
田中花袋氏遂に逝く(文人)
田中花袋先生逝く 加藤武雄
新しい十圓紙幤
富士山を隱すな!(電線)
三菱・朝鮮兩銀行が金塊を續々輸入す
熱病研究に石原博士南米へ(喜久太郞)
女給はカフヱーからどこへ歸るのか(兵庫)
商賣大繁昌の兩大關
議會回顧(二) 統帥權の問答
光榮の「農民の父」(山崎延吉)
學士院賞と大毎東日賞(足立文太郞外)
徹底的に失業救濟
長尾鐘紡社長宅へ闖入して亂暴狼藉
松澤病院爭議(東京)
花袋君のこと 柳田國男
返り咲くマキノ映畫
有馬氏愛妻記念の家が文化アパートの生みの親(武郞)
三浦權四郞翁(山形)
議會回顧(三) ピカ一とスター
東鄕元帥を訪問した首相(濱口)
政友會新役員
岸紡堺工場へ亂入(堺)
田畑賣買價格(全國)
島德藏氏がけさ保釋出所
信濃川水力發電所愈々工事に着手
玉の井の自然衰滅(娼婦街)
故花袋氏の盛大な告別式
花袋君の藝術 島崎藤村
少女三十名を凌辱の色摩(京都)
八十棟燒失す(靑森)
木村泰賢博士逝く(佛敎學)
總督・海相を慰撫す(齋藤・財部)
危なかつた日本銀行・英國の手から救つた松方正義
住友・三井の金輸拒絕さる
金解禁から損害三百萬圓に上る(德島)
禁酒の親玉長尾氏の代議士當選を煙たがる(半年)
校長の夜逃げやら・受難の私立學校(東京)
公債僞造犯人一味(門司)
京都府公會堂東館全燒す
劇界の資本主義化とプロ劇團(上)長谷川如是閑
御苦勞でした・財部全權晴れの入京
會議の成功不成功は後世史家の批評に待つ(ロンドン條約・財部全權)
知識失業者の登錄(東京)
劇界の資本主義化とプロ劇團(中)長谷川如是閑
新島の大火(東京)
光輝ある第一頁・湯淺伸銅の調停成る(大阪)
軍令部參謀草刈少佐(割腹)
新興宗敎天理敎見聞記
劇界の資本主義化とプロ劇團(下)長谷川如是閑
今度は海軍大尉が(情死)
詩人生田春月(自殺)
三井王國から東京市へ附加稅異議の申立
東洋美術總目錄(正木直彥)
府内の空家三萬(東京)
國產品時代へ
川喜多氏の計畫と松竹城戸氏の一奮發(映畫・長政・四郞)
「ざつろく」(文化雜報)
御茶室「秋泉」 皇太后陛下大宮御所に
驚くべき鐵道減收
勞働組合法原案は協議の結果反對に一致(財界)
若戸事件海事審判(若松)
藻琴國有林の大山火(北海道)
大阪市また叱られる(失業救濟)
木賃宿の恐怖時代(東京)
結納金廿萬圓の外に(北海道・久我侯爵・五十嵐佐市)
裝身具の流行もスピード時代
長崎紡織會社減給を斷行
民國の映畫界(川喜多長政)
「西鶴一代男」上演罷りならぬ(大阪)
極東競技大會開かる(東京)
御用邸内部の靑寫眞入鞄盗まる
京阪と新京阪の兩電鐵愈合併(兵庫)
前田大爭議の求刑(秋田)
大宅壯一氏統帥の綜合飜譯團發會式
赤い歌を高唱し帝大生騒ぐ(東京)
お晝のパンを與へよ(東京)
三河嶋千軒長屋へ二千圓の雨を降らす(東京)
加藤軍令部長ついに斷乎辭表を提出す(寛治)
稀代の殺人鬼大阪で捕縛
驚くべき腦病院の怪事(東京)
陸軍中佐未亡人數十名を墮胎(東京)
ペンの地理的サークル・元祿長屋と滉(雅川)
川西飛行機の職工(罷業)
廿萬圓結婚(上) 三宅やす子
ペンの地理的サークル・光太郞の前に巡る月日(高村・詩人)
海軍記念日の壯觀(東京)
皇國の興廃を賭けてけふ早くも二十五周年
永田氏市長に當選(秀次郞・東京)
勞働組合法阻止の血祭りに
大學出の秀才慘め
南葛一帶の博徒(東京)
飛島組へ渡す現金七萬圓を拐帶不明(東京)
靜岡御巡幸に聖上御出發
歸鄕する失業群の救濟に
警視廳は拔劍主義
七百名同盟休校(日大豫科)
王義之の十七帖 今關天彭
この頃の出版界・煽情物の流行
凶暴な殺人は大抵喜次郞の所業(大阪)
約二千町歩を燒く(北海道)
「片眼鏡」(文藝春秋社)
新皇統譜ほぼ完成
きのふの參議官會議
川西航空機爭議解決す
靜岡縣下の若人二萬七千名御親閱
王義之の十七帖 今關天彭
出版界のある傾向
「パリにおけるレーニン」
軍令部長の同意が兵力量決定に必要
大藏省の綱紀弛緩
東京市長就任の交渉に永田氏快く受諾を回答
星製藥昨深更突如(馘首・東京)
松本市水攻め(長野)
十二人に墮胎の手術(岡山)
兌換券發行高・五月末日本銀行帳尻
 
六月
郵商船兩社の・經營の前途悲觀さる
當期利益は半減(紡績)
極東大會全く終る(スポーツ)
煙草類似品の・大恐慌時代來る
ペンの地理的サークル・映畫で埋合せ(今東光)
貰兒七人の慘殺死體新宿驛の赤帽に預く(東京)
德島の牛が香川へ(貸與)
幌内の大火(北海道)
畑司令官(英太郞)
全國勞働組合同盟生る(大阪)
失業者の叫び(勞働者大會・東京)
關東軍司令官(菱刈隆)
アイヌ靑年自殺を圖る(東京)
『天聲人語』(世相雜感)
五十數萬人(不就學童)
選擧違反受理總數(衆議院)
庄川堰堤の大檢證愈よ始まる(富山)
滯納稅三十數萬圓の整理(岡山)
東鐵の冗員千餘名(鐵道省)
新しい銀座の地價(東京)
合理局店開き(商工省)
淺草傳法院の名園(開放・東京)
文學靑年の社會的意義 大宅壯一
財界人のおもかげ(一) 鄕誠之助
死に瀕する中華の出稼人
卅三胎兒を解剖(九大)
三萬五千圓盗まる(山口銀行)
加治時次郞氏逝く(平民病院長)
借家人に有利な裁定(大阪)
圓太郞乗務員の一部(バス罷業・東京)
紡績減配続々實現(東京)
財界人のおもかげ(二)(伊藤松之助西川淸次郞)
日に日につのる不景氣風
陸軍移動
女學生の醜行次第に暴露(極東オリンピック)
恩給亡縣の憂ひ(岡山)
庄川の大檢證終る
女子アパート開館(東京)
前田騒擾被告人(秋田)
松毛蟲の一齊驅除(朝鮮)
財界人のおもかげ(三)(深井日銀副總裁若尾系―根津系)
自殺する直前に出版を依頼した(生田春月)
古茶碗一つが二萬餘圓
紹介所で大暴れ(勞働者・大阪)
岡崎增太郞(岡山)
行幸御警衞の警官に重大な醜事實暴露す(濱松)
伊勢神宮の大麻・曆謹製の工手が同盟休業
財界の不況は何處まで行くか
デパート戰國時代(東京)
鐘紡淀川工場爭議の幕閉づ
眞面目な戀なら結婚取持て(學校・山形)
二十六名瓦斯中毒(福岡)
神殺し、佛殺しの不況風(神社佛閣)
職業を持つ女 荻野千代子
現代口語文の缺點について(一)谷崎潤一郞
朝香宮紀久子女王(御歸嫁)
明治大帝御晩年の内外名士の記帳
ロンドン海軍會議の印象記(1)ロンドンにて 大西齊
本年度歳出豫算節約原案
深刻化する不況に財界の巨頭動く
不景氣に勝てぬ芝居王國
自動車王フォード氏事業界を引退
現代口語文の缺點について(二)谷崎潤一郞
熊狩の殿樣德川侯が(實業學校長に)
カフエーは西方より(東京)
文相を泣かした聾少女の身の上話
湯錢値下げの火の手(東京)
ロンドン海軍會議の印象記(2)ロンドンにて 大西齊
地方官異動
阪神の市内地下乘入れ、愈よ特許指令が出た(大阪)
私鐵が大疑獄の醜狀(政界)
一千町歩の植付できず(旱魃・富山)
どん底の細民生活(東京)
二年間の生活費收賄した看守收容(北海道)
學童の腹にまで響く(大阪)
マツチのレツテルに警察の眼ひかる
榮えゆく?女給・酌婦
呂昇逝く(女義太夫)
遊女屋丸山の「花月」さびしく競賣に(長崎)
殺された嬰兒實に七十三名(東京)
堰を挟んで對峙(旱魃・滋賀)
ロンドン海軍會議の印象記(3)ロンドンにて 大西齊
榮養不良の學童
出版物の取締を今後嚴重に
哀れな官界の雜魚
天洋丸遂に繫船
山梨海軍次官と末次軍令部次長辭職
折紙つきの時計(國產)
若返り法の大家ヴオロノフ博士來朝す
財閥の留保所得に新に加算稅賦課
初夏雜筆(一) 廣津和郞
燃えさかる操短反對の火の手(紡績爭議)
女人藝術に大あらし・時雨女史ら訴へらる(雜誌)
憂ふべき社會相(社説)
熊本城天守閣(再建)
從業員の優遇を市に迫る(大阪市)
品川芝浦間の埋立完成して(東京)
牛乳ステーシヨン(東京)
富山縣の大旱魃
婦人雜誌の内容・實專校長會議意見
愛慾と「階級」の悶え(片岡和雄男)
初夏雜筆(二)廣津和郞
「片眼鏡」(木村毅氏歸朝)
軍令部長更迪(海軍)
低利資金を貸付け(東京)
床次氏暗殺陰謀を述立つ(安部義也)
大谷大學敎授團遂に總辭職
大阪沖で海上カフエー?
大膳課の「主」といはれた老厨司長の思ひ出話(宮内省)
村有林をたねの大それた詐欺發覺(東京)
亡兄の遺產を拒むお爺さん(大阪)
今朝淺間山突如爆發(長野)
警官の見る前で爭議團員亂打さる(東京)
新しい女性敎育(東京)
初夏雜筆(三)(田山花袋の死・上)廣津和郞
文壇散景(上)川端康成
帝國海軍の精華集まり威風堂々神戸港を壓す
資本家側の陳情を内相から逆襲す(勞組法案)
大阪の失業對策懇談會
學士さんの就職難
女性の高文試驗
初夏雜筆(四)(田山花袋の死・下)廣津和郞
文壇散景(中)川端康成
伊勢の神苑を擴張(伊勢神宮)
初登廳の谷口新部長(軍令部)
滿鐵空前の大嵐(異動)
日本製紡織機インドに進出
魚に食はれた春月氏の死體(生田春月)
浮浪レプラ患者を(取締)
文壇散景(下)川端康成
マキノ更生・資本二百萬圓(映畫)
戀愛の出納帳(一)戸田貞三
ペンの地理的サークル(幸田露伴・阿部知二)
大冶在留邦人軍艦鳥羽に避難
英國から初注文に夢かと喜ぶ丹羽博士(無線電送寫眞機)
滿鐵の退職金(南滿鐵道)
子なればこそ虐待されても
戀愛の出納帳(二)戸田貞三
本年茂木枇杷出荷は(長崎)
德川厚氏(喜翰氏嚴父)
ペンの地理的サークル・バツカスを護る(眞山靑果)
小學校敎員の全國的苦境(經濟的)
鹽田整理發表さる
石卷のチブス患者(宮城)
阿部中將擧用の法制手續決す 
一九三〇年「エロ時代」
戀愛の出納帳(三) 戸田貞三
紡績の一割操短實施
又も警官隊と大亂鬪(日大生)
支那軍隊に襲はる(日本學生)
左傾運動の研究(高校長)
片岡鐵兵收容さる
貧困のための產兒制限は許さぬ
ペンの地理的サークル(土師淸二)
戀愛の出納帳(四) 戸田貞三
日大騒動漸く解決
震災横死者の萬年供養
暴露した日大の醜内幕
京阪電鐵が新京阪合併
若槻全權の歸朝(社説)
新聞に食つぶされる世界の森林
若槻全權入京・首相と感激の握手
ロンドン漫談・若槻さんの土產ばなし
縣の直營土木事業(愛知)
「勞働組合法は產業界の普選だ」松永東邦氏曰く(安左衞門)
銀大暴落の悲喜劇
昨夜東海丸座礁す
若槻全權の報告(ロンドン會議)
兵力量決定の覺書(ロンドン會議)
英學の神田家榮爵を喪ふ
京都の女子大學立潰れ
大阪の大賭場検擧
石原純博士をめぐる葛藤
圖書館新風景(東京)
女性尖端人批判(大宅壯一)
木炭ガス自動車
若槻、財部兩全權けふ參内して復命(ロンドン會議)
モーニングでも參内差支へなし
バード少將南極より歸る
配屬將校(投書)
田山花袋氏の追悼會(東京)
山口銀行の三萬五千圓事件
悲慘な缺食兒童・奇特な敎師(大阪)
エロ第一主義の出版界の傾向
シヨウ翁が女人へ毒筆の贈物
水銀燈 井上藏相を責める
デイステンパーが必ず治る注射液
法の道に入る「妻吉」(大阪)
諸株軒並みに慘落し呪はれる緊縮政策
金融資本の發展(三井・三菱)
大阪府會から政府へ失業救濟の意見書
空前の大整理(東京鐵道局)
新らしい村のその後(武者小路實篤)
新聞の發行者に停學處分(高校)
この會社を見よ(近江絹絲)
荒み行く世相に母子扶助法の制定を
賭博に憂身をやつす(外人講師)
借金王の腕の冴(石井定七・大阪)
暗澹たる帝都世相(東京)
敎官を縛り上げ(少年院・東京)
謝恩の新體詩祭(井上哲次郞)
松方家のお家騒動(巖)
爭議解決す(星製藥)
大減收に惱む郊外電車(東京)
超モダン藝者會社(横濱)
全國の失業者(社會局調査)
谷大紛擾解決す(大谷大學)
學會の歩み(民俗學會・宇野圓空外)
一家二十八人が賑かに南米へ(福岡)
二割減俸の大嵐(松竹)
製絲工の勞働時間・七月から十一時間
用水減と潮害(德島)
一燈園系の新宗團(一) (西田天香)
鄕・團兩男昨日首相を訪ひ組合法反對陳情(誠之助・琢磨)
船主、船員の縺れ(若松港)
罰金滯納百五十萬圓(東京)
農業小組合ます〱增加
淺野セメント川崎工場・突如二百七十名解雇
浦和高校生遂に盟休を宣言
石川理紀之助翁の遺德(秋田)
百萬圓の特許權(豐田佐吉)
牛乳屋さんの廢業日に五六軒に上る(東京)
辨當どろ棒頻發(愛知)
食ふ爲の入營志願(東京)
福島家の賣立(繁太郞)
一燈園系の新宗團(二)(西田天香)
慘憺たる生絲(崩落)
鐘紡社長長尾さん堪りかねて辭表(長尾良吉氏)
官吏の旅費宿泊料(削減)
故國に歸る支那人
浪速叢書完成祝賀會(本山彥一外)
雜誌「祖國」が投じた慶應への大波
百人乘り大旅客機(名古屋)
失業防止の大會(土木業者・東京)
山室軍平氏中將に昇進(救世軍)
參禪の良寛(一) 花田一重(岡山)
石川翁の遺德(二)(秋田)
女子大の便所から胎兒の死體現はる(日本女子大)
女坑夫は何を思ふ(坑夫生活・福岡)
一燈園系の新宗團(三) 西田天香氏
水銀燈 事業家の歐米漫遊
高松宮兩殿下ドーヴア御着
貨車のスピード化
苦境に喘ぐ花柳界(愛知)
父兄をなやます先生達への贈物(東京)
不景氣話の一席・久原さんは語る(房之助)
石川翁の遺德(三)(秋田)
露國通商代表部員・突如退去を命ぜらる
霞城の派遣隊無事歸る(山形)
造船事業の合理化難・川崎造船の起死が問題
「圓本」はもう下火・エロ本全盛
いゝ内閣の大番頭鈴木君と鳩山君の話(富士彌・一郞)
不況打開の對策を財界有力者に聽く
一燈園系の新宗團(四) 西田天香氏
木村毅氏歸朝歡迎會
表彰された感心な西條藝妓(德島)
參禪の良寛(二) 花田一重(岡山)
「母親年金」のこと 富田象吉
日本漁夫十一名露領で慘殺さる?
八幡製鐵所工場を一部閉鎖
高松宮殿下英國皇帝に御對面
鐘紡社長に津田信吾さん
三井、三菱出し拔かる(鋼材拂下)
南地藝妙のダンスは斷然禁止(大阪)
三木氏の妾宅に使して證據湮滅に看守の奔走(武吉)
石川翁の遺德・模範的共產村(六)(秋田)
參禪の良寛(三) 花田一重(岡山)
一燈園系の新宗團(五)(同朋園・大阪)
歐米人も驚く盛況・横山大觀氏は語る
黄金の大併行脈(北海道・臺灣)
劃時代的小説「眞理の春」出版(細田民樹)
乘客四十名生埋となる(山口)
百萬圓詐欺の裏に(大阪)
參禪の良寛(四) 花田一重(岡山)
社民黨員が妻子五人射殺(東京)
東西有力銀行家けさ日銀で懇談會
製絲家特約の養蠶組合(山形)
廢娼の聲を大きく(大阪)
託兒十五名を殺す(東京)
凄い麻雀賭博の大流行(東京)
兌換券発行高・六月末日本銀行帳尻
 
七月
露國領海問題
日本一の悲み(密造・秋田)
上半期の貿易槪算
大阪公娼廢止の新運動起る(林歌子外)
作付未濟水田(德島)
八代顧問官逝く(六郞)
圖書文化祭(東京)
地方長官更迭
水銀燈 (世界各國失業者)
自發的に減俸(長野縣農會)
三千餘大衆感謝の乾盃(若槻財部歡迎大會)
濟生會病院にすがる(福岡)
選定された純國產品
大阪の原田積善會で(東京市へ寄附)
宙に浮く車掌一千(國鐵)
俸給生活者金融(三井銀行)
ペンの地理的サークル・玄關から臺所(川端康成)
電話の大擴張案に早くも恐慌
新體詩壇回想(湯淺半月)
鐵道の減收千萬圓を突破
案内廣告に釣られて(1)
小學兒童の恐しい犯行(廣島)
「おらが大將」の家(田中義一・元首相)
若槻全權の演説
家憲物語 岩崎彌太郞(三菱)
けふの產業代表者招待會(首相)
春夏秋冬の内(濱口首相)
案内廣告に釣られて(2)
滯空旣に廿日間(シカゴ)
求婚廣告するには(要警察の許可)
勞働手帳不正行使暴露(東京)
米國の生絲消費高
福島縣小田炭坑(大出水)
大谷光瑞さんジヤワのの農園へ
恐るべき色摩現はる(大阪)
列車食堂に(女給採用)
種痘法の缺陷を一掃(矢追博士)
案内廣告に釣られて(3)
東京大阪間・七時間(汽車)
不況の嵐はどこに?(大阪)
「大政所」の生地(愛知)
最上川の激流氾濫
名古屋の靑物騒動再燃
故有栖川元帥宮(奬學資金)
家憲物語(荒木樂山・又右衞門)
煙草元賣捌人(上)(廢止)
愛染地獄の廣告文(小説)
木曾の大火
政治家連銀座へ(女給遊び)
煙草元賣捌人(下)(廢止)
時價數萬圓の祕佛發見(山形)
入院料、藥代値下げ(大阪)
浸水家屋一千七百(山形)
數十名の兒童萬引團(岡山)
家憲物語(辰馬吉左衞門)
葵圖書館より(東大へ寄贈・名古屋)
麻雀の話なんて呑氣過ぎる・放送局へ恐い電話
陸軍定期異動
家憲物語(鳩居堂)
七十餘名の警官隊・今戸爭議へ乘込む(秋田)
絲價暴落から鼎沸く信州
慘酷な不景氣世相(愛知)
社會科學の古本は動かぬ(福岡)
失業時代の圖書館に悲しき犯罪相つぐ(愛知)
堺市史完成
コナン・ドイル氏逝く(作家)
勇退の國寶機關車
ローマの日本美術展に使して 横山大觀
宿屋業者の値下(大阪)
甲府生絲操休
觀覽料を半額値下げ(劇映畫・大阪)
生業資金を貸付ける(内務省)
廢疾の夫に仕へ(秋田)
醫療の社會化(社説)
名門に春立ちかへる・若き公爵岩倉具榮氏
「金貸し」は果して商行爲か(訴訟)
豐田紡織突如全休す(名古屋)
外交官物語(吉田茂氏)
家憲物語(伊達興宗伯)
靑物暴落時代(名古屋)
大繫船時代
大船、江ノ島間(高速道路)
社外船の船債整理
水銀燈 (料理屋不況)
市内で二萬世帶は一本立ちが出來ぬ(東京)
文藝家協會起つ
愈よ盟休を決行(岩手醫專)
小川正孝博士
家憲物語(野田醬油)
國民生活を顧みよ(社説)
お中元の贈答品どころか(輸送)
失業を救ふための夜店(神戸)
饂飩蕎麥組合對策協議會(東京)
貧しい患者の診料に(大阪)
工場の閉鎖相次ぐ木場(東京)
靑田賣急ぎの農家(山形)
六十九工場が無期限休業(長野)
新しく「小宴會花」案出(大阪)
都市美を汚す看板(東京)
食ふに米麥なく草の根を掘る(德島)
北方政府樹立(支那)
看聞御記の刊行
日本郵船が繫船を賣る
四たび海軍首腦部會議
轢かれ損の新判例(自動車)
東大の平野・山田兩助敎授免官
金の流入一千九百萬圓
今や男の受難時代(妻君不貞)
「眞理の春」の解剖 大宅壯一
七十圓の前借が五百圓になる(弘前)
福岡縣下の社會實態
三高騒動の後始末(京都)
高根義人博士
政府米拂下
三重縣製絲も休業斷行
盆休みの紡績女工(名古屋)
六十工場一齊に休業(群馬)
氷・倍額の大値上げ(大阪)
昨日靑物爭議懇談會(愛知)
女給の生活(一) 大原社會問題研究所調査
案内廣告に釣られて(4)卽ち規則書販賣業
腸チブスが猛烈にはびこる(秋田)
三井へ二百五十萬圓請求(三井銀行)
轢殺事件は依然嚴罰主義で行ふ
ベルリン南京間の無線電送寫眞成功
淡々たる風格をしのばせて齋藤總督
アツパツパ時代出現(大阪)
僅か一分間で送信(パリへ)
白川流域農民の水爭ひ深刻(熊本)
連絡船の失業(關釜)
女給の生活(二) 大原社會問題研究所調査
恐ろしい赤痢と疫痢(全國)
愛知生絲同業組合(休止決議)
富士製紙池田工場(閉鎖・北海道)
舞臺裏の新人の群れ(東京劇場)
全學生を停學(岩手醫專)
實行豫算の節約
下出・矢田兩氏の奇特(民義・續・名古屋)
廿萬圓の山林詐欺(愛知)
縣の脱稅檢擧(德島)
相續稅五萬圓に惱まされる芥川氏の遺族(龍之介)
大颱風九州全土に猛威
小學校三年間休校(宮城)
不景氣對策郡民大會に(長野)
一億圓貯めよう(三重)
惱める旅客一千名(東海道線不通)
奥元帥逝く(保鞏)
稅金の月賦陳情(東京)
水銀燈 (生絲暴落)
九州被害の後報(暴風)
映畫見物を許さうか(中小學校)
「全國大衆黨」の下に無產三派合同成る
世界を蔽ふ不景氣
全九州の被害總額(颱風)
九州の風水害に口を閉ぢた放送局
富士の山頂を極はむ先づ驢馬と牛クン
お米又値上
お辨當を持たない兒(宮城)
一戸當り一坪時價(地價・岡山)
家憲物語(江戸花火元祖)
牛さん驢馬クン下山(富士登山)
川を挟んで石合戰(群馬・埼玉水爭ひ)
ビルデイングの大欠伸(東京)
否應無しの繫船卅隻突破
御救恤金御下賜
この窮狀を救へと農民代表の叫び(東京)
益々擴大する信州盟休事件(小學校)
理研酒の鈴木博士が今度は洋酒合成に成功(梅太郞)
農民に此借金苦(全國)
養母と妻子ら四人慘殺(神戸)
お禮申し上ます(動物登山競走)
ペンの地理的サークル・後向きの門標(吉屋信子)
朝鮮の水害
首相に奉答文の内見を差許さる
訪日イタリー機(ロンバルヂー氏)
圓本も今は蟲の息(書籍)
賣れぬ名港埋立地
浸水家屋約五千戸(名古屋)
芥川龍之介氏四周忌
舊土人に乞食はいない(道廳舊土人大會)
「酋長の娘」の作者判る(餘田弦彥)
八百年前の大阪の地圖
手術をうけに愛知醫大に(米國より一邦人)
谷口軍令部長が男をあげた話
映畫人の危い火遊び
世界女子オリムピツク大會・選手一行大阪を出發
東京モス龜戸工業罷業
文藝春秋社に不利な鑑定(口禍事件)
鐵道自殺が殖える
新宿の布袋屋主人自殺(東京)
失業者血液を賣る(京都醫大)
片眼鏡 〔文藝春秋〕
百年前飛行機を發明(愛知)
ペンの地理的サークル・旅は旅でも(林芙美子外)
矢つぎ早の値下げ促進(物價)
ネクタイ姿の粹な郵便屋さん
私の立場・犀星君に(上) 北原白秋
失業手當まで賣買(東京)
雜誌界は今エロ時代
放送協會の内憂外患(放漫經營)
私の立場・犀星君に(下) 北原白秋
癩菌の人工培養に成功(志賀潔)
お酒の稅金は大增收
今年の勞働爭議(統計)
どん底からの農民の叫び(減俸與論)
生繭の冷藏裝置を完成(三宅文次郞)
木村毅氏が發見した稀代の文獻「倭漢朗詠集」
失業貧民に惠んで下さい(東京)
藤田嗣治畫伯が巴里でユキ子夫人と離別した
流行性腦炎の正體(岡山醫大・謎)
藁から綿が出來るといふ事件(詐欺)
エロ物も廢れた(映畫)
觀光團の中毒騷ぎ(北海道)
空前の國庫窮乏
東京・大阪間の高速電車罷りならぬ
家憲物語(乾新兵衞氏)
奔逸せしめた熱血兒(名物男餘田弦彥君)
美洋丸と平順丸が(坐礁)
農家は靑田を賣る(秋田)
世界中でたつた十八人外ない人種(千嶋)
全身に角が八百本(支那)
天才强盜「説敎」の罪の跡(妻木松吉)
賣藥免許の新規出願山積(兵庫)
三井炭鑛遂に休山(福島)
退職慰勞金を踏倒す・資本家に手痛い判決(廣島)
野村王國の當主德七氏は愈々株式界隱退實現
うどん値下げ騷ぎ(神戸)
兌換券發行高・七月末日本銀行帳尻
 
八月
共產軍の魔手(支那)
北洋漁業船を武裝
「説敎」に敎はつた中島檢事宅の失敗
岡山醫大病院藥價引下げ
「やむを得ぬ自己救濟策」(稅金滯納問題) 大原研究所
神のやうな老聖者(佐藤紅緣)
續々監獄部屋へ!(北海道)
夜食の野菜きへ(海運不況)
「家を持つ」惱み
家憲物悟(澁澤榮一翁)
陸軍の大異動發表
警官の用語廢止
縣下の被救護者(愛知)
群馬縣下の利根川增水
長沙共匪暴戻止まず(支那)
ネオンサイン(文士離婚)
共產黨の正體
不況時代の資本家(臨時休業戰術)
『淺原を葬れ!』(健三)
明治の紀文大盡(故鹿島淸兵衞の事)
王外交部長から將來の保障を聲明
學童五百餘名盟休(長野)
豪雨中に椿事(岐阜・人家埋沒)
中央線の復舊(豪雨)
家屋賃貸額(德島)
京成電車爭議解決(東京)
不正乘客約五萬(鐵道省)
大學敎授の脅え(退職金の事)
百萬長者の父と娘(大阪)
日光華嚴瀧の珍聞(屍體浮漂)
第二十四驅逐隊に突如出動命令下る
わが漁船を亂射(露船)
東京の傳染病
水谷氏等一行を散々袋叩き(長三郞)
言葉の矛盾を笑はせる夢聲氏(德川)
日本林政史資料(鳥羽正雄)
黑板博士が來名(寶生院調査・名古屋)
反マルクス學者へ(奬勵金)
列車食堂の値下げ
櫻の室田老樹齋逝く
絹本春畫の大密造(大阪)
家憲物語、『瓢亭』高橋嘉一(京都)
樺太の山林疑獄結審(淺山正儀)
三菱長崎造船所、大整理斷行
無割振制度を採用(川崎造船)
眞劍な學生商賣(内職・大阪)
減食を申合す(不況對策・岐阜)
北大阪細民階級の實情調べ
四十の興行場が總休業(和歌山)
お叱り受けた放送協會
寶生院の古文書を國史大系に編入(名古屋)
豐臣秀吉の正葬の(古文書)
喜多社長に對し告訴(文藏・日綿)
「潛望鏡」(東京瓦斯)
役人が返さぬ三千册(文部省)
百貨店の進出も制限して欲しい(東京)
金澤醫大の患者百餘名の中毒
米が下り始めた
二頭で六十萬圓の名馬(農林省購入)
鑛山界空前の不況
縣會副議長も解雇(神奈川)
鍋釜まで質草になる(大阪)
暑い日中を寢て暮らす・今東光氏夫人
商品券發行費用
退學七千名(中・女學校)
優秀なアセテート人絹(木下善壽)
癩救護事業に御下賜(皇太后陛下)
痛い減俸申渡し(日活映畫)
「郵船は繫船商船は割込み」
簡易保險契約高二億圓の激增
砂利の中から慈光(東京)
修道院の子供調べ(廣島)
自動車サービス(百貨店・東京)
昭和五年田畑賣買價格(一)
生活難の出來心(萬引・東京)
漱石先生のこと 眞鍋嘉一郞
學士巡査が百餘人(學歷調査)
海軍條約を審査すべき委員長、委員指名さる
慘澹たる造船界の不況
昭和五年田畑賣買價格(二)
不景氣知らずのダンサー(大阪)
農家の悲鳴は當然だ(愛知)
住友王國新陣容
風速實に三十九米(大阪)
九州各地の大荒れ
「黄金魔の膺懲」(乾新兵衞)
本邦資本の支那移動目立つ
寫眞の思ひ出・硯友社同人の面影
不良少女も混つて(札幌)
自轉車一臺十八錢
六萬圓持ち逃げ小使(東京)
家憲物語(大丸・下村正太郞)
ペンの地理的サークル・糺察隊の失敗(戸川貞雄)
今の世に暴利の親玉(葬儀屋)
衣笠氏のみやげ話(映畫監督)
けふ牧野内府・園公と重要協議
「金の男」乾新兵衞老
猛獸悉く押流さる(山口)
廿二萬坪が泥の海(山口)
鹿兒島市内千五百戸浸水
六萬圓拐帶の小使(東京)
寫眞の思ひ出(靑鞜社)
東久邇旅團長宮殿下(稔彥)
不らちな巡査部長(東京)
農場を小作人に解放す(前田利爲侯)
破天荒な御木本翁の計畫(眞珠)
ペンの地理的サークル・地主の彥左(中村武羅夫)
借金王の復活 石井定七(大阪)
藝人の受難時代
花隈―福原―柳原の昨今(兵庫)
兩府飽まで讓らず遂に審議打切り
五名有罪と決定・藤田謙一氏等(合同毛織事件)
陳情時代の種々相(無料宿泊所)
突如乾氏釋放さる(新兵衞)
海外流浪の片山潛 永井柳太郞
算盤彈いてみせる直木三十五氏
愛兒の生膽を取る(神奈川)
勞働科學研究所(岡山)
文壇人の生活と納稅問題 久米正雄
德田秋聲氏後援會成る
エロ藥品の氾濫時代(兵庫)
わが國最初の農村圖書館(愛知)
三信鐵爭議惡化す(愛知)
菊池寛氏の暴行
大原農業研究所
潤一郞氏妻を離別して友人春夫氏に與ふ
事情を語る谷崎氏
夫人と佐藤君は同棲した事もある萩原朔太郞氏の話
生活苦に泣く人々(愛知)
「曲馬團の娘」に就いて竹田敏彥氏
樞密院の審査委員會
朝ごはん八錢(東京)
失業登録者五千餘人(大阪)
法の威信(乾新兵衞事件・社説)
御難つゞきの菊池寛氏
手當節減を斷行(電氣局)
財界の一異彩(大原孫三郞)
もはや質草皆無(愛知)
中途退學者七百人(福岡)
變な小唄を口吟む(映畫主題歌)
堅山畫伯の民謠踊り(南風)
數奇な育ちの長谷川伸氏(上)
昨年度の人口動態
南北大東島の慘狀(颱風)
十五銀行の減資
三井銀行獨り巨利を握る(弗買)
秘本が世の中へ(宮内省圖書寮本)
今曉、皮切つた電送寫眞
大衆作家の變り種長谷川伸氏(下)
喧嘩を賣る無賴漢(大阪)
解禁後の兌換總額
久留米御出發(秩父宮)
鐵道が開通のころ(明治五年)
腐敗の極の警察官憲花柳界を食ひものに(東京警視廳)
二ケ年越の犯罪(山形)
乾氏遂に起訴(新兵衞)
ハンナ・リデル女史(救癩事業)
この秋は絹もの天下
ダイナマイト心中(兵庫)
家憲物語(八代目山邑太左衞門氏)
乾氏再び收容(新兵衞)
木堂翁の生家(犬養家)
「物語」よりも事實の迫力を 衣笠貞之助
寫眞の思ひ出・硯友社に對抗して
妻妾六人・袁世凱の規則立つた生活坂西利八郞
第二回委員會開かる(樞府)
眼覺まされた文才(窪川いね子)
故野口英世博士發奮の動機
今春以來の救濟資金實績は一向擧らず(中小工業)
骨董詐欺漢捕はる(岡山)
白米値下げ
行方不明の探檢隊アンドレ氏等發見さる(諾威)
暴露作家と作家の暴露大宅壯一
新聞連載長篇の白井喬二氏
三信鐵爭議で檢束された人達(愛知)
上野に巢喰ふ失業者群(東京)
ペンの地理的サークル・酋長としての彼(大宅壯一外)
山科禮藏氏逝く(實業家)
志村源太郞氏(實業家)
宮内省の稀觀本複製(社説)
七百の町村長起つ(減稅減俸運動)
交通事故防止協會(兵庫)
モデル問題更に紛糾(廣津和郞作小説「女給」)
王ノ井の移轉默許に皮肉なるこの怪事實(賣春窟)
安くすると叱られる圓タク(東京)
人間葛藤に苦しむ、吉川英治氏
三信鐵爭議解決す(豐橋)
歐洲映畫界の素描(一) 衣笠貞之助
寫眞の思ひ出、樫の崎の土艦沈沒
何が彼等を沒落させたか(秋田)
カムチヤツカ魚場見聞記(一)
儲けすぎる火葬場(名古屋)
地方長官大更迭
全國最古參の農民組合(岡山)
警官の遊興費はいつも組合が拂ふ(東京・警視廳)
農村の借金四十億圓
暴風雨の夜懷中電燈で執筆(吉川英治氏)
歐洲映畫界の素描(二) 衣笠貞之助
カムチヤツカ漁場見聞記(二)
大きなお腹を撫でさせて(產婆學校)
來朝したヂムバリスト夫人(聲樂家)
カフヱーのエロ戰術(大阪)
漁夫十六名を虐殺(エトロフ丸)
暗黑面座談會(未成年敎化)
引越し貧乏と良二千石(異動)
カムチヤツカ漁場見聞記(三)
前淀橋署長の身邊(東京)
鐵道新線に着工(高山線外)
社會事業家から大不平小不平續出
郵船は繫船商船は非繫船
日本社會經濟史學會創立
五大生保の新契約獲得狀況
菊池氏と中央公論社の縺、圓滿に手打ちなる
大宅君の頭 菊池寛
文學に於ける都會人と田舍者(上)加藤武雄
山林五十町歩詐取(兵庫)
ヂムバリスト夫人東京見物
カムチヤツカ漁場見聞記(四)
「片眼鏡」(川端康成)
市の生業資金貸出し(東京)
岡山縣の嗜眠性腦炎
文學に於ける都會人と田舍者(下)加藤武雄
菊池寛氏に 大宅壯一
妹を女郞に賣つて(山形)
カムチヤツカ漁場見聞記(五)
庄川堰堤大檢證
日淸製粉、僞造株事件の檢擧
大世帶「滿鐵王國」に吹き荒む不景氣風
報知機代々木に安着
文藝作品とモデル問題 中村武羅夫
大阪綜合大學に反對論擡頭す(在阪有力者間に)
愛人の挿繪入りで宇野千代
酒も煙草もやめた村(愛知)
哀れな一家情に甦る(福岡)
ペンの地理的サークル(細田民樹)
兌換券發行高・八月末日本銀行帳尻
 
九月
鋭金噺 大佛次郞
鑛山勞働者の一日十時間制
不正事件遂に告發さる・丸山總監も渦中へ(玉ノ井事件)
オリンピツク競技 嘉納治五郞氏語る(始祖)
谷崎氏の短册(潤一郞)
廣小路で三人組(秋田)
大震災七周年の祭典(東京)
期末の大暴落
マルコニー氏(無線電信發明者) 橫山英太郞氏語る
獄中の夫を慟哭させた妻の手紙(奈良)
父と子が愛慾の鬪爭(愛知)
井上織子女史(熊本)
鄕里へ歸る失業者群(神奈川)
シヨウに聽く美聲・日高只一氏語る(バーナード)
電力値下げを東電拒絕(東京電燈)
母性愛破產時代か(岡崎)
警官と私娼街の問題(東京・社説)
軍令部長不用意の實證
當座貸越日歩突如二厘下げ
外國資本續々退去す
宮田署長遂に辭職(東京)
黑船の提督ペルリの孫がヒヨツコリ來朝
某外銀支店に「百萬弗」の預金
高峰博士の先見 鈴木梅太郞氏語る(讓吉)
驚くべき不良養成所(北海道)
政府と樞府の關係・統帥權で遂に行詰る
署内でゆすられた現職の警察署長(東京・警視廳)
白米値上げ
河野常吉氏逝く(道史家)
水上小學校・惠まれる水上生活者の子弟(東京)
宿泊料一齊値下げ(福岡)
情熱と感激に燃ゆる「靑年」馬場恒吾氏(新聞記者)
皇太后樣の輝く「乳母が家」(貞明皇后)
問題の乾新兵衞氏斷然高利貸を廢業
警官の醜行時代(東京)
宮田前署長等檢事に召喚さる
小寺謙吉氏をめぐる事件(神戸)
新湊の大火(富山)
悟りを求めて今東光氏佛門に
飛行士白色有功章贈らる
紡績六十會社中二十四社は損失
あり〱語る怠納稅(福岡)
稻の豐作見越に氣を腐らす農民(鳥取)
五十五圓迄が細民線(福岡)
大軌沿線の不良團(大阪)
ジヤズ期の反映(出版界)
堂々たる法學士が小學校の小使さん(久留米)
シヨウ翁のトーキー禮讃
闇の樞密院 丸山幹治
江木鐵相西公を訪問し政府の所信を披瀝
加藤大將の手記・祕密文書の正體(完治)
見本市大當り(大阪)
小學生卅名が革命歌で(山梨)
勞働靑年の原稿に埋まるゴーリキー昇曙夢氏語る
憲法の老番人 丸山幹治
破產に瀕する比叡山
「蔭の人」伊東巳代治伯のそのまた蔭の人・二上書記官長
果然、起訴さる宮田前淀橋署長(東京)
慈善病院長が恐しい墮胎魔(岡山)
猿の尻笑ひ 丸山幹治(伊藤巳代治)
爭議鎭壓の謝禮を受けた醜事發覺す
北方政府成る(支那)
惡思想退治の運動(大阪)
谷崎鮎子さん學校から突放さる(父潤一郞)
大變な畸形兒生る(山形)
女坑夫二百八十名解雇(三井鑛山)
東京は世界第三位(人口)
奉答文提出も首相强硬に斷る(ロンドン條約の件)
哀れ都落ちの群れ(失業者・兵庫)
「戰旗」に發賣禁止
十餘萬圓の大詐欺(土地詐欺・大阪)
全國俸給者組合
興銀總裁更迭(結城豐太郞)
流石は山本伯(權兵衞) 丸山幹治
白米値下げ
御法川翁逝く(蠶絲家)
縣下の不良兒二千餘名(兵庫)
現職警官が人妻と通じ(岡山)
群議に包まるゝ樞府・審査の態度を改めよ(社説)
裁判所に現はれた世相(兵庫)
三木淸の擡頭(哲學者)
少女六十餘名を買取つて虐使す(東京)
睪丸から胎兒生る(山口)
新橋驛で大追突(東京)
第三次拂下決定(米穀)
三木哲學の解消?(淸)
處女のキス!(大阪)
桃谷政次郞氏遂に逝く(順天館主)
農村を捨てた人々失職して歸る(鹿兒島)
いよ〱世は露店時代(東京)
タコマ市號出發す
淸瀨博士の家庭をめぐる噂(一郞代議士)
樞府の最後的要求を政府斷然はねつく
不穩な新聞を發行(九大)
北大圖書館に「河野常吉文庫」
タコマ市號引返す
國民保健上の革命(榮養學)
年俸千圓を辭退(福岡市助役)
家なき人々の群れ(愛知)
ペンの地理的サークル・背中合せの人生(米川正夫)
樞府の職能に省みよ(社説)
九大新聞不穩記事問題
詩聖タゴール翁に招かれて印度へ
家憲物語(伊勢桑名・諸戸家)
京都梁山泊時代(上)(南洲翁)
正式の認可なしに堂々隅田川へ大鐵橋(東京)
カ夫人が三十一年目に歸國
タコマ市號淋代に戻る
倫敦條約案を承認す・颱風一過の樞府委員會
政府の强硬方針に西園寺公も肩を持つ
樞府が敗るゝまで・哀れを止めた伊東伯の誤算
椎名龍德氏渡歐(社會敎育家)
滯納實に八割(德島)
傳染病患者が增加(岡山)
火災保險加入者を警視廳で調べる
京成電車大追突(東京)
航空乘務員に生命保險を契約
珍しい拂田の柵趾(秋田)
バ夫人から送られたワン公の極樂往生箱
人妻の膝に枕した(福岡)
京都梁山泊時代(下)(南洲翁)
畫めし喰へぬ子を敎材にして罵しる
樞府屈服の經緯(上)
學生の處分六百餘名(全國高校)
地方稅の滯納總額(關東)
百卅匹の野犬を飼ふ外人宣敎師(北海道)
地獄船エトロフ丸歸る
女敎員のなやみ(北海道)
樞府屈服の經緯(中)
白米値下げ
武藏野に月を友の句佛師(大谷)
ア氏の日誌は人間生活記録(北極探檢)
僅か十一歳で結婚したい(山口)
お妾さんが八百名(山形)
夕刊新小説豫告(燃ゆる星座・竹田敏彥)
樞府屈服の經緯(下)
奉天軍の先發隊愈よ北平に入る
野依秀一氏警視廳に留置さる
死線に蠢くもの(神戸)
沈默の前に 今東光
大學生の就職豫約戰
齊善家が突然稻田差押へ(宮城)
家憲物語(「鈴與王國」)(靜岡)
三百萬圓の大訴訟は日本電力の勝訴(對宇治川電力)
從業員管理で星製藥更生?
大審院で遂に無罪(運轉事故)
貞操料下落(東京)
恩給亡國の聲と恩給法改正運動
郵貯利下げの勅令
新聞定價値下
家憲物語(山形・本間家)
人妻との戀から東北帝大生自殺(宮城)
賑やかな犬猫專門の病院(福岡)
玉の井事件發展更に三名收容(東京)
娘を留置してくれ(山形)
上奏文の内容(ロンドン條約案)
ソヴイエトの穀類輸出
白米又々値下げ
庄川ダムの控訴も空し(富山)
巨匠ヂンバリスト氏
出版界に痛い判決(浦和)
芝居王國の勞働組合(松竹)
驛賣りの飮食物に不良品を續々發見(大阪)
三輪壽壯氏ら廿餘名を襲擊す(東京)
ロンドン條約樞府委員會可決
けふ秋雨肅々山梨大將法廷に立つ
珍らしい「焚書祭」一方に新しい古典展覽會
九大醫學部へ女醫の進出
ブルース夫人は矢張り日本に向ふ
お醫者さんの門に冷たい秋の風(東京)
「家賃を値下せよ」と暗示深き新判決(大阪)
前田侯新邸(東京)
皮肉な失業成金(大阪)
一二等乘客は三等客の脛嚙り
東洋モス爭議(東京)
浦賀ドツクが四百名整理
私の出家に就いて 今東光
蒲田撮影所の大英斷(松竹)
逍遙博士・全財產を國劇のために提供
三井三池きのふ再び馘首(鑛業)
アイヌの才女(一) 大道弘雄
紙幤拔取り世界行脚(ペルシヤ人)
兌換券發行高・九月末日本銀行帳尻
 
十月
大團圓の樞府本會議
第二回の大調査終る(國勢)
海上の國勢調査(神戸)
レントゲン寫眞の與味ある研究
蛸の人工孵化(兵庫)
帝キネの長瀨撮影所全燒
アイヌの才女(二) 大道弘雄
國勢調査エピソード(神戸)
けさ超特急東京發(燕號)
網走刑務所に蔓延したチフス
アイヌの才女(三) 大道弘雄
戀のセミヨノフ(露國革命家)
主人の妻をぬすんで歸國(秋田)
平和事業の完成へ(ロンドン條約)
小橋前文相らの疑獄公判開かる
マキノ撮影所同盟罷業
俸給二千圓を辭退(福岡市長)
財部海相辭表提出・新海相には安保大將
バ博士が近く歸國(アイヌ救世主)
堂島の大旋風延刻から立會中止(大阪)
五割引きで診療(福岡)
今度は三百年前の探檢隊
同志社の生立ち・新島襄氏のことゞも
疑獄の秋(政界腐敗)
追はれた鮮人の群れ(立退き・神戸)
加賀太夫逝く(新内)
「硯滴」(過剩米)
米の暴落騷ぎで二百萬圓一摑み(大阪・吉村)
R百一號爆發す(米飛行船)
日銀突如利下げ
帝展搬入を拒絕さる(京都畫家)
節齋俠艶錄(森田)
網にかゝつた魔窟入り學生(東京)
天理圖書館竣工
シユミツト博士(若返り博士)
政府米輸出の損失
四、一六事件控訴統一公判
小説の技術について 片岡鐵兵
刀劍三昧 今東光
英國勞働組合大會を見る(上) 千葉雄次郞
借金實に五千萬圓(大阪府農會)
無條件で受付けゆうべ帝展緊急會員總會
金本位制は何處へ行くか 木村禧八郞
悲壯な德川義親侯・一切を公共の前に
時計王の服部氏三百萬圓投出す・金大郞
英國勞働組合大會を見る(下)千葉雄次郞
俄然海外ダンピング(米國)
兩陛下きのふ花蔭亭御披露
米穀對策の大要
敎員の給料受難(給料未拂)
百萬長者を訴ふ(大阪)
變つた結婚媒介所(靑木信光外)
圓太郞出世(乘合自動車・東京)
明治第二坑事業を休止(九州)
「青鉛筆」(頭腦の重さ)
住友王國……社員の減給
最近の法外な地價(東京)
凡百の調査會は一體何をして居るのか
オベリスク(パリの女店員)
樞密院制改正の要點(一) 法學博士佐々木惣一
郵便貯金增加率ドカ落ち
山陽・合同合併愈成立(銀行)
惱みの豐作(一) 農學博士 那須皓
傳家の美田を續々賣拂つて都會へ(兵庫)
春も淋しい就職難
我國勞働者の現況
市公設市場の物價値下げ(秋田)
喜多日綿社長取調べ始る(又藏)
名犬優萬公の死(東京・映畫出演)
遂に小學校を休校(北海道)
カフエー泣かせのエロ學生(東京)
佐藤氏の胸像を(美術館・慶太郞)
樞密院制改正の要點(二) 法學博士佐々木惣一
船舶業者の一脅威(貸借)
惱みの豐作(二) 農學博士 那須皓
藝妓稅を下げてくれ(大阪)
豐島判事逝く(直通)
樞密院改正の要點(三) 法學博士佐々木惣一
廣田駐露大使親任式(弘毅)
悲しい調査・あすはどうする?(東京)
惱みの豐作(三) 農學博士 那須皓
栗田勤(大日本史)
古本圓本全集の相場
新女人國 (八)夢を描く將來の女大臣
人力車値下げ(東京)
一俵五圓に賣る農家すら現はれた(新潟)
今世界各國圖書館はどれだけの藏書を持つか
帝展の洋畫榮えある特選(池部釣外)
惱みの豐作(四) 農學博士 那須皓
皇后宮御姙娠
内府秘書官長後任決定(木戸幸一)
日本畫と工藝の特選(兒玉希望外)
米の大量買上斷行
日本米の買入れ嚴禁(上海)
箒庵氏の大賣立(高橋義雄)
一家六名を燒き殺す(東京)
岩崎後彌氏(旭硝子社長)
本間俊平氏の熱辯(宗敎家)
惱みの豐作(五) 農學博士 那須皓
彫塑の特選(加藤顯淸外)
プロ文藝陣に名殘り・今東光氏の得度
文豪遺墨遺品展を觀る(歐外・漱石他)
入場券問題から早大學園の騷ぎ擴大
禪園に情痴の花 京洛の大德寺の渦卷き(江口章子)
闇の洋上に聖上御統裁
帝國美術院賞(中村研一外)
近づく恩給亡國時代
學生昨今・新興早稻田
勞農黨卽時解體
惱みの豐作(六)農學博士 那須皓
最高の榮譽院賞のご兩人(中村・六角)
紛擾を惹起した目白女子大
三千の盲人が結束して起つ(北海道)
米の安値に農家で四人心中(埼玉)
外米稅引上げは
米及び籾の關稅
惱みの豐作(七)農學博士 那須浩
果然盟休を斷行(目白女子大)
芥川龍之介を億ふ言葉 菊池寛
東京市内で四千戸浸水
酒上三大失敗(德川夢聲)
小作爭議惡化(秋田)
百萬長者の未亡人から藝妓へ(兵庫)
珍らしや六十年ぶりで飛んで來た美しい「朱鷺」
ペンの地理的サークル・球場の携帶ラジオ 白井喬二
『近代』に追はれる哀はれ貧しの母(神戸)
政府手緩しと帝國農會乘出す(米穀對策)
失業防止特別委員會
友愛結婚を説いて遂に敎壇を追はる(東京・津田英學塾)
ペンの地理的サークル(長谷川如是閑)
小橋前文部大臣の求刑
文豪遺墨展を觀る(一)
ベルリンにも富山式賣藥
そば一ばい三錢(東京)
大阪府下の失業者
遂に盟休決行(早稻田大學)
この農村の苛斂誅求を見よ
河上博士一派除名に決定(肇)
創刊號の收集・宮武外骨
新小説豫告「この煉獄」(戸川貞雄)
暗い政治の費用・機密費三割減の英斷
文豪遺墨遺品展(二)
大審院部長林博士を任命
不景氣の話(三土元藏相)
六十萬年前の頭蓋骨現はる(支那)
ペンの地理的サークル・早稻田騷動へ
學生昨今(一)(神田)
洋モス爭議突如暴動化
遊女になつても罪の夫を助けたい
文豪遺墨展の印象 島崎藤村
女子大解決(盟休・目白)
幼年工を監禁・酷使(大阪)
農村貧乏物語
天理敎の信者三千名が中毒(奈良)
學生昨今(二)(東京)
岩窟や空家に百五十名(山口)
特別大演習觀艦式
神戸沖大觀艦式の盛儀
文壇昨今 (一) 番頭を抱へた賣ツ子先生
蔣介石氏夫人來朝
蕃人叛亂を起す(臺灣)
小口社長夫人判通事件判決(今朝吉)
國際平和への一進歩(社説)
天機麗しく宮城に還幸
公費の御馳走に安達内相が一睨み
ロンドン條約批准書・めでたく寄託式終る
長崎の牛肉・全國で一番甘い
平和の聲を聽く(ロンドン條約)
惱みの豐作(十一)農學博士 那須皓
天晴れ秀才も刑務所の看守に(東大出)
文壇昨今 (二) 六段に分れた原稿の相場
「共働工場」の產ぶ聲(兵庫)
從業員團が管理(京都)
文壇昨今 (三) 中心も本流も失つた時勢
蕃人の騷擾事件續報(臺灣)
「チツプ五千圓」(大連)
庄川に異常の空氣
金本位制は何處へ行くか 木村禧八郞
臺灣霧社騷擾事件
豐田佐吉翁(自動織機)
敎育勅語煥發こゝに四十年
關西一の酪農場(志方農藝)
小作人八十餘名五割輕減の要求(山形)
白木屋の不良日用品(東京)
兌換券發行高・十月末日本銀行帳尻
 
十一月
十年日參の篤信家(明治神宮)
警察官も呆れ返る(人妻愛慾・山形)
八千人の失職女工は(山形)
全大字擧つて自轉車を廢止(岡山)
圓に四升時代到來す(白米)
お伽羅物語 今東光
アナウンサー時代
住友伸銅職工月收一割減に
稚内町の大火(北海道)
皇后陛下御内着帶式
文壇昨今(圓本の功德と稅金)
錢幤館主人の漫談(古錢物語)
大阪のエロ銀座を征服する
キツスを賣る女給(米紙日本評)
短命な日本人
秋思更に深し 川崎弘子
百貨店では白米を景品に
寒空にふるへる農民
死靈の告げ 五來素川
明治神宮祭終る
靑年團代表宮城前に集る
アドルフ・ヒツトラー
書店街風景(東京)
江連の假出所(力一郞)
中條百合子女史歸朝(作家)
秋田縣火事
押上つた女學生團(藝妓を買う話)
帝國發明協會へ御下賜金
母の會(東京入新井第三校)
前橋市の忠犬綺譚
レ翁遂に逝く(ルドワード・レデイ)
勅題「社頭雪」
株界活氣づく
東洋紡と合同紡突如合併を發表
大阪東京間を一時間半で飛ぶ
莊麗なる大原美術館(岡山)
説敎强盗の公判(妻木松吉)
菜食主義者は大體長命
坂部中將逝去(第三師團長・愛知)
求道物語(上)鈴蘭園と三上千代子
怪汽船はカナダ丸
第三師團長後任内定
日本女子大學再び(盟休)
四十名救助さる(靜嘉丸)
十月の卸賣物價(東京)
「文戰」またも大分裂(雜誌)
無慘にも六兒を絞殺(小樽)
セルリーの栽培に成功(兵庫)
九大生退學・某氏夫人と通じ
道玄坂の「人殺しの松」(東京)
猫のおばさん(パリ)
淺草昨今(飮食店の卷・東京)
逝ける秋山大將(好古)
求道物語(下)鈴蘭園と三上千代子
疑獄公判の連續で大當りの辯護士
郵船白山丸大損傷す(兵庫)
親不知の嶮で列車脱線墜落
界隈の商人が早大側へ警告(盟休)
銀座街通行禁止の第一夜
一家六名白裝束で覺悟の自殺(熊本)
年收廿五萬圓(池田成彬)
秘藏の文獻(萬葉展・金澤)
產兒制限の組合(山形)
澤木四方吉氏(慶大敎授)
稅金の代りに米俵を續々(高知)
五百萬圓儲けた話(住友)
育英事業に寄附(本多靜六)
西村庚子さん(三一)が晴れの「女醫博」
性慾の亂費は早逝老衰の因
劍と藝術 朝倉文夫)上)
淺野總一郞翁遂に逝く
わが交通界空前の不祥事(滋賀)
帝國議會召集詔書十二月二十四日召集
鈴木文治氏總同盟會長辭任
特厚硝子國產に成功(旭硝子)
冬せまる出來合の外套(神戸)
自殺者の激增(大阪)
自刃した花岡一郞(霧社事件)
東京海上保險に辰馬海上を合併
宗敎とマルクシズム(A) 今東光
淺草昨今(上方辯勢力・東京)
早寢早起の人(長壽者)
銀座の新露店街
小川前鐵相らの公判(平吉)
淺草昨今(浮浪者の巢・東京)
宗敎とマルクシズム(B) 今東光
血を買つて吳れと押かける人・人・人(京都)
陸軍大演習御統裁(岡山地方)
素晴しい賃銀分配(星製藥)
醫療費を値下げ(福岡醫師會)
女子齒科醫專・紛擾漸やく解決(東京)
血液型と個性
ホテル泣かせの(不良外人)
「がん」の本體は微生物らしい
滿腹した質ぐら(兵庫)
聖上陛下岡山に御着
早大盟休遂に解決
文藝の二途(上) 阿部知二
世界飛行界の元祖二宮翁の記念碑(朝鮮)
濱口總理大臣東京驛で要擊さる
陸軍大演習(岡山)
犯人は直ちに逮捕さる・長崎縣人佐郷屋留雄
呪ひの『金曜日』(濱口首相)
『男子の本懷だ』と手當受けつゝ詩を吟ず
文藝の二途(下) 阿部知二
十一月の創作(評)秋立つまで 嘉村磯多(新潮)
稅金三百萬圓の爭ひ(三井合名)
まさに恩給亡國
物々交換の看板(大阪)
質屋から十錢借る(淡路)
大原氏に敍勲(孫三郞)
家賃の半減運動(大阪)
首相臨時代理・幤原外相と決定
首相臨時代理とは
平癒を祈る手紙の山(濱口さんの病床へ)
吹き卷くる暴風(海運・造船)
合同紡の四千名一旦全員解雇(大阪)
三菱造船所大整理斷行
尻ふりダンス禁制(愛知)
片眼鏡(志賀直哉氏)
圖書館を活用した・生きた實話(東京)
結婚媒介の内幕
田健治郞男(樞密顧問官)
富谷氏重傷(鉎太郞)
濱口首相要擊犯人・十六日正式に起訴
犯人留雄とは(濱口首相暗殺)
市大疑獄事件の公判(東京)
松平康莊侯(貴族院議員)
全盛の大衆作家(吉川英治外)
女優や作家連も圖書館で調べ物
霧社事件の眞因考察 上(臺灣)
照國丸の船長・關根氏の名譽(善作)
一沙門の感想(一) 今東光
池田氏の勢力(成彬・金融界)
天賞堂破產(時計店・東京)
三百萬石記念會(米作・北海道)
霧社事件の眞因考察 下(臺灣)
諸大疑獄に現はれた、珍現象「法廷爭議」
鹽田博士(首相主治醫)
瓦斯一發のよろこび(首相)
一沙門の感想(二) 今東光
首相の屁一つ圓爲替を煽る(濱口雄幸)
二萬圓の脚(ダンサー)
藥の誇大廣告一切差止め
一沙門の感想(三) 今東光
米籾貯藏の融資
洋モス爭議解決(東京)
愛生園の開所式(岡山癩病院)
二百卅七名整理(旭硝子)
第八乾坤丸沈没(三重)
明道會の正體調べ(岸一太・東京)
湊川署の素人下宿しらべ(神戸)
七尺六寸の巨人(朝鮮人)
太平洋の主村井安固氏
一沙門の感想(完) 今東光
山梨前總督に對し(判決)
大僞造事件暴露す(福岡・紙幤)
心學二百年記念祭(東京)
煙突男の手柄(神奈川)
勤續五十年の鶴(東京)
歷史や數學を敎へる尼さんの學校(長野)
國法の威嚴を保て(社説)
日本電力の外債
八幡製鐵第二次大減產斷行
稿料所得稅に異議の申立(瀧川辛辰)
降りた煙突男を侵入罪で處分
米も擔いで女行商隊の進出
米を質草に(茨城)
東亞同文書院の全學生(停學)
お祝の大鯛に大喜びのブ夫人(空の女王)
谷崎夫人離別の裏に咲く(潤一郞)
打倒麻雀の叫(佐賀)
失業夜店名案倒れの憂き目
辰馬氏前夫人・黑田氏と懺悔の結婚
百鬼夜行の帝都
秩父宮殿下帝大を御見學
名古屋を動かす會社資本五億圓
なんと幸運な濱口さん
ブルース夫人、立川に安着
門外不出の萬葉集(石川)
猛烈なエロ征伐(警視廳)
寶塚の國民座(解散)
千八百回の地震(靜岡)
プロ作家の亂鬪(東京)
「文藝戰線」大異常(雜誌)
繪の旅から歸つた人々(平福百穩外)
原子變換説を發表
絕大の信用を博する串田氏の人格(萬藏が三菱銀行)
神田鐳藏氏等控訴で無罪
文壇の回顧(一) 中村武羅夫
女給手帳(東京)
ミケランゼロの繪(岡本太郞)
靑鉛筆(東京一圓旅館)
手辨當で就職運動(除隊兵・大阪)
伊豆地方大震災(靜岡)
官立醫大の募集人員を增加
伊豆の地震を豫言(靜岡)
雌鹿三十頭・それ以上出來ぬ(長崎)
河上丈太郞氏のために(運動應援)
長岡溫泉鄕は全滅(地震・伊豆)
餘震八六七回・中央氣象臺發表(靜岡)
駿豆の大震災地域に振ひ立つ復興氣分(靜岡)
御内帑金、一萬六千圓(伊豆地震)
三井・岩崎兩男爵から六萬圓(伊豆地震)
箱根離宮は全壊(神奈川)
震災の哀話佳話(靜岡)
十日前に豫知した氣象臺(伊豆地震)
衣笠氏の第一回作品(映畫・貞之助)
歸朝歡迎會(中條・湯淺兩氏)
女子齒科醫專(紛擾解決・東京)
居眠りと白米食
雜誌界近景 嶋中雄作
文壇の回顧(二) 中村武羅夫
一千名を整理(八幡製鐵)
伊豆震災の損害(靜岡)
極左派の騷擾事件(神奈川)
文壇の回顧(完) 中村武羅夫
京城の大火(朝鮮)
丹那トンネル(斷層調査)
北大總長(南鷹次郞)
富山縣下に大地すべり
映畫脚本使用料の改定
男女敎員は一切結婚は罷りならぬ(山口)
スタンド・メツセンジヤー(東京)
ペンの地理的サークル・朱筆の神經(北原白秋)
兌換券發行高・十一月末日本銀行帳尻
 
十二月
平凡な海軍異動
伊豆震災の被害額
女學校ばかり狙ふ變態男(大阪)
名人小さん大往生(落語家)
斷層か地塊か原因調査と二つの解釋
霧社事件の三原因(臺灣)
大衆黨大會遂に解散(東京)
文壇總決算(A) 千葉龜雄
宣傳第一の出版界
「理研パン」を創製(鈴木梅太郞)
篤志富豪の遺業(栗林八右衞門・秋田)
幽靈が出るといふ話(東大)
茶ばなし(濱口首相)
ガラ明きの大ビル(東京)
ブルース夫人匿名で四百五十圓(寄附)
授業科滯納生徒の名を敎室に貼出す
津山中學の萬引生徒(岡山)
張學良氏の永久監禁説(支那)
文壇總決算(B) 千葉龜雄
卅年ぶりの老戰友(久留島武彥)
赤痢やチブスの新療法發見(エール大學)
「資本論」が映畫化さる(坂本勝)
千廿萬圓認可(大阪地下鐵)
文壇總決算(C) 千葉龜雄
二千噸の大金庫六つ(日銀)
九大一千の學生授業料滯納
素人地震博士と志田博士(順・京都)
東洋文庫に寄贈された藤田博士藏書
ついに保險法改正
底知れぬこの慘狀!(生活苦・東京)
「文筆派出婦」(文藝春秋)
廿七年前の二階電車(大阪市)
齒の腐る地方病(福岡)
喜多日綿社長起訴猶豫(又藏・大阪)
豫審決定書(乾新兵衞高利貸・神戸)
京津電車奪取顚覆犯人
文壇總決算(D) 千葉龜雄
感冒の病源菌發見(メーリーランド州)
雅樂を世界へ(近衞直麿)
自廢娼妓は無罪(大阪)
本土唯一の天主敎修道院(岐阜)
山電社長塚田氏自殺す(山形)
ブルース夫人出發す(飛行家)
役場員達が俸給の二割を村へ寄附
お正月の醉警官(東京)
東京電氣のガラス工場罷業
一家手車で都入り(愛知)
大衆文壇展望 大佛次郞
東拓總裁(菅原通敬)
過去五年間の蛸配(日綿)
酒田本間家の美擧(川村寅之助氏談)
貝原益軒三百年祭
「村の廢止」を決議(宮城)
デルニエクリ(中村正常結婚通知)
永松船長は禁錮八月(顚覆事件・福岡)
文壇總決算(E) 千葉龜雄
外務省第二次異動
體力は順調に回復する(濱口首相)
宙に迷ふ郵便物(熊本)
大姐御の中條女史
九十七の花聟に七十の花嫁(英國)
ルンペン「夜の宿」(東京)
堺老・還曆のお祝ひ(利彥)
近ごろの裁判には無罪が多すぎる
怪奇な天津敎廳(茨城)
男女十一名檢擧(大阪電信局)
KS磁石鋼の研究で本多博士へ米國から金牌(光太郞)
安田保善社が(他代値下げ・東京)
五市場の戸を鎖し(市場口錢歩戾し問題)(愛知)
新嶋襄氏未亡人(佛門へ)
左褄とる身の寒さ(東京)
ダンスに大目玉(岐阜縣)
伊藤治助翁逝く(名古屋)
杉田日布上人(山梨)
マキノプロを株式組織に(映畫)
國勢調査の槪要
「戰旗」讀者網中心に空前の大檢擧
ドン底生活者の群(長崎)
逝いた治助翁(名古屋)〔上〕
只で五千圓の品を差上ます(東京)
東京を甘く見た罰(カフエー)
一流の料亭をルンペン宿に(東京)
一番讀まれた文學書
私立大學々長拜謁仰付けられる
幸運兒吉田君(茂・外務省)
友愛結婚の著者(論爭事件)
三池鑛業が稼働者(解雇・福岡)
劇作家が縣會議長(山崎紫紅・神奈川)
神主さまの内職(結婚式場)
逝いた治助翁(名古屋)〔下〕
裸かの年(A) 大宅壯一
首相要擊犯人の背後に
失業者の總數
發明家に御賜餐(島津源藏外)
日本大學へ强盗(東京)
陷沒による土地被害(福岡)
敎壇とカフエを掛け持つ(女敎諭・京都)
諸株一齊に大昻騰
帝國版圖の總人口
岩田松本兩人けふ收容さる(首相狙擊)
豐島師範の盟休事件(東京)
富山縣に減稅を陳情
宮田前署長以下五名みな有罪(東京)
休業靑物市場十三日から開業(愛知)
胚芽米主食論で島薗、佐伯兩博士決戰
思想善導の大評定(私大)
名古屋離宮下賜御沙汰書
兵庫工場で百五十名增員(鐘紡)
市の歳末救濟事業(東京)
裸かの年(B) 大宅壯一
月に學費四十圓(岡山醫大)
主犯宮口捕はる(京津電車)
女子大學出の女給さん(二)(主人と女主人)
九大精神病院(超滿員)
自己宛の約手は無効(大審院)
東京驛の裏に五百尺の大井戸
解雇された土工二千(北海道)
猿之助、市村座に籠る(東京)
「文學派」大團結
富山縣會を包圍(減稅運動)
驚くべき癌の全治率(九大)
禿頭に生え揃つた(岡山醫大)
一九三〇年の日本映畫(筈見恒夫)
農民八千餘名淸洲公會堂に集合(靑物爭議・愛知)
交通安全思想を普及(兵庫)
大審院長邸全燒(牧野菊之助)
百穗氏歡迎會(畫人平福)
脚氣病源説三巴
驚くべし負債四十億(農村)
マルクス勞働價値説攻防戰(櫛田・高田)
「片眼鏡」(文藝春秋社)
ルンペンの宿(1)(東京)
國寶百五十點
愛知縣廳に押寄す(農民大擧)
中央線の電化
ペンの地理的サークル(ヤクザ稼業)
外貨公社債低落
妻子三人を斬殺す(女學校長・茨城)
史上の驚異とされる安藤昌益の全貌
日大の殺人强盗(逮捕)
共同宣言(十五新聞社言論問題)
ルンペンの宿(2)(東京)
金の流出三億圓
聖書一册の値五十萬圓也
今や世界を洗ふ失業者の洪水
言論報道の自由を脅かす者(社説)
(霞ケ關秘話)石井子の功績(菊次郞)
公娼廢止案可決(長野)
產兒制限時代(馬島僴)
奈良の大佛は奴隷の血の結晶?
新橋の新喜樂經營遂に人手へ(東京)
ルンペンの宿(3)(東京)
師走の人間愛のひゞき(東京)
日本美術協會の事務員を慘殺
對外貿易は大萎縮
遣米答禮使のお目出度
仰ぐも畏し二重橋
陶器三十萬打の注文(北歐・愛知)
岩倉公邸に春來る(具榮)
妻子四名を絞殺(東京)
ルンペンの宿(4)(東京)
女子大學出の女給さん(六)(酒場と助手)
ペンの地理的サークル(惱ませ弟子)
勞農黨遂に大衆黨へ嫁入り
失業增加爭議惡化
全國の公娼
各地に廢娼の叫び
バリの日本學生會館
この年の瀨の荒波を
秋田縣下の小作爭議
文壇人の「日本キネマ」會社
マキノ遂に總罷業(映畫)
和歌山高商生廿數名が(暴行)
高橋兵庫警察署長(受難)
ペンの地理的サークル(ぶらつき病)
「説敎强盜」妻木に無期懲役の判決
十五社の共同宣言に内相陣情釋明す
愛大移管のいけにえ
演出家・高田保氏春秋座に奔る
マキノプロ撮影所を閉鎖
明大騷動遂に解決
歌劇時代の夢破れて(關谷敏子外)
鮮銀浦潮支店閉鎖を命ぜらる
市電爭議決裂す(東京)
東京側資本代表全部勞資會合出席拒絕(勞働立法)
日用主要品昨年より下落
發動機船捲込まる(北海道)
高雅な展望車(特急)
劇壇大動搖の蔭に 小林一三
「片眼鏡」(文壇話)
兩私鐵疑獄判決下る
政界お歷々の夫人(犬養外)
三等車の儲けぶり(鐵道省)
下半期から跣足となつた百貨店
エロ受難時代
呆れ返つたエロ研究(大阪)
橋田東聲氏逝く(歌人)
一九三〇年を送る挽歌の聲(福岡)
忘年會も忘れた年の瀨
京都東寺境内の食堂全燒す
ペンの地理的サークル(岡田禎子)
金五萬圓を御下賜
悲慘な米と生絲
珍らしや四十日目(濱口首相)
勞資懇談會縺れる
何の拒絕ぞ 三輪壽壯(勞組法案)
帝大敎授らが街頭へ(京都)
金魚=益々大持て(米國)
昭和五年の女流展望
能登馬が一躍蔣介石將軍觀兵式乘馬に
ペンの地理的サークル(齋藤茂吉・伊原靑々園)
一食一錢旭町に出來に陰德めし屋
米國雜誌主筆たちの日本印象記(上)
けふ帝國議會召集
利潤の鐵塔遂に搖ぐ(財界)
勞働組合法案の生みの苦しみ十一年
勅選六名補充(村山龍平・本山彥一外)
庄司家の爭議又燻り出す(秋田)
辯護士が虚無僧となつて
新年雜誌界はまさに附錄時代
ペンの地理的サークル(高田保)
一九三〇年の世界恐慌
紐育準備銀行が利下げを斷行
東海山陽線列車上下とも遲延大混雜
岸博士遂に收容さる・明道會を種に五萬數千圓詐取(一太)
春は機業地から
久留米絣本年度總勘定
蓄音器成金(北原白秋外)
大あくびのこの大金(勸銀)
米國雜誌主筆たちの日本印象記(下)
婦人の新若返り法
不況を知らぬ鹿島臺村の人々(愛知)
うら淋し犬の遠吠え(歳末風景・名古屋)
ペンの地理的サークル(梅原北明)
五十九議會開院式
一九三〇年の學界 佐々弘雄
國鐵空前の大減收
結核の新藥を發見(舟岡博士)
對講談社問題硬化す(文人・出版關係)
鬪ふ婦人雜誌(主婦之友外)
突如松竹入り(小林一三)
哀れ三兒も滅多斬り(東京)
橋田東聲君を憶ふ(歌人) 林久男
ペンの地理的サークル(島崎藤村)
產兒制限大會議(馬島僴)
事業會社の破綻續出
本年の外國貿易(植民地共)
小林一三氏・日本劇場を引受く
埼玉縣の公娼年内に影を絕つ
昨夜鐵道省より出火
映畫説明界の決算 德川夢聲
戸籍から消える「私生子」
世界印刷通史・三秀舍の記念出版
鐵道省の火災原因
昭和五年を送る(論説)
ノーベル賞を受けた世界學術會の權威四氏
本年の財界回顧
寠れ果てた海運界
橋田東聲君を憶ふ 林久男
街にルンペン二千人(東京)
昭和五年の女流展望
昭和五年の財界を送る(社説)
年賀狀の大洪水
御愛馬「吹雪」のお別れ
質屋で聞く「歳末狂想曲」
十五名行方明(北海道)
ジヨツフル元帥危篤(フランス)
ルンペンの忘年會(東京)
除夜の鐘希望を撞き出す
兌換券發行高・十二月末日本銀行帳尻