戦争を指導した七人の男たち
- サブタイトル
- 一九一八?四五年 並行する歴史
- 編著者名
- フェロー マルク 著/小野 潮 訳
- 出版者
- 新評論
- 出版年月
- 2015年(平成27年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 556p
- ISBN
- 9784794809711
- NDC(分類)
- 209
- 請求記号
- 209/F22
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 原タイトル:Ils ?taient sept hommes en guerre 1918-1945 原著(Robert Laffont,2007)の全訳 原注に引かれた書物の書誌:p481-498 資料:p499-500
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
謝辞
凡例
第一章 戦争への序曲(一九一八~三九年)
遺産
ヒトラーとドイツ――増幅される恨み
ヒトラーの反ユダヤ主義の起源/ナチズムの種子が播かれる/そして総統は勝利から勝利へと飛翔する
ムッソリーニ――成功と失望
ヒトラーとスターリンの協定――これはミュンヘンへの返答だろうか
フランス、戦争への恐怖とダラディエ/ムッソリーニのジレンマ/ヒトラーはミュンヘン会談に不満を抱く/スターリンの計算
たったひとり、チャーチルが・・・
序曲について再考する
第二章 本当の敵は誰なのか(一九三九~四一年)
ふたつの大戦の違い
ド・ゴール――愛国的分裂を越えて/チャーチル――決して絶望しない never say die/ヒトラー――イギリスは決まりどおりの戦争をしない/ルドルフ・ヘスの脱出――チャーチル、ヒトラー、スターリンは考えあぐむ/
スターリン――「ミュンヘン会談流」の振舞い
確信から試練へ
昭和天皇――姿が見えない天皇のふたにらみ戦略/蒋介石――共産主義者と戦うべきか、日本人と戦うべきか/ローズヴェルトにとって本当の敵は誰か。真珠湾以前も以後もそれはヒトラーである
問題の再評価
第三章 戦争下か、殲滅か(一九三九~四五年)
争いの特殊性
東方でおこなわれていたのは戦争か、それとも殲滅の始まりか/ヒトラーとロシアの戦い/スターリンの策動/スターリン、ユダヤ人、そして諸国民/ソヴィエト連邦――強制収容所送りか、あるいは死か/
ヒトラーとユダヤ人虐殺/皆殺しを前にして――ローズヴェルト、そしてその他の人々
大量破壊兵器
チャーチル――「あなたは『コヴェントリーする』と言ったか?」/ヒトラー――爆弾か、それともロケットか
第四章 同盟と不釣り合いな関係(一九四〇~四五年)
ムッソリーニとヒトラー――友情から依存へ
恥あるいは変節/裏切りと頭領の失脚
チャーチルとローズヴェルト――水先案内人と船長
チャーチルのド・ゴール観――魅力的だが苛立たしい人物/ローズヴェルトのド・ゴール観――あの男は危険だ
大同盟の諸会議
これらの会議をスターリンはどのように見たか/これらの会議をチャーチルはどのように見たか/これらの会議をローズヴェルトはどのように見たか/これらの会議を蒋介石はどのように見たか
辱めを被るド・ゴール将軍
決算はどのようなものか
第五章 勝負の結末
ヒトラー――勝利か、それとも黙示録か
病がローズヴェルトを連れ去る
ベニト・ムッソリーニの二重の死
頭領の精神的遺言/ムッソリーニの処刑
ヒトラー――「私はベルリンで死ぬ」
結婚式と遺言
ウィンストン・チャーチル――失脚
ド・ゴール――奇妙な勝利・・・
冷戦か、それとも日本との戦いか・・・
・・・日本との戦い
ポツダム会談――A爆弾が新しい時代を動かす
ふたつの爆弾の間の天皇
昭和天皇が口を開く
結語 どのような痕跡が残っているのか
訳者あとがき
原注に引かれた書物の書誌
資料
原注
作戦・会議・会談名等に関する索引
人名索引
本文挿入年表
・ドイツ 1918~33年
・ドイツの対外政策 1934~39年
・1939~41年
・ヨーロッパ東部における戦争
・1942~44年
・第2次大戦とイタリア 1940~43年
・連合国の首脳会談と、連合軍によってなされた作戦
・1944~43年
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