図書ゲンダイシ ノ ナカ ノ サッカ タチ080007107

現代史のなかの作家たち

サブタイトル1~10
Yushindo sosho 人間疎外と文学
編著者名
三枝 康高 著
出版者
有信堂
出版年月
1966年(昭和41年)4月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
276p,図版{4] p
ISBN
NDC(分類)
910
請求記号
910/Sa14
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

Ⅰ      
現代人の生きかたと文学
近代文学における人間像
プロレタリア文学の成立
前衛芸術と新感覚派
昭和十年代と林房雄の転向
林房雄の転落と飛躍
『獄中記』前後の事情
『青年』と転向の問題
非常時のなかの芸術的抵抗
中野重治の詩人的風土
三好達治と中野重治
昭和十年代の川端康成
 

転形期における人間疎外
モダニズムと文学伝統
文芸復興期の作家と作品
「素材派」と「芸術派」
ロマン主義と日本への回帰
「日本浪曼派」の位相
保田与重郎への評価
太宰治の古典意識
伊東静雄と井上靖の詩心
伊東静雄における不安
井上靖の人と生涯
作家としての井上靖
 

太平洋戦争と戦後の文学
文学報国会と作家たち
米軍占領下の文学運動
現代文学における課題
『砂の女』についての試論
安部公房とその方法
「砂」についての解釈
仁木順平と女との交渉
西田哲学と文学との間
西田幾多郎とその短歌
芸術の発生をめぐって
芸術の歴史的形成作用
文学のジャンルと方法
 
あとがき