図書目録ユキグニ カイゾウロン資料番号:080007109

雪国改造論

サブタイトル
編著者名
諸里 正典 著
出版者
新世代政経懇話会
出版年月
1985年(昭和60年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
278p,図版 [4] p
ISBN
NDC(分類)
601
請求記号
601/Mo77
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
著者の肖像あり 諸里正典略歴・参考資料リスト:p273-278
昭和館デジタルアーカイブ
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

巻頭言
はじめに
 
第一章 わが国土の礎(いしずえ)と文化の特質
日本列島はいかに生まれたか
わが国土・自然の特性 水とみどりと雪と
人間の営みと自然とのふれあい 国土をつくってきたもの
国際経済・政治・文化の交流の場としての列島 その国際的役割
文化移入の玄関口としての雪国
人間活動の列島全土への新たな展開
 
第二章 日本列島改造の過去そしてゆくえ
国土開発の百年をふりかえる
全国総合開発計画
新全国総合開発計画
「日本列島改造論」の登場
国土開発計画関係者の指針としての哲学
工業分散の具体策
工業再配置を支える交通ネットワーク
第三次全国総合開発計画
二十一世紀にむけての国土形成 文化の創造の芽は雪国から
国土幹線交通の整備 列島の時間距離は一変した
とり残された雪国 雪国の定住圏はおしなべて人口減
雪国と非積雪地の格差は拡大する
国土をとりかこむ国際的環境の変化とその圧力
国土に内在する新たなひずみとその問題点
人口増を受けいれる国土の形成
均衡ある列島時間短縮のための交通体系整備
生活者にとっての地方都市の魅力創出 ライフスタイルの変化に適合した都市づくり
産業構造の変化への適切な対応に基礎をおく産業配置
農林漁業振興
地域文化の新たな創造活動の展開
国際に通用する人材の育成―質の高い労働力の供給と新しい地域文化創造のリーダー育成をめざして
社会資本の整備
 
第三章 わが雪国改造論 「日本列島改造論」を継承する
問題意識と基本的な考え方にかかわる十項目 新しい国土形成・文化創造の芽は雪国から
自然と人間との調和ある国土づくりを
天と地とからあたえられる資源は生きとし生けるもののために
公共的財としての国土資源
産業の地方分散策を継承する
雪国にこそ先端技術産業の立地を
日本海地域の一体化・日本海圏の確立
雪国は海外への玄関口
雪の克服・利用
民間参加の魅力ある都市づくりを
国土の保全・安定こそ国土改造の根幹
「日本列島改造論」を継承する 雪国改造と日本海圏確立をめざして
日本海側地域間の時間距離短縮
高速交通ネットワークの整備
日本海圏の拠点中枢都市の育成
拠点を中心とする都市群への先端技術産業の立地
流域ぐるみの国土資源管理と国土経営
日本海圏中枢都市構想 新潟市・長岡市をモデルとして
雪国に根ざした地場産業の再活性化を
山林を守る方途はある
シルクコンビナート構想
先端技術産業の雪国への浸透を
雪寒地域全体のための構想・戦略をもとう
先端技術産業とはその動向とは
先端産業発展構造の本質とは
東京圏と結ぶ雪寒地域の先端産業拠点を新潟県に
文化・レジャーの中枢拠点とそ雪国に
海外への軽薄短小製品の輸出は雪国から
雪の総合国際大学の立地を
魅力ある生活環境のシンボルとしての都市整備 防雪街区整備の実験的推進 怒りに身が震えるほどのまちづくりの現状
希望の灯をもとう
当面実現したいこと 融雪施設つきアーケードを中心として
克雪対策はハードとソフトの完全融合による流雪溝を中心として
除排雪は市民参加によって支えられる流雪溝で
雪対策行政のハード・ソフト
水源の確保こそ急務
あらゆる垣根をこえ超手続的な発想で対応を
雪国のいのちであり資産である水をいかに使うか
雪国の水は大都市圏の発展を支えてきた
東京圏の電車は新潟県の水が動かしている
雪国の水は雪国のために使うべきである
「関越総合水資源開発計画」を批判する
国土経営と孤立山村集落の自立促進
先端技術に支えられた道路除雪対策の一大飛躍を
生活の原点・融雪屋根を中心とする住まいのハード・ソフト開発を
海外から雪国にひとを招こう 外国企業の雪国立地促進とイベントの開催
利雪の推進 親雪観光レクリェーションの拡大と山村の自立とを
婦人・老人・児童本位の雪国づくりを
新日本列島改造は雪国の総参加で 住民参加・企業参加の推進
 
第四章 結び「雪国改造論」の実現を誓う
ふるさとに告ぐ・ふるさとこそわがいのち
わが闘いの道を歩む人生を全(まっと)うしたい
「雪国改造論」の実現を誓う
巻を閉じるにあたって
 
諸里正典略歴
参考資料リスト

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