日本の前衛
- サブタイトル
- 1945-1999
- 編著者名
- 瀬木 慎一 著
- 出版者
- 生活の友社
- 出版年月
- 2000年(平成12年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 375,22p
- ISBN
- 4915919315
- NDC(分類)
- 702
- 請求記号
- 702/Se16
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 人名・用語索引:巻末
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 「星条旗」に見る日本の美術
執筆の意図
上村松園会見記
問題の日本画家展
朝日コンテストと美術院展
日展の発足
第一回日展
ウォーナー博士の来日
ジャクレー展と日本美術展
国内の動向
日本人の知らなかった戦争画展
新日本美術会と日本美術工芸株式会社
アーニー・パイル劇場開館
美術界での出来事
御物と日本美術展
フランス絵画展と資生堂再開
アーニー・パイルでの美術展示
戦災文化財報告
美術界の動き
北斎展
工芸界の動き
画家たちの活動
駐留軍施設での日本画展
帝銀事件と平沢貞通
再びジャクレー展
民芸
浮世絵
木版画
朝倉文夫一家
日本の画家たちの活動
正倉院展
院展と二科展
林尚月斎
広重紹介
さまよえる美術家
吉田遠志の油絵展
一九四九年秋の展覧会から
北斎特集
展覧会記事
日本人画家の活動
日米交換美術三十人展
現代美術十五人展
読売ベスト・スリー
ストリート・アーティスト
美術界の話題
日米間の美術交流
日本美術の進出
一九五二年美術界の話題
海外でのニュース
日本古美術展実現へ
魯山人の消息
第2章 戦争と戦後の美術
最後の前衛絵画展
戦争画の盛行
挿絵画家の大活躍
絵馬と戦局
藤田のケース
「暗い戦争画」
軍の美術観
戦争画に携わった作家たち
前衛作家の去就
戦後美術への断続
第3章 アヴァンギャルド運動の航跡1
一九三〇年代のアヴァンギャルド
三つの主要な系列
興隆と壊滅
戦後の状況
九室会の復活
美術文化協会の分裂
「自由美術」の分裂と「モダンアート」の自立
単一団体とその変化
第4章 美術と政治の相克
前衛運動の構図――「夜の会」周辺――
「世紀」発足時の全般的状況
前衛運動の構図――政治と美術――
第5章 アヴァンギャルド運動の航跡2
二つの前衛美術団体
岡本太郎と二科会
第6章 一九六〇年前後の美術界の構図
近代美術館の誕生
副館長の人選
美術評論家像の変化
人材の不足
美術評論家連盟の設立
美術出版社の大下正男
「美術批評」の創刊と反響
編集者たちの横顔
「芸術新潮」「アトリヱ」「三彩」
新聞への登場
「毎日」への寄稿
「朝日」への寄稿
一九五〇年代前半の美術記者会
各紙の記者たち
一九六〇年前後の主要な美術展
アンデパンダン展と「読売」の事業部
「世界・今日の美術展」と「朝日」の企画部
シャガール展の経験
「ピカソ・ゲルニカ展」
ピカソ展の経緯
「毎日の復活」
百貨店の役割
白木屋と東急百貨店
「デザインの松屋」
西武の猛急追
一九五〇年代の画廊
北荘の時代
タケミヤ画廊の役割
村松画廊の復活
展覧会の記録
人気の集中
改築と変化
矢崎老と山下登のその後
養清堂の二十年間
一九五四年の活動
一九五五年の活動
一九五六年の活動
一九五七年の活動
なびす画廊の活動
サトウ画廊の発足
その後の活動
新進作家展
画廊の時代
第7章 一九八〇年代への変貌――集団運動から個性の競合へ――
戦後初期の美術運動
デモクラート美術家協会の役割
版画の興隆
脱タブローの志向
個性競合の時代
デザイン領域における変化
職能に求められるもの
頂点と底辺
一億総デザイナー
アートへの接近
有用性と創造性
第8章 世紀終末への日本美術
経済発展と美術市場
インヴェストメント(投資)の時代へ
別々の現代美術
伸び悩む油彩画
見直される近現代絵画
課題と念願
あとがき
初出一覧
前衛美術団体相関図
戦後の前衛美術運動
巻末 人名・用語索引
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626