戦後にっぽん覚え書 1 1950-52(昭和25-27年)
1950 昭和25年
今年の衣食住
塗炭の苦しみ
経験の使い方
煙草と電車
文風と整頓
夫のために
夫の「原罪」
即席のお手軽料理
淫人の詞
台所の高さ
自然人天皇
言葉の魔術
「猿飛」とサルトル
キャラメル異変
罪と罰
めかけ殺し
未亡人
日本商品
中国の空腹
街頭の知性
入場税
平穏無事
忠臣蔵
魚河岸復活
「活動写真」時代
「暴力」の記録
チューインガム
「音」の平和
社会科の逆立ち
教育家文相
「閣下」の帰還
南原声明
緑風会
ポンプ
幻の魚
良識の園
出版界の混乱
行列禁止
民族の悲劇
金閣寺
声なき声
ナマスを吹く
列車妨害
身分相応
言葉の二重生活
白と黒の話
潜行二週間
雨がさ
五年の歴史
消える白衣
ヒューム裁判
自慢にならぬ話
悪習復古
裏返しの封筒
新版デカダンス
ゾリンゲン
博士の置き土産
「若気のいたり」
村八分
粉食辞退
法と文学の間
「ギョギョ」
小さくない話
都会のあぶく
独裁者の誤算
紙芝居
論理的な握手
追放を解かれた人
老酒のコク
文化勲章
死への近道
「文化の日」に
浴場のバイ菌
ぜいたくの復活
死亡率曲線
ボーナス景気
日本ワールド・シリーズ
例の白足袋
歌舞伎復興
日曜作家
ボーナス論議
一外人の言葉
デコボコ景気
1951 昭和26年
酒中日記
空想
二人の監督
富士山ケーブル
鵜飼
悲しい美談
足りない塩
貧農少年
しつけ
カントの沈黙
浮世の雪見
新版自由学校
純綿、純毛の亡霊
ヤクザ気質
望郷の悲歌
戦後文学の害悪
初めに長考
「時」の尺度
洋行はやり物
公衆電話
バターン号離陸
実際家と批評家
ヌルミの練習
洋装のすすめ
話せばわかる
333運動
「皇帝の着物」
くわえ煙草
相撲人気
軽装
勝負師の眼
学費せびり
「元追放」
ビル建築
年寄り扱い
夜間中学
海は揺りかご
戦後派
糸ヘン異変
海の家
忘れられぬもの
はやりすたり
固定観念
気を強くする
文庫本時代
教育の盲点
洗髪料
ヒロポン・エージ
サービス「感慨無量」
ゆらぐ背骨
謝らない
宰相と葉巻
移民
読書人の嘆き
中共と賠償
弾丸道路
手紙
読むスポーツ
サントニン
ホタル送電
職業野球と気品
鉄の手の叫び
行政整理の魔術
大人の行儀
交通地獄
社会的感覚
隣組
就職する子供たち
万里の樹城
国の呼び方
行列を乱すもの
貧乏人と麦
玉ころがし
汚吏の粛清
哲学的思弁
赤痢
抱かれる
人身売買
「文化の米」
酔いどれ二筋道
ヒマラヤの怪人
賠償
復古
1952 昭和27年1月~7月
日本のおふろ
世界の海へ
アヤコ貝の教訓
モスクワの雨
「スターリン」賞
教授の選び方
不純潔教育
出版界の自粛
二つの世間
識字運動
見本市
ジョージ六世
娘の絶縁状
東洋の孤児
危険な手品師
国際犯罪都市
近代化
霊薬
中流階級
皇居前広場
四月バカ
破れない靴下
旧軍人たち
自分の眼
運、不運
ものは使いよう
占領最後の日
独立の日
五・一騒乱
みじめな母親たち
君が代
破防法
花輪
背後にあるもの
電話帳
映画とフィルム
二枚の写真
ダイヤの行方
村の一少女
日本の玄関
石橋放言
レスリング
シネマ・コード
リズム