図書ショウワシ ナナツ ノ ナゾ080007158

昭和史七つの謎 [pt.1]

サブタイトル1~10
The new fifties
編著者名
保阪 正康 著
出版者
講談社
出版年月
2000年(平成12年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
222p
ISBN
406268327X
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H91/1
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

まえがき
 
第1話 日本の文化大革命は、なぜ起きたか?
五・一五事件の減刑嘆願運動
国際連盟脱退と日本人の思考
中国の<文化大革命>との類似性
東條英機の粗雑な論理
二・二六事件は日本の<文化大革命>
政治を動かす陸軍の宝刀
なぜ日本人は変調したか
 
第2話 真珠湾奇襲攻撃で、なぜ上陸作戦を行なわなかったか? 
ハワイ上陸作戦の可能性
山本五十六の判断
連合艦隊司令部のハワイ攻撃プログラム
反復攻撃の決意を鈍らせたもの
戦略なき戦争
対米戦争の勝利とは何か?
 
第3話 戦前・戦時下の日本のスパイ合戦は、どのような内容だったか?
ドイツ人スパイ、ゾルゲ
原爆投下後、広島入りしたスターリンのスパイ
KGB退職者の会の中心人物
KGBの本部内
日本にいたKGBスタッフに会う
解読された日本の暗号電報
 
第4話 <東日本社会主義人民共和国>は、誕生しえたか?
極東ソ連軍の日本領土への急侵入
スターリンの北海道侵攻命令
日本赤化計画
日本社会主義化構想三つめのシナリオ
大本営のソ連への接近
対ソ協力者づくりの教育
 
第5話 なぜ陸軍の軍人だけが、東京裁判で絞首刑になったか?
東京裁判ふたつの側面
占領政策の中心的課題
天皇を戦犯裁判にかけるべし
「御前会議」は否定された・・・・・・
日本国民への啓蒙教化が目的
天皇の責任=大本営の責任
二十八人のA級戦犯
なぜ陸軍に重く、海軍に軽くなったのか
東京裁判の前にあった「戦犯自主裁判案」
 
第6話 占領下で日本にはなぜ反GHQ地下運動はなかったか?
「マッカーサー暗殺計画発覚」
アメリカカ軍の無血進駐
天皇の意思で国民の動向は決まる
消えた"聖戦完遂派"
日本には「レジスタンス思想」がなかった
反GHQ運動を押さえたレッドパージ
「マッカーサー暗殺計画発覚」
「東亜の解放」に身を挺した人々
 
第7話 M資金とは何をさし、それはどのような戦後の闇を継いでいるか!
生き続けるM資金の亡霊
私物化される軍事物資
隠匿物資摘発計画
M資金を追及した雑誌『真相』
"M資金"が語り継がれる温床
のさばり続けるM資金詐欺師たち
 
あとがき